《『羅須地人協会の真実―賢治昭和二年の上京―』の改訂版》
いまから10年前の2011年に、私は『賢治と一緒に暮らした男-千葉恭を尋ねて-』という本を自費出版した。これは、私が賢治に本格的に取り組み始めた最初の出版であり、原点とも言えるものだ。あるいは、このことによって私は「パンドラの箱」を開けたしまったとも言える。なお、一昨年(2019年)には、そのテキスト形式版の「殆ど無視されてきた千葉恭」を拙ブログ上に公開した。
一方、開けたしまった「パンドラの箱」の中から見つかったものの一つ、『羅須地人協会の真実―賢治昭和二年の上京―』を2013年に出版した。そこでここからは、このテキスト形式版といえる「賢治昭和二年の上京」を拙ブログ上で連載をしてみたい。
「賢治昭和二年の上京」(テキスト形式)
目 次
はじめに
凡例
第一章 改竄された『宮沢賢治物語』
1 澤里武治の証言
2 『宮澤賢治物語』の改竄
第二章 仮説を立てる
1 柳原昌悦の証言
2 仮説の定立
第三章 仮説の検証(Ⅰ)
1 「新校本年譜」による検証
2 証言等による検証
3 直接証拠探し
第四章 「宮澤賢治年譜」の不思議
1 大正15年12月2日の「現通説」
2 当時の賢治の心境上から
3 澤里のもう一つの証言
4 「宮澤賢治年譜」の書き変え
第五章 仮説の検証(Ⅱ)
1 「文語詩篇ノート」
2 楽器演奏技能の真実
3 尾崎喜八と賢治
4 チェロの入手について
第六章 大正十五年の上京の真実
1 私見・大正15年12月2日の真実
2 私見・大正十五年の上京
3 私見・ 「二百円」の無心とチェロ
第七章 「本年中セロ一週一頁」
1 賢治は日記を付けた
2 チェロの学習
3 『岩手日報』の報道
第八章 賢治昭和二年の上京
1 下根子桜時代の詩創作数
2 年譜から消えてゆく
3 上京してチェロを学ぶしかない
4 3ヶ月間滞京
第九章 「不都合な真実」
1 『賢治随聞』出版の奇妙さ
2 思考実験(改竄の背景等)
3 私見・「不都合な真実」
4 結論
おわりに
参考文献
索引
目 次
はじめに
凡例
第一章 改竄された『宮沢賢治物語』
1 澤里武治の証言
2 『宮澤賢治物語』の改竄
第二章 仮説を立てる
1 柳原昌悦の証言
2 仮説の定立
第三章 仮説の検証(Ⅰ)
1 「新校本年譜」による検証
2 証言等による検証
3 直接証拠探し
第四章 「宮澤賢治年譜」の不思議
1 大正15年12月2日の「現通説」
2 当時の賢治の心境上から
3 澤里のもう一つの証言
4 「宮澤賢治年譜」の書き変え
第五章 仮説の検証(Ⅱ)
1 「文語詩篇ノート」
2 楽器演奏技能の真実
3 尾崎喜八と賢治
4 チェロの入手について
第六章 大正十五年の上京の真実
1 私見・大正15年12月2日の真実
2 私見・大正十五年の上京
3 私見・ 「二百円」の無心とチェロ
第七章 「本年中セロ一週一頁」
1 賢治は日記を付けた
2 チェロの学習
3 『岩手日報』の報道
第八章 賢治昭和二年の上京
1 下根子桜時代の詩創作数
2 年譜から消えてゆく
3 上京してチェロを学ぶしかない
4 3ヶ月間滞京
第九章 「不都合な真実」
1 『賢治随聞』出版の奇妙さ
2 思考実験(改竄の背景等)
3 私見・「不都合な真実」
4 結論
おわりに
参考文献
索引
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます