1/43カーモデル製作 ガレージt-98

模型が趣味で、特に1/43カーモデルを中心に製作しております。
~ 楽しく模型をつくりましょう ~

クリーナー

2010年04月20日 | ケミカル&ツール
窓枠をBBRのように外填めで行う事にしたので、どうしても接着剤の漏れは致し方ありません。

それと、アニメセルは、薄すぎて、窓枠の塗装が割れて上手く行かなかったので、前回のエンビに戻しました。

1回目の強度不足を懸念して、思いっきり窓枠の縁にボンドを塗り込みました。
硬化を待って、余分な部分をそぎ落としましたが、際の部分はやはり汚れたままです。

そこで、クリーナーをカーショップで買って来ました。
非常に量が多い!
それは仕方ない。

余れば、車に使えば良いので・・・。

早速試すことに。

容器に少し取り出して、綿棒でゆっくり拭き取り。
目から鱗かな?綺麗に取れた。
拭き取れた・・・。

アクリルラッカーも強く擦らない限り大丈夫。
これなら、見るに堪えうる範囲内だ。

これを参考に、窓枠の接着は、もっと薄く伸ばして、出来たら、粘度も落として隙間によく馴染ませて、強度も取りつつ、はみ出た部分は、クリーナーで容易に拭き取れる薄さにすれば、簡単です!

これで、BBRのキットや、フェラーリなどの、ライトカバーも綺麗に仕上げる事が出来ると、思います!

残りの窓は、明日以降、ユルユルとやりましょう。

エポキシボンド

2010年04月19日 | 苦手克服?こだわり実験
2液で硬化するエポキシボンド。

模型製作では、やはり欠かせない接着剤ですね。
今製作しているモデルも、終盤、小物の取り付けには、全てエポキシボンドが必須となります。

昨日は、ウィンドーを取り付けましたが、透明パーツには特に白濁りしない、この接着剤は重宝します。

一度硬化したら、かなりの強度があるので、安心です。

しかし、今回、外れてしまった。
パレットで、2液を混ぜたものは、結晶のようにカチカチになっているので、硬化不良はありえない。

なのに、外れる・・・。

このトラブルは、
コンパウンドで磨いた直後、洗いを掛けずに、接着しようとしたので、コンパウンドの成分が悪さをしたように、推測しました。

また、硬化してあまり時間が経過せずに、水で濡らすと、良くないのかもしれません。

よって、窓を一旦外し、再度作り直します。
今度は、アニメセルで作ってみよう。

今回の塩ビは、厚みが目立つので、もっと薄いセルでやってみる。
薄すぎて、扱いきれなかった時は、塩ビにします。

窓に関しては、開き直っているので、今更、これとかあれとか、こだわり無い。
次回、箱車作りに繋げる作業として、頑張るつもり。

箱車は向いてない・・・。

しかし、折角作業しているのだ、無駄な時間にしたくないですね。

AUTO REPLICAS /FIAT ABARTH 600 その28

2010年04月18日 | 1/43 car
最後の山場である、窓加工にとうとう踏み込むことに。

いろいろ案もありましたが、窓のRが小さい事もあって、BBR方式で進めることにしました。
窓のゴム縁とか、ちょっと勘弁してもらって、糊代兼用の、黒縁として内側を黒く塗りました。

あきらかに、おかしいのですが、これで精一杯でございます。
これでも、糊が漏れて、汚い状態です。
硬化しても、綺麗に拭き取れる万能クリーニング液とかないかな・・・。

あぁ、限界を感じますね。
箱車、やっぱり無理なのかも・・・。
あと、5面あります。

特にサイドフロントは、三角窓もあって、どうするの?

製作しながら、かなり弱気になります。

なんとか、気力を奮い立たせて、おかしい出来でも作り上げて行くしかないわけで・・・。

とりあえず、1日1面ペースで窓貼り加工やってみます!

フェラーリファクトリー

2010年04月17日 | F1&car
ギャオのメールで、フェラーリファクトリーの内部を公開という内容で、メールが届いた。

これは、興味津々だ。

ファクトリー内は、カメラの撮影がなかなか許されないらしい。

流れは、フェラーリが出来上がるまでの工程を、約40分くらいの動画で見ることが出来た。

エンジンは、鋳物から手作り。
これは驚いた。
工場内で、アルミ合金?を溶かして鋳物に流してエンジンのパーツを作るなんて、想像出来なかった。

高回転のエンジンは、ヒビなど許されるわけなく、チェックが厳しい。
それでも不良品は、ほとんどでないというから、これも驚き。

そして、エンジンは、1人で全てを組み立てる。
約まる1日かかる。
パーツ数も凄いので、かなりの工程を習得しないとダメです。

それから、フレームは手で溶接されて強度を保つ。
これもチェックが厳しい。
高速で走るので、フレームの歪みも許されないのでしょう。

次は、一番気になるボディー。
綺麗な流線のボディーは修正修正で、少しの歪みも整えられる。
そして、さび止め。
+の電気を帯びさせて、下地を塗装する。
パウダーのような霧状の塗料をふわっと吹きかける。
終われば、カラー塗装。
12種類?くらいあるそうで、希望なら、他の色も塗装可能らしい。

