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花歩る木

山と旅がすきです

「はけの道」散策 (東京都・小金井市)

2019-02-01 06:00:49 | 散策

 2019年1月29日小金井には、「はけ」と呼ばれる湧水の里があります。
           「はけ」は、古い多摩川が武蔵野台地をけずってできた高低差約15Mの崖の連なりで
      湧水が所々流れ出ている約2キロの散策に適当な1本道です。

      JR国分寺駅から約20分で「都立武蔵小金井公園」に着きます。
      広大な公園を横切って、はけの道への下り坂を下りました。

      
      

      崖の斜面を下ると、緑地が広がり、湧水スポットがちょこちょこあります
      
      
      「真姿の池」湧水群
      
      

      史跡の駅「おたカフェ」

      
      「おたかの道」にある「カフェ」ということで「おたカフェ」になったそうです。
      「史跡の駅」は「まちの駅」の一つで、トイレのある無料休憩所兼案内所としてNPOに
      委託しているそうです。市民ボランティアによる史跡ガイドの受け付けもお願いできる
      そうです。珈琲(500円)を頂きました。

      
      「国分寺跡」があったり、「資料館」があったり、「国分寺市立歴史公園」になっています
      
      「お鷹の道湧水園」の入口

      小金井市は、このあたりを映画のロケ地として誘致活動をしているようです。     


真鶴半島トレッキング

2019-01-21 13:46:02 | 散策

2019年1月17日グループで真鶴へトレッキングに行ってきました。

      何年か前に真鶴半島の御林遊歩道から三石海岸まで歩いたので
      今回は真鶴半島の上半分を歩く・・・という計画をリーダーが考えてくれました。

            真鶴は、「小松石」という銘石の産地で、平安から江戸時代に続く石碑や史跡が多く
      歴史のある、美しい街を巡りました。

      
      龍門寺への参道  石段は小松石                        ⇈
                     五層塔は一つの石で造られた江戸時代初期の作
      
      石碑も階段も「小松石」 当時の石材業、石材技術がうかがえる。

      
      
      源頼朝船出の浜  石橋山(1180年)の戦いに敗れた頼朝が房洲に船出した浜
      と伝えられている。    この辺は、半島唯一の砂浜の海岸。

      
      東の道祖神

      「まるいり水産」で新年会

       
       

      新年会は、貴船神社の向かいにある、お料理やに見えない外観のお店で、あきれるほど
      豪快な海鮮料理を頂きました。お刺身が出るヮ出るヮ 鯛、平目、金目、伊勢エビ、鯵、
      鰤、カンパチ  ?  ?・・・・全部で9種類。半年分ほどのお刺身を頂きました。
      最後のエビからだしをとったお味噌汁がとてもおいしかったです。

      寒だと言うのに、コートを脱いで歩くほどの暖かさ。恵まれた今年のスタートになりました。


珈琲やさん まで散歩

2018-12-27 05:07:08 | 散策


2018年12月26日体が楽になったので、珈琲やさんまで散歩してみました。
       
      寒波が来るとか言っていましたが、北国さんに申し訳ないくらいの青空、無風の散歩日和。
      家から たかだか30分ぐらいの距離を、1時間半もかかって珈琲やさんにたどり着きました。
           
            五日市街道を小金井公園より少し東側、ブルーの切妻屋根が目印の煉瓦造りの建物。
      裏手の駐車場に大きなクスノキがあって、これが店の名前・「珈琲館 くすの樹」の由来らしい。

      最近求めた「東京のカフェ」と言う本が気に入って、著者が東京の西地区に
           お住まいらしく、ほぼ
半分は、私もいったことのあるお店でした。
      新しい所を訪ねるもよし、 知ってるカフェをあらためて行ってみるのも楽しくて、
      チャンスがあれば訪ねることに しています。このコーヒー屋さんもその一つ。


        
            
            

            

       店内は全部で100席もあって、2階、3階も見渡せます。今度は2階に席をとろう
      インテリアも渋くて、凝っています。絵画もかなり上等。居心地が良くて、くつろげる。
      よ~~く知ってる所なのに、あらためて気に入りました。

      帰りも歩いて、往復8028歩。病み上がりとしては(運動量)合格かな?

                                    


国営昭和記念公園

2018-12-04 16:09:12 | 散策

2018年12月1日高尾山の帰り、西立川に下りて 国営昭和記念公園へ行きました。
      着いたのが 3時過ぎでしたので 日本庭園に的を絞って急ぎました。

      入口の案内では、「見頃すぎ」と出ていましたが 入って見て感激! 充分大丈夫 OKでした。

      
       日本庭園入口
      
      
      
          
      
      
      
            暮れゆく庭園をもっと見ていたかったけど・・・


      
      ここのイチョウ並木は有名ですが、3日ほど遅かった

      
      出入り口に一番近い橋の上から 夕焼けの富士山が見えました   4:25分


      日本庭園は、4時閉園。入口ゲートは4:30閉園ですのであわてました。
      最後に夕焼けの富士山まで見られて、今年最後の紅葉散策は大満足。     


紅葉の高尾山

2018-12-04 15:47:10 | 散策

2018年12月1日高尾山へ最後の紅葉を見に行ってきました。

     1年中でも高尾山の混雑日のベスト5に入るであろう程、条件のそろった日です。
      ですが、なるべく人の少ないコースを選べば何とか歩けるでしょう。

      高尾山口駅に着いたのは9:00でしたが、大変な人。
      6号路(水の道)を行くことにしました。紅葉シーズンになると この道は狭いので
      登りの一方通行になります。

    
 
      駅からあるいて5~6分 川のほとり
      
      ケーブルカー乗り場
      
      頂上 (559m)                     ⇈  富士山がかすかに顔を出しています
      
       薬王院の紅葉
      
       薬王院山門
      
      帰りは(蛇滝道)を下りました

      蛇滝道は、急な坂がないぶん、ジグザグ路が長くて、小仏線のバス停までがまた長い。
     高尾山の北側に面していますので、日影で 2時間ほど歩いて あった人6人でした。

     この日は、モミジの最終章だと思ったので、この後、立川の昭和記念公園を通って
     帰ることにしました。

 


小金井公園・江戸東京たてもの園

2018-12-03 15:00:11 | 散策

2018年11月25日 江戸東京たてもの園へ行ってきました。
          家から歩いて1時間の所に、小金井公園があります。以前は 朝の散歩にこの公園の
     東口まで歩いてきたものですが、このごろはもっと短縮したコースを歩いています。

     BS11(金曜日夜8:00)で、「フランス人がときめいた日本の美術館」と言う番組に、
     11月30日 この「江戸東京たてもの園」が取り上げられていました。
     
     何度もいったことのある場所で、放送の5日前ですが、紅葉の具合も見たくて行ってきました。

      東口から入ると子供の遊び場が沢山あって、休日はパパと一緒のファミリーで賑やかです。
           
      


      江戸東京たてもの園  歴史を伝える建物が復元・展示されています

      
      ビジターセンター正門    昭和15年に皇居前広場に紀元2600年記念式典のため建設
       された式殿で、昭和16年に小金井公園に移築され、ビジターセンターとして改修されました。

      
      前川國男邸  都指定有形文化財 品川区上大崎に建てられた 「ル・コルビジュエもまねでき
      ないだろう」と 言ってる人がいました。

      
      デ・ラランデ邸 元は平屋建ての洋館でしたが、建築家デ・ラランデが大改装をしたもの。
      新宿区信濃町に建っていたもの。軽いランチ、コーヒーで賑わっています。
      
      
      証院霊屋  三代将軍・家光の側室を供養するために娘が建立したもの

       
       都電7500形

       
        たべもの処「蔵」          武居三省堂(文具店)  花市生花店
       神田須田町2丁目付近にあった 「看板建築」と呼ばれた1世紀前の物。中も見られます。

       
       子宝湯  足立区千住にあった銭湯 神社仏閣のような大型唐破風造り 中も贅を尽くした造り

       毎日1:30から園内をボランティアが説明してくれます。約1時間
      分かりやすく、的確に
見学の見どころが分かって数倍楽しめました。

                                    JR中央線武蔵小金井駅からバス5分
                                            西武新宿線花小金井駅からバス5分

        
      


四国紅葉の旅 3

2018-11-22 14:10:49 | 散策

11月17日3日目・全国的に雨がまじるという天気予報で、仕方なく心の準備はしておりましたのに、
      朝から、ウソのように晴れの天気。天空の隠れ里歩きには、持って来いの有り難いお恵み。

      まずは、西日本最高峰・石鎚山の麓に広がる紅葉名所の面河渓に行きました。
      渓流で有名な仁淀川(高知県)で、愛媛県では面河川(おもごがわ)と呼ばれます。水質は全国1位。

      
      
 
      別子銅山・東平(とうなる)

      かって鉱山で賑わった山、街並みをガイドさんとともにあるきました.

          別子銅山は、愛媛県新居浜市の山麓部にあった銅山で、足尾銅山(栃木)、日立銅山(茨城)と共に
     日本三大銅山の一つに数えられていました。

     別子銅山は、1690年に発見され、1973年(昭和48年)までの約280年間に70万トン(って多いの?)
     を産出し、日本の貿易や近代化に寄与したのです。その間、住友家が経営し、関連事業をおこして
     発展を続け、日本を代表する大財閥となる礎となったのです。

                                             ↓娯楽場の模型   
      
      
      
      
      
      
      標高750mもの高所に住友グループが一つの大きな街(最盛期には約5,000人の銅山関係者と
     その家族が住んでいた。)をつくって、商店、学校、娯楽場、銭湯、病院・・・などが揃っていたそうです。

     閉山して廃墟化が進んだが、資料館、公園整備などで、今では「東洋のマチュピチュ」とまで呼ばれて
     賑わっています。  「マチュピチュ」だなんて・・・。でも実際に来ると、こんな山奥に、こんな大規模な
     人工物が残っているのが不思議に思われました。

     ガイドさん(女性)が、とても熱心に、こと細かく説明をして下さり、この周辺の山には、花が
     数多く咲いて、早春には「あけぼのツツジ」で、山がピンク色になるという話もありました。
     「私がご案内しますから、今度は花トレッキングに来てください」とのうれしいお言葉も頂きました。

     銅もありがとうございました。

                                      四国の旅、いいお天気で秘境を巡れました      


清澄庭園と平成庭園 散策

2018-09-09 21:34:51 | 散策

2018年9月7日 猛暑が少し緩んで、外歩きが出来るようになりました。
      山へ行きたかったのですが、「曇り、時に雨」という予報なので、山はまずい。
      都内のまだいったことのない
公園へ行くことにしました。

      東京には、9ヶ所の都立庭園があります。その1つ、江東区にある「清澄庭園」
      目指しました。明治期に岩崎弥太郎が造成した「回遊式林泉庭園」で、その後
      東京市に寄付して昭和7年に開園したものです。(江東区)  シニアは70円


       
       清澄庭園 入口
       
      受付横に咲いていた「サフランモドキ」
      
      各所に配された影石は、岩崎家が汽船で日本各地から集めたもの。
      
      岩崎家三代が築いた名石と水、緑の景観。涼亭が全体を引き締めています。

      隅田川にかかる永代橋ですが、角度が悪くて「国の重要文化財」に指定されている雰囲気が出なかった。

      
      
      平成庭園  (江戸川区)  無料
      
      
      
      

      江戸川平成庭園は、昭和初期の政治家・田中源が土地を寄贈し、そこに行船公園が開園。
      「平成庭園」は平成元年に園北側に造園されました。大きな池を中心に配し、ほとりにある
      「源心庵」が日本情緒を醸していました。

      明治期にできた「清澄庭園」と、平成にできた「平成庭園」がくしくも似たようなデザインに
      なっていたのが、興味ありました。


所沢の百合園(埼玉県)

2018-06-26 21:13:26 | 散策

2018年6月25日所沢の百合園へ行ってきました。   6月2日~7月8日まで

      百合園は、西武球場のすぐそばにあるんですが、そこへ行くまでが大変。
      西武鉄道・新宿線所沢と西所沢で2回乗り換えて「西武球場前」駅へ到着しました。
      駅を下りると左が「西武球場」、右へ行けば「百合園」が近かったです。

      この日も猛暑日の予報で10時過ぎでギラギラ暑い!  空はピーカン。
      早咲きの花はピークを過ぎた感じですが、これからは遅咲きが開花するようです。
      遅咲きの「ハイブリッド」は、下向きに咲く花が多く、芳香が素晴らしいのだとか。

      
      
      
      50種・約45万株の百合が、狭山丘陵の地形そのままに咲き誇っています。
      ゆったりとしたアップ・ダウンの散策路で色鮮やかな百合を鑑賞出来ました。

    要所要所に、休憩所があって、そこでは冷たい飲み物、アイス、百合園おすすめの
     「ユリ根の天ぷら」うどん・そばがあり、いただきましたが、思ったよりおいしかったです。
入場料 大人1100円    ユリ根うどん」1000円


      狭山不動尊    天台宗別格本山の寺院。   本尊は不動明王

 
     
      
      
      

      徳川家に由緒のある門、搭、鐘などがあるな~~と、不思議に思っていましたら、
      西武鉄道の元オーナー堤義明氏が造ったものだそうです。プリンスホテルの開発に
      伴い、主に東京・増上寺の徳川家ゆかりのものなど各地から集められた文化財が
      境内に配置されているんだそうです。

      西武ライオンズが必勝祈願するお寺のようです。


太宰治桜桃忌 散歩 (三鷹)

2018-06-18 17:59:44 | 散策


2018年6月16,17日 太宰治没後70年の特別展が三鷹市美術ギャラリーで行われています。
                                             6月16日~7月16日まで
      桜桃忌近くなると、三鷹には、太宰フアンと思われる若い人がゆかりの場所を訪ね歩いています。
      没後70年ともなると、年々人数が少なくなるかと思いきや、最近は、中国、台湾からのフアンが
      多くなってきているそうで、映画、漫画の影響も大きいんでしょうネ。

       私の家は三鷹の隣町、跨線橋を渡ればあと7~8分の所です。
      今では、太宰の生きた町で、そのまま残っているのは、この跨線橋だけだそうです。

      
      
      今でも、子供に電車を見せに来るところ。お天気のいい日には富士山を、夕日を見に来るところです。

      禅林寺    

      
      禅林寺入口
      
      太宰治の墓
      
      向かいにある 森林太郎(森鴎外)の墓

      
      「フォスフォレッセンス」太宰作品から名をとったブックカフェ
      禅林寺から約1.2キロ離れた(バスに乗っていった)ところにある、ちいさなお店。

       
      今は、市が運営する「井心亭 せいしん亭」  この向かいに1939年から終戦前後をのぞく7年半、居を構えた。
      新築の借家で40平方m。美知子夫人との間に3人の子に恵まれ、生涯で150点の作品のうち、90点
      近くを発表した家。今は全て建て替えられて、現存していません。「玄関の前のさるすべり」は、井心亭に
      移植されています。
       
            玉鹿石 太宰を偲んで、故郷、青森県金木町産の玉鹿石を石碑としました。
      このあたりの玉川上水で(道路を挟んで向こう側)、太宰は入水したそうです。39歳でした。
      
      
      「太宰治文学サロン」  2009年、生誕100年を記念して、太宰が通った酒店「伊勢元」の跡地に
      開設しました。 「資料展示」「情報交流」の場です。ボランティアの人がいろいろ説明して下さって
      是非立寄って見るべきところです。

      文学サロンの企画展示  太宰治の “愛の言葉”      の内 

      笑われて、笑われて、強くなる。       「human lost」 昭和12年

     不思議なもので、大きい苦しみのつぎには、きっと大きいたのしみが来ます。
                                               「虚構の春」 昭和11年

     人に「愛される資格」が無くっても、人を「愛する資格」は、永遠に残されている筈であります。
                                               「ろまん灯籠」 昭和15年

                                                                
     どのようにぶざまな言葉でも、せつないこころがこもっておれば、きっとひとを打つひびきが出るものだ。
                                                    「逆行」昭和10年