アーダ、コーダ、イーダ!

浮かんでは消えていく想い。消える前に名前をつければ、何かにつながるかもしれない。何処かにいけるかもしれない。

動詞で考える日本 「笑う」

2010年11月29日 18時44分15秒 | Weblog
 お笑いブームに首をかしげていた。笑いがあまりに突出している。どうやら、ブームはおさまっているかのように思う。

 たとえば、古いけれど「もみじ饅頭」なんてのは、面白くともなんともない。「赤信号みんなで渡れば怖くない」は今でも生きているし、微妙に毒がある。笑いには毒が要るように思う。その毒が今の笑いにはないのではないか。

 人間は笑いたいのだ。同時に泣きたいのだ。日常では難しいそれを、芸能が解消してくれる。

 ただ、政治で泣きたくもないし、笑いたくもない。官房長官、どんどん、人相が悪くなっているんではないかい。首相は気が抜けたビールみたいな顔になっている。英断という言葉もある。