みちのくの山野草

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門前払いが得意な「賢治学会」

2018-10-02 10:00:00 | 「賢治学会」におけるハラスメント
《花巻の円万寺境内から見た鍋倉のみのり》(平成29年年9月21日撮影)
方十里 稗貫のみかも 稲熟れて み祭三日 そらはれわたる
 病のゆゑにもくちんいのちなり みのりに棄てば うれしからまし

〔門前払いが得意な「賢治学会」〕
 さて、前回最後に、
 そして先輩は、
   それはさて措き、なぜ代表理事は端から再検証を門前払いしたと思う。
と私に問うてこられた。
と述べたわけだが、それに対して私は次のように、
 そのことについてはまだ考えていなかったのですが、そういえば「賢治学会」の代表理事が門前払いをしたというようなことが以前にもありました
 しかも、ある会報がそのことに関して、
ならば、それを「賢治学会」の代表理事はなぜか嗅ぎつけて、この記事に対して「これこれの期限までに謝罪文を寄越せという」という無茶振りがありました
 どうやら、「賢治学会」(の代表理事)は門前払いが得意であり、しかもその「門前払い」という事に関してはかなり敏感なようですね。
と応えた。

 すると先輩は次のように仰った。
 要するに、「賢治学会」の代表理事等は、提言自体をまず真っ先に考えることができないのだよ。本来ならば、その提言の意味するところを汲みとり、それが賢治精神に沿うものであればできる限り支援しようという「賢治学会」のあるべき姿が現執行部にはないんだよ。三陸被災地の支援をしたいということも、露の濡れ衣を晴らすということも、それぞれ賢治精神を発揮することであり、賢治の忸怩たる想いに応えることのはずだが、そんなことを代表理事等は「下部」から提案されてやりたくないのさ。おそらく。いや、やれないのかもしれないな。
 もっとはっきり言おうか。その募金の際に鈴木さんは自分が出版した本を売ってその代金を全て三陸支援募金に回すと言ったそうじゃないか。また、今回鈴木さんに対する個人攻撃とも取れる奇妙な文書が賢治学会員に送付されたということだが、それはあの『本統の賢治と本当の露』が出版された直後じゃないか。それもこれも、同じこと。鈴木さんの一連の主張や出版物が賢治学会員に知られ、次第に世間に拡散していくことを恐れているが故に為されたことであり、賢治学会から鈴木さんを排除しようということで為されていると考えられるんだわな。
 逆に言えば、これらは、一連の鈴木さんの賢治に関する主張は賢治の真相に迫っているということの証左であり、それが知られることを妨げたいからなり振り構わずやって来ているということさ。それは例えば、例の奇妙な文書送付から直ぐ読み取れるだろう。あんな文書、一般の会員が読んでみたってその内容がすんなりと分かると思うか。せいぜいこの奇妙な文書送付から判ることは、鈴木守という一会員が個人攻撃されているということであり、ならばそのような一会員には近づかない方が無難だということを会員に忖度させ、送付された会員がそう感ずるということを期待しているということなどだろう。そして実際そうなりがちなものだ。

 そこで私は、
 この奇妙な文書については、まさかこんなものを「賢治学会代表理事名」で会員へわざわざ送付することは思いもしなかったのですが、かといってこんな奇妙な文書の内容そのものを私が世間に公にすることは流石に躊躇っていました。はっきり言って、この文書内容そのものも、会員への文書送付もともに「賢治精神」とは程遠いものであり、それを世間に晒すことは恥であり、武士の情けと思って公にすることはしませんでした。
と心情をお伝えしたならば、先輩は、
とアドバイスをして下さった。
 だから私は、
 そうですね、「三陸支援募金」の際も、私たちは何度か妥協したというのに、理事側は一切妥協しませんでした。そして潰されました。しかも、一旦沈静化したことをこの春にまたぶり返してきて、相変わらず今でもしつこく謝罪文書を寄越せと迫っているようですからね。そうですね、門前払いが得意な「賢治学会」(の代表理事)に対抗するために、私もそろそろ遠慮せずにその文書をWeb上で近々公開することを決断いたしましょうか。一寸の虫にも五分の魂がありますよ、ということで。
とお伝えした。

 それに対して先輩は、
 そうだよ、「賢治学会」はその力関係を使って、一方的に無理難題を押しつけてくるか、門前払いするかのいずれかだから、もうここまでくれば遠慮など要らんよ。
 ところで、先の質問、「なぜ代表理事は端から再検証を門前払いしたと思う」について、鈴木さんはまだ完全には答えていないよ。ならば、質問の仕方を変えてみようか。
 今の時代、人権問題は何にもまして優先される。そして、捏造〈悪女 高瀬露〉は極めて重大な人権問題だから、「賢治学会」にとってこれは喫緊の課題だ。ところが、同学会はその再検証を門前払いをしたのだから、世間からも人権意識が極めて乏しいと非難されかねない。にもかかわらず、同学会は公の場でなぜそれを敢えて門前払いをしたのか。
と賛意を示す一方で、質問をし直して下さった。

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 私たちは下記のような『露草協会』を設立し、高瀬露の濡れ衣を晴らし、その名誉と尊厳を取り戻すための活動を展開しております。
 
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