9月24日 山梨県・北杜市にある「尾白川渓谷」に行ってきました。
南アルプス・甲斐駒ヶ岳を源とする渓流で、渓谷道を散策できるのです。
尾白川は、日本名水百選に選ばれており、さまざまな滝や渕、豪快に流れる
渓流は、ものすごい迫力でした。
平成2年7月に皇太子殿下は、黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳へ登られた記念像
左が黒戸尾根への登山道。右が渓谷道
険しい滝の道(渓谷の右岸) 厳しい、スリリングな道でした
サントリー天然水・南アルプス白州工場
帰り道、サントリーの白州工場を見学できました。
ウイスキーや天然水のガイドツアーがありますが、時間的に天然水ガイドツアー
だけが残っていて、それに参加できました。
天然水はおよそ20年以上の歳月をかけて、美味しい天然水に生まれ変わる
のだそうです。製造工程には、人は1人もいないところでベルトにのった
ペットボトルが箱積めされて、流れていく様子が見られました。
南アルプスの自然が未来の財産であると認められ、2014年6月「ユネスコエコパーク」
に選ばれたそうです。
3000mを超える山々が連なって、その麓の田には稲穂が金色に輝いていました。
朝いちばんに行った「道の駅」には、安くて新鮮な野菜がどっさり並んでいましたし、
惜しげなくながれる水を汲みに来ている人がいて、この地方の豊かさを感じました。
私達も、車のトランクからボトルを持ってきて、白州の水を今日のお土産にしました。
9月12日 高尾山から相模湖に下りて、嵐山と言う山に登ってきました。
9月17日に、山の会の9月のプログラム、「高尾山から相模湖へ」のイベントがあり、
その下見を兼ねて、本当に久しぶりに高尾山へ行ってきました。
すすき梅雨が過ぎて、やっとやってきた秋の日
JR高尾駅から、バスで小仏まで来て、約1時間登ったところが小仏峠
バス停でも、この峠でも「迷子探し」のビラを配っている人がいました。
“八王子の施設の15歳の少年。電車のおもちゃを1つ持って、ケーブルに乗ったらしい”
のですが、もう8日も前の事らしい。しゃべれないハンディをもっているとか。
悲しい思いで、気持ちが沈んでしまいました。
相模湖が見えましたが、長雨のあとで土色の湖水
城山の山小屋で、なめこ汁を頂きました。(250円)
直径10センチほどある極彩食のキノコ。採集している人がいたので
聞いてみたら、「タマゴ茸」といって、食べられるそうです。
歩いたご褒美の今夜のご馳走・・・ですって。 毒キノコじゃないのです。
相模湖にかかる天狗橋
この先に嵐山と言う山に登りました。秋の紅葉が美しく、とくに湖に写る姿が
京都の嵐山に似ているとなずけられたようです。
JR相模湖駅まで30分以上歩いて、1人旅を終えました。
肝心のグループ山行は雨のため中止になりました。 あ~あ
7月30日、31日 栃木・福島県境にある尾瀬国立公園の東側に連なる
帝釈山(2060m 200名山)~ 田代山(1926m)へ行ってきました。
前日の30日は、足慣らしに「ミニ尾瀬公園」を散策しました。
花の盛りは過ぎた感じで、瑞々しい花には会えませんでしたが、
園内の写真美術館で白籏史朗さんの尾瀬の四季の写真展を見たり
カフェで休んだりして、民宿「コマドリ」へ。
ヤナギラン
ヤナギトラノオ 何の実?
モウセンゴケ ベンケイソウ
民宿・コマドリは、中年のご夫婦できりもりしている宿でした。
私達(14人+ドライバー)と5~6人の九州男がこの夜の客でしたが、
イワナの塩焼き、山菜の煮物、和え物、てんぷら(山椒魚、山菜、自家栽培の野菜)
などが、数多く並んで、 イワナのお刺身は、初めての味でした。
はっとうと言う、餅菓子がデザートでしたが、その昔、高貴な方が、あまりのおいしさに
村人が食べることを「ご法度」にしたというところからの呼び名だそうです。
31日 民宿(6:20)⇒バス40分⇒馬坂峠登山口(7:00)⇒帝釈山(8:30)⇒
弘法大師堂(10:10)⇒田代山・湿原周遊(昼食)⇒小田代(12:00)⇒
猿倉登山口(13:00)⇒温泉⇒新宿着(19:00)
帝釈山山頂 1時間強で2000m級の山頂に立てるところはなかなかないでしょう。
360度の眺望ですが、遠くの山はうすぼんやりでした
帝釈山地は、太平洋と日本海を分ける分水嶺です
カニコウモリ が一番の旬 弘法大師堂と田代山避難小屋(左)
田代湿原 キンコウカ、タテヤマリンドウ、モウセンゴケなどが咲いています
約30cm巾の木道1本なので、一方通行で、時計回りに歩きます
田代山は、台形状の山で、広大な頂上一帯が湿原(田代)になっています
30日、31日ともに雨の心配はありませんでした。
登り、下りの道はよく整備されていましたが、傾斜がきつくて難儀でした。
馬坂峠登り口付近では、6月頃オサバグサの群落で有名 なのですが、
咲き終わった後だったのが、残念でした。
私は久しぶりの登山で、帰って2~3日筋肉痛がありましたが、他の人たちは
そんな気配はなかったようで、皆さん健脚ですね~。 楽しかったです。
6月15日赤城山の長七郎山、地蔵岳に登りました。
1週間前に下見した赤城の山へ、Bグループの20人で行ってきました。
心配していた天気は、この日見事に晴れて心も軽く朝7時に新宿を
出発しました。すんなりと10時前にビジターセンターに着き、
ここから歩き始めました。
赤城山と言う山は、実際にはありません。主峰・黒檜山(1828M)など
いくつかの山の総称です。火山活動で形成された美しい地域です。
覚満渕(1360m)
小尾瀬と呼ばれる湿原です ここのレンゲツツジはバッチリでした
地蔵岳(1674m)頂上から大沼を見下ろす
頭のない七地蔵の代わりに笑顔が乗っかりました
覚満渕⇒長七郎山⇒地蔵岳⇒八丁峠⇒駐車場 と歩いて、三時にバスに
乗ったら雨。温泉に入っている間、突風、雹、大雨・・・の天変地変が起こって
どうなるやら?と思ったのに、一時間後には、晴れて、バスに乗れました。
結局、一度も雨具を使わなかったのがスゴイ!
群馬の南の方で、被害があったようでしたが、幸いにも私たちは嵐も
すり抜けて、無事に、皆さんに喜んでもらって赤城山行を終えられました。
バンザーイ!!
6月7日赤城山へツツジの咲き具合を見に行ってきました。
6月15日に、B山の会でツツジをみる山歩きを計画しています。
それに先立って、ツツジの咲き具合はどんなものか?
計画した全行程は参加する皆さんに適当か? 時間割も考えたくて、
日曜日に夫と娘に同行してもらい、出かけました。
白樺牧場⇒ビジターセンター⇒覚満渕⇒長七郎山⇒小沼⇒地蔵岳⇒白樺牧場
白樺牧場のレンゲツツジ 今年は満開の時期が1週間前だった
白樺牧場の北にある 見晴山のツツジ
地蔵岳を登る道から小沼を振り返る
地蔵岳の登山道のヤマツツジのトンネル
地蔵岳頂上(1674m)から、大沼が見えた
白樺牧場のレンゲツツジは、1週間前が一番の見ごろだったんでしょう。
今年は、5月が暑かったので、花が早すぎました。
せっかく15日に皆さんに喜んでもらおうと計画したのに、とってもガッカリ。
山のほうは、まだこれからのところもありますので、
それを鑑賞してもらいましょう。まだ緑が淡く、ハルゼミが盛んにないている
山歩きは、それなりに充分満足してもらえるハズ…だから。
5月18日高尾山を歩きました。
今回はJR高尾駅から小仏までバスで行き、そこから小仏峠をへて
城山まで登り、 そこから相模湖へ下りました。
旧甲州街道のおそらく一番険しい峠道だったところ。
2年半前に私は、雪のこの坂を下るとき、ロープにつかまっていたのに滑って
大尻餅を着きました。 結果、背骨の圧迫骨折で未だに背中に鈍い痛みをかこっています。
自分が悪いんだから、「この道 嫌い!」なんて言っていられません。
城山へ行くにはやはりこの道が一番近そうだから。
小仏峠 小仏バス停から1時間で着きました。
明治天皇もお通りなされて、ここで野点をなされたようです。
小仏の宿から小仏峠を越して西へ降りれば小原宿に着きます。(相模原市)
歴史をたどれる道でもあります。
城山(670m)
土、日に混雑したでしょう。月曜日のこの日はひっそりしたもの。
城山山頂は、東京都と神奈川県の県境で、東京側は「明治の森国定公園」、
神奈川県側は、「県立陣馬相模湖自然公園」で「東海自然歩道」も通っています。
歩道の土地周辺の樹木はすべて個人の所有する財産で、
無償で利用させて頂いているものだそうです。
イノシシに見えませんか? 城山から3体目のお地蔵さん
国道20号に下りて、千木良バス停(12:00)まで来たら、
これから相模湖へ回る元気がなくなって、40分バス待ちをして
相模湖駅へ向かいました。
相模湖周辺はこの次にしよう!
4月22日蛾ヶ岳(ひるがたけ 1279m)に登りました。
蛾ヶ岳は、山梨百名山の一つです。 20名参加
4月のB山の会の行事は、雨の前日と打って変って好天に恵まれました。
新宿からバスで2時間半、四尾連湖(しびれこ)に着き、ここから
準備を整えて、9:40から登り始めました。
カラマツ林の歩きやすい道 若葉がまだ淡い。
頂上から富士が見えました。 雲の中からちょっぴり顔が見えます。
頂上からは富士山、南アルプス連峰、八ヶ岳等の眺望が望め、
甲府盆地も一望できました。 ここで昼食。
下山は同じルートを戻り、四尾連湖でちょっと休憩。
ボート遊びもできるこの湖は桜の名所でもありますが、花びらの
舞う季節になっていました。
☆ 蛾ヶ岳(ひるがたけ)は、昔、武田信玄が甲府盆地から眺めて
この山の真上に太陽が来た時に昼の合図の太鼓を打たせた故事
から「昼ヶ岳」と呼ばれ、中国の蛾眉山ににていることから蛾の字を
使うようになったらしい…そうです。
☆ 「四尾連湖」は、地元に伝わる湖の神が、四つの尾を連ねた竜神
だった・・・んだそうです。
みたまの湯
40分ほどバスを走らせて、着いたのが日帰り温泉のみたまの湯。
桃果樹園に囲まれた丘の頂上にあり、眺望がすばらしい温泉でした。
ホームページから拝借した写真ですが、この日も全くこの通りの眺めでした。
「ほったらかし温泉」「湯めみの丘」を合わせて、甲府盆地三大パノラマ温泉だそうです。
源泉は、地下1500mから汲み上げるそうで、透明感のあるコーヒー色。
肌にやさしく、なめらかで、疲れがいっぺんに取れました。
夜景も素晴らしいそうです。
お天気も、山も、良かった。極めつけはなんてったって温泉でした。
幹事さん、イイ計画、見事な采配、申し分のないすばらしい山行でした。
