アーダ、コーダ、イーダ!

浮かんでは消えていく想い。消える前に名前をつければ、何かにつながるかもしれない。何処かにいけるかもしれない。

毎日の繰り返しに風を送る

2007年01月07日 20時23分28秒 | Weblog
 たとえば本屋で同じコーナーで本を探すのではなく、違ったコーナーを見て回る。そこで思いがけないものに出会うことがあるかもしれない。本ではなく、人とか・・・。
 年明けの読書は那珂太郎の詩集。読めない漢字も漢和辞典で調べ、かなり時間がかかった。しかし、その作業は新鮮で面白かった。
 けっこう、方向が決まっていた。いつもの風景を歩くよりは、ちょっと道筋を変えて歩く余裕。それがあると楽しい。
 NHKの堀部安兵衛のドラマで、松方弘樹演じる人物が果し合いに出向く時、奥さんに「努めて面白う暮らせ」という言葉を残す。開高健は「笑って暮らせ」を口癖にした。面白く、笑って生きるためには、新鮮な風を生活に送り続けることが大切なように思う。
 自分なりの生き方の流儀でいいのだが、繰り返しの中で、角質化していく。
 自分を生きよう!