6月4日(月) セザンヌ展を見て来ました。
国立新美術館で6月11日まで行われているセザンヌ展に行ってきました。
セザンヌの作品はこれまでいろいろ見て来ましたが、これだけまとまって
みたのは初めてで、フランスの北と南、パリとプロバンスという2つの場所
を対比させる展示でとても興味がもてました。
パリと プロヴァンスの位置 エクスの町
セザンヌ セザンヌが描いた父の絵
生涯描いた サント・ヴィクトワール山
「あの2本の松は、君と僕じゃないのかい?」と、親友ゾラの回想。
首吊りの家(変な名前ですね) BS ジャパンより
お気に入りのモデルとなった自分の妻が、辛抱強く同じ姿勢を
とり続けるのを見て 「りんごのようにポーズをとる」 と称賛した
そうですが、2人は決して夫婦円満ではなかったらしい。
HPより
「私は1つのりんごでパリを驚かせたい」 とは
有名なセリフです。
セザンヌは「近代絵画の父」 と言われ、絵画は自然を模写する
ものではなく画家個人の「感覚」を実現させるもの…という
考え方のようでした。
ゴーギャンは、最後の下着を手放しても、セザンヌの絵は手放さない。
...と言い、
ピカソは、セザンヌは私のただ1人の先生でした。私のキュビズムは
セザンヌがあの山にいどんだからこそ描けたのです。
みんなの父のような存在なのです。・・・と、讃えています。
100%セザンヌ作品のセザンヌ展。ユニークな展覧会でした。
パリとイルドフランスには行ったことがあり、今秋 南フランスを
旅する計画を立てていますので、とても興味深かったです。
4月25日(水)高尾山のヤマサクラを見に行ってきました。
体調がまだ充分ではなかったのですが、花は待っててくれませんので
ヤマサクラを見に行ってきた時のスナップを遅ればせながら・・・
高尾山頂上は、戦前まで樹木がなくてカヤが生えていて、360度の
眺望があったそうです。
頂上直下の「やまびこ茶屋」のご主人です。
生まれも、育ちも この高尾山。 何とお名前が 「たかおさん」 (漢字は?)
気安い感じじゃなかったので、それ以上の突っ込みはできませんでした。
6月7日高尾山へセッコクを見に行ってきました。
セッコクはラン科の多年草で、杉、桜などに寄生して生えます。
高いところにあるので見つけるのが難しいのですが、毎年目ぼしい木を
チェックしています。今年は思ったよりよく咲いていて、うれしい限りでした。
頂上近くのトイレが新装オープン(1Fのみ)していました。
まるで山荘のように立派。木の香りがすがすがしい必ず寄ってほしいスポット。
タツナミソウ サイハイラン
冬から初夏が高尾山の一番美しい季節です。
この季節に、今年は頻繁に通えなくて残念でしたが、
高尾山は いつ行っても 大手を広げて歓迎してくれるので、
ありがたい存在です。