みちのくの山野草

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ゴーンと同じようなことがどこかでも

2018-11-24 14:00:00 | 「賢治学会」におけるハラスメント
《花巻の円万寺境内から見た鍋倉のエグネの景》(平成30年10月17日撮影)

 まさかと思ったのだが、日産自動車前会長のカルロス・ゴーンが金融商品取引法違反容疑で逮捕された。その理由は、収入額を50億円ほど少なく申告したからであり、それがこの度、内部告発によって露呈したからだという。ならば、周りの人たちはゴーンにその不正を今までなぜ注意できなかったのかというと、ワンマン経営者のゴーンに対して異を唱えることができずに黙認してきたからだと聞く。
 このことを知って、そのような組織は日産だけでなく、どこかの組織もほぼ同じだ、としみじみ思った。そしてまた、今回の内部告発者は報復を受けかねないのでそうならないことを私は祈るばかりだ。併せて、当該の組織は逆にその告発者に対して感謝すべきだと私は訴えたい。というのは、その危機的な組織がその後もし生き残ることができたとすれば、それはその告発者の勇気のお蔭だということを私は確信しているからだ。

 畢竟、トップがその組織を私物化すれば、その組織はいずれ腐ってしまうということは世の常。だから、腐りかけていると気付いた時点ですぐに手を打てばよいのだが、それをせずに等閑視していれば、そう、あの下根子桜の大樹センノキのように枯れてしまい、あっという間に朽ち果ててしまうだろう。

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