4月18日小田急線の渋沢から頭高山(ずっこうやま)をへて渋沢丘陵を
歩きました。
丹沢の麓に住んでいる山友のTさんが、花の寺をへて、頭高山、渋沢丘陵
を歩く コースを推薦してくれました。
お天気が大丈夫そうなこの日、夫と娘が参加してくれました。
渋沢丘陵は、小田急線の渋沢駅と秦野駅を結ぶ線に沿って連なっています。
チューリップ寺として有名な「泉蔵寺」が目的の一つでしたが、ほとんどの
花は見ごろが過ぎていました。その代り、この周辺の千村地区は、八重桜の里
として有名で、至る所にみごとな花が見られました。
八重桜の向こうに表丹沢の雄大なパノラマが望めます
「八重桜の里 祭り」が開かれていました
千村地区一帯の農家が、植林を重ね、今では2500本ほどが栽培されている
そうで、丁度その摘み取り作業風景を見物出来ました。
八重桜は食用として塩漬けされます。駅の特産センターで買えました。
ルバーブです。この茎でジャムを造りますが、畑にある姿を見たのは初めて
やまなみと菜の花と八重桜 のどかな畑の風景が続きました
震生湖 (関東大震災の時に誕生した湖 周囲1キロ)
歩いてきた道路からぐ~っと下った所に震生湖がありました。釣り人がかなりいま
した。そこに、グレー地に黒の模様のねこが1匹、ミャ~ミャ~ないて寄ってきて、
まとわりついて、猫ぎらいの3人は恐怖で逃げ回りました。
どうしたもんだろう・・・と、思いあぐねていた所に、小学生の女の子とパパの二人組が
通って、「可愛い、可愛い」とこねくり回し始め、あげくに連れて帰ってくれました。
家には、すでに5匹の猫がいるそうで、あの子、こんないいお家にもらわれるなんて
最高のエンディングになりました。 あ~あ 胸をなでおろしました。
世の中には、心やさしい人がいるもんですね。
この日一番感激した事でした。
3月18日B山の会の3月二回目の行事。20名参加 バスで。
玉宮(たまみや)ざぜん草公園から小倉山(山梨県甲州市)を歩きました。
1週間前からの天気予報で、しつこく雨マークが取れなかったのに、
この日だけ急に、奇跡的に、晴れになりました。ホントウに信じていいの?
塩山近くにある群生地は、自生群落の南限と言われる公園です。
ザゼンソウは、サトイモ科(ザゼン草属)の多年草で、山中の湿地帯に自生します。
ザゼンソウの名の由来は、仏炎苞という覆いの中に小さい花が密集して咲く姿が
僧が座禅をしているように見えることからです。
幸福を呼ぶ縁起の良い花とも言われているようです。
雪解けの最初の花をこれほど沢山見られるとは! 感激でした。
落ち葉の積もった、かなり傾斜のある山道を登ると、小倉山の展望地に着きました。
三階建の展望台からは、南アルプスから富士山までがはっきり展望できました。
恵まれすぎたラッキーな登山日和でした。
帰路に、明治の鉄道遺産「大日影トンネル遊歩道」を見学。
「シャトー勝沼」へも寄ってワインの試飲を楽しみ、お土産も買えて
早めに新宿へ到着できました。
3月10日3月のB山の会の行事で北高尾のトレッキングに行きました。
JR高尾駅北口からバスで「霊園前」まで行き、30分歩いて八王子城跡に着きました。
八王子城は、小田原の北条氏照が築いた山城です。
豊臣秀吉の関東制圧の軍勢に攻められて落城。北条氏が滅亡した歴史があります。
御主殿の滝 落城時に北条方の婦女子らが自害して身を投じたという滝
御主殿跡 氏照の館などがあったところ
八王子神社 氏照が城の守護神とした「八王子権現」が祀られている神社
小下沢梅林の2分咲きの梅
参加者26名は、八王子城跡を散策した後、かなりきついアップダウンの続く
北高尾の尾根道を歩いて、富士見台で昼食。狐塚から小下沢に下り
2:10にみんなの広場へ無事に下りることが出来ました。
ここでは、リーダーさんのご厚意で、「頑張ったご褒美」と言って、ワインが配られ、
特に男性陣は、大喜びで乾杯していました。
この日は、全国的にお天気が悪くて、北国では暴風雨、大雪とか
東京でさえ風が強かったり、雨が降ったりしたそうだけど、
北高尾だけは トレッキング日和。 本当についていました。