みちのくの山野草

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「賢治昭和二年の上京」(テキスト形式)連載開始

2021-03-14 16:00:00 | 目次

 


 いまから10年前の2011年に、私は『賢治と一緒に暮らした男-千葉恭を尋ねて-』という本を自費出版した。これは、私が賢治に本格的に取り組み始めた最初の出版であり、原点とも言えるものだ。あるいは、このことによって私は「パンドラの箱」を開けたしまったとも言える。なお、一昨年(2019年)には、そのテキスト形式版の「殆ど無視されてきた千葉恭」を拙ブログ上に公開した。
 一方、開けたしまった「パンドラの箱」の中から見つかったものの一つ、『羅須地人協会の真実―賢治昭和二年の上京―』を2013年に出版した。そこでここからは、このテキスト形式版といえる「賢治昭和二年の上京」を拙ブログ上で連載をしてみたい。

 

  「賢治昭和二年の上京」(テキスト形式)
        目  次
はじめに
凡例
第一章 改竄された『宮沢賢治物語』
   1  澤里武治の証言
   2 『宮澤賢治物語』の改竄
第二章 仮説を立てる
   1  柳原昌悦の証言
   2  仮説の定立
第三章 仮説の検証(Ⅰ)
   1 「新校本年譜」による検証
   2  証言等による検証
   3  直接証拠探し
第四章 「宮澤賢治年譜」の不思議
   1  大正15年12月2日の「現通説」
   2  当時の賢治の心境上から
   3  澤里のもう一つの証言
   4 「宮澤賢治年譜」の書き変え
第五章 仮説の検証(Ⅱ)
   1 「文語詩篇ノート」
   2  楽器演奏技能の真実
   3  尾崎喜八と賢治
   4  チェロの入手について
第六章 大正十五年の上京の真実
   1  私見・大正15年12月2日の真実
   2  私見・大正十五年の上京
   3  私見・ 「二百円」の無心とチェロ
第七章 「本年中セロ一週一頁」
   1  賢治は日記を付けた
   2  チェロの学習
   3 『岩手日報』の報道
第八章 賢治昭和二年の上京
   1  下根子桜時代の詩創作数
   2  年譜から消えてゆく
   3  上京してチェロを学ぶしかない
   4  3ヶ月間滞京
第九章 「不都合な真実」
   1 『賢治随聞』出版の奇妙さ
   2  思考実験(改竄の背景等)
   3  私見・「不都合な真実」
   4  結論
おわりに
参考文献
索引

 



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