塗装後は、またチェック。
驚きは、修正できない塗装は、再度、工程を遡って塗装し直されるとのこと。

最後のクリアーはセラミックコートで、強靱なクリアーで守られる。

内装は、牛革を色で染色して、手で縫われ、シート、ダッシュボードなどに加工。
この皮も好きな色に染色してもらえ、希望なら、同じ色の鞄も作ってくれる。
皮の裁断も、レーザーで良い部位を選んでトレース。

もちろん、機械で作業する部分も多くあり、最新鋭のロボットが導入されている。

こうして、厳しいチェックを繰り返し、フェラーリが製造される。
2ヶ月程度かかるのだろうか・・・。

そして、出来上がったフェラーリは、プロドライバーによるチェック。
トラクションコントロールが上手く利くかを重点にテスト。

そりゃ、値段も、高い訳ですね。

これだけ、厳しいチェックを終えたフェラーリって、壊れるのかな?
見ていたら、日本車より故障しないような感じに思える。

まだ、動画見られるかも知れないので、時間あれば一度ご覧ください

AUTO REPLICAS /FIAT ABARTH 600 その27

2010年04月16日 | 1/43 car
寒い日が続きます。
空調の無い工作室での作業は、ちょっと気が乗りません。
単調な作業で進めましょう。

ボディーの磨きを終えました。
デカールの段差が有りますので、簡単に段差取りと、気になる部分だけ、バフレックスで擦りました。

バフレックス、もう5年くらい前から利用していますが、3Mのコンパウンドと相性良いです。
ただ、ペーパーのような研磨力は無いので、クリアーの表面は鏡面に近いですが、うねりが多々あります。

磨きに関しては、車によって、冷たい陶器のような仕上げを好みませんので、このフィアットはこれで十分です。

ボディーが出来上がってきたので、簡易ロールバーでも作って見ました。
窓から覗いて、バーがちらっと見えるだけでも効果ありますね。

前方にもロールバーがあると良いのですが、省略しました。

さて、気温が暖かくなったら、窓でも作ってみましょうか。

寒くなりました

2010年04月15日 | 楽しい日々
フィアットですが、終盤はボディーに依存する作業となりましたので、アクリルラッカーが乾燥するまで、手持ちぶさたとなっております。

もう、十分に自然乾燥していると思われますが、今日もう1日待ってみようと思います。
気温が低いので、乾燥機の温度を20度くらいにして、低温で時間を置きます。

暖かい日なら、そのまま放置するのですが、これだけ寒いと少し人為的に温めてあげた方が良いでしょう。

今晩には、磨き作業ができると思います。
コンパウンドだけでルーフ、ボンネット、サイドパネルの広い面積のうねりを取る感じです。ちょっとゴミが噛んでいる所は、ペーパーで削ります。
コンパウンドで、だるい目に仕上げてみたいですね。
工芸品のようにしないと、43は値打ちないのでしょうが、ちょっと好みに合いません。

歳をとったせいでしょうか・・・。

AUTO REPLICAS /FIAT ABARTH 600 そろそろ現実を

2010年04月14日 | 1/43 car
日曜日に最後のクリアーコートをしてから、3日程度経過しておりますが、気温の寒暖が激しいので、ここは、今週いっぱい様子見ることに致します。

風も、強い時間帯があって、換気扇が止まり逆風で外気が吹き込んで来るときがありますので、小物の塗装であっても、環境がわるい場合がある。

まぁ、小物の塗装は、あっという間に終わるので、今週中には完了しるでしょう。

そして、ボディーの乾燥が十分な状態になり、小物も付け、仕上げ段間になると、最後の最大の山場である、窓付けが待っております。

実際、まだ策が思い浮かびません。
理想の案は、いくつかあるのですが、それに見合う材料が見あたらないのと、精度の問題や、耐久性など、問題となる部分が多いので、理想案は、現実にはならないでしょう。
よほどの材料が飛び込んでこない限りね・・・。

ということで、現実的に今まで目を背けていたツケが、今まさに襲いかかってきております。

塗装がどうとか、加工がどうとか、ハンダがどうとか、そんな講釈、タレるまえに、計画して物事を進める事が大事なのです。
行き詰まって、もがく姿は、見苦しい。

しかし、運を天にまかせて、うまく最後まで製作できるよう、頑張ってみます。

AUTO REPLICAS /FIAT ABARTH 600 サイドミラー

2010年04月13日 | 1/43 car
小物製作で、日記に書けそうな?物はミラーくらいです。

それでも簡単な製作ですが、ハンダ関連の内容ですので、ちょっとだけ触れたいと思います。

真鍮線に、ハンダを適当な分量、垂らして作りました。
下には、アルミを敷いて置きます。

ハンダですが、基板用のヤニ入りです。

ヤニ!
43に限らず、ヤニ入りって、塗装に悪いとなっております。
実際、悪いのですが、このヤニがちょうど、今回の作業がなめらかに行えたので、使いました。

適当な丸型のミラーでもと思って、玉を作りたかったのです。
丸くクレープでも作る感じにハンダを溶かしたのですが、ヤニが滑りを良くしてくれた感じです。

錯覚かもしれません・・・。

それと、ヤニの件ですが、メーカーに問い合わせをしました。
もちろん、塗装するとか、ちぐはぐな質問をしたら、相手にしてくれません。
ヤニ成分が、ハンダに残る程度を質問しました。

回答では、コテの熱で、ヤニがハンダの表面に浮き上がって、はんだの中に残ることは少ないと言う回答でした。
ですので、熱を有る程度加えたら、ハンダからヤニは分離されて、表面に出てくる訳です。
それを拭き取れば、残ったハンダは、塗装しても影響が出ない純度になると判断しました。

実際、基板用は、低温で溶けてくれるので、細かい部品の溶接に重宝するので、これからもちょっとした内容であれば、使用したいです。




それで、できたミラーをボディーに差し込んで見ました。
クローム感をそのままに、雰囲気良いと思いませんか?

酸化防止のために、プライマーを塗っておきましょう。

AUTO REPLICAS /FIAT ABARTH 600 小物をチマチマ

2010年04月12日 | 1/43 car
本日、月曜日は雨降りとの予報・・・。
今日は、本気で降ると思う。

そう思うと、やはり日曜日に最後のクリアーコートを行って置いて良かった。
すでに、かなり乾燥が始まっており、気温が高くなってきている事が、塗料の乾燥状態で実感できます。

もう、やることないので、小物をハンダでジュンジュン言わせて、適当に作り揃えた。
なにも難しい工作はありません。
単調すぎて、返って気が抜ける・・・。

昨日の日記に箇条書きした内容を進めておりました。

暇だったので、F1のリアウィングのハンダ付けや、小さい小物でメタル同士のハンダ溶接の練習をやったりして、微妙な温度調整の具合、タイミングを見てみました。

こういう練習を、たまにやっておくと、本番にすこしでも余裕が出ますね。


AUTO REPLICAS /FIAT ABARTH 600 その26

2010年04月11日 | 1/43 car
本日は、なんか雨の予報でしたので、すこし朝を早起きして、中研ぎを行いました。
そのあと、クリアーコートを急いだのですが、雨なんか降らない・・・。

まぁ、早起きは三文の得でございます。
無事、クリアーコートを終えました。

中研ぎは、デカールの段差を無くす事と、ゴミ取り、パネル間の表面張力で出来たふくらみ取り、うねった塗装面をフラットにすることが目的です。
お陰で、クリアー層にデカールが完璧に封印されました。

ルーフとボンネットは、最初からサフと塗料の相性が悪いために、中研ぎを行っても若干荒がでておりますが、それでもかなりフラットに近くなりました。

このあと、じっくり自然乾燥を行います。

前回のフェラーリで体験した層間剥離をよく考慮して、今回は最終コート自体ウエットで数回塗り重ねております。
中研ぎを行った場合は、最後にペーパーでの研ぎ出しはしない。

という注意点を守らないと行けませんね。

一度トラブルが起こった場合、次回に同じようなトラブルを起こさないために、じっくり改善方法や、制作工程を研究しておく必要があります。
なにかしら原因はあるので、少しでも解決する事が大事です。

自分の失敗に目を向けないと行けないので、非常に嫌な思いをしますが、安定して製作できる為ですからね・・・。

残りの予定では、

ハンドルがなぜか?付いていませんでしたので、ハンドルを製作。
ルームミラー製作。
ヘッドライトの加工。
エンブレムの加工。
ウインカーの製作。
サイドミラーの製作。
エンジンルームの追加部品製作。
ワイパーの製作。
最大の山場、今まで見て見ぬ振りをしたしわ寄せである、窓枠、ウィンドー加工をどうするか?

どうしてもダメなら、窓は貼らずに、窓はあります!と言い切ります。