みなさま、こんにちは!海風おねいさんです。
八丈島は、昨日は暖かな一日でしたね。

日中は暖房をつけなくても大丈夫なぐらいでした。
明日までは暖かでいいお天気の予報ですが、いかがでしょうか?
本日は、梅干で作る万能調味料「梅びしお」をご紹介します。
梅びしおは、梅干の裏ごしを砂糖で練り上げた保存調味料です。
これは正しい方法で作れば常温で1年間も保存が効き、
お料理への応用範囲が非常に広いので、大変便利に使える万能調味料です。
今の時代、普通にいうと「練り梅」ということになりますね。
最近ではお手軽なチューブ入りのものも売られていますが、
お気に入りのおいしい梅干で作る「梅びしお」は格別味が違いますから、
できましたらご家庭で作り置きされることをおすすめいたします。

梅びしおは、江戸時代に醤油が千葉から入る昔より使われていた調味料です。
古くから使われている庶民の知恵の「梅びしお」ですが、
日本一の梅の里として知られる和歌山県のみなべ町では、
いまでも各家庭で必ず作り置きされて多用されているそうですよ。
みなべ町 
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みなべ町梅料理研究会 
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この「みなべ町梅料理研究会」のホームページがとても完成されてるので、
こちらをご覧いただけば、わたしがあえてここでなにかをご紹介するまでも
ないような気がします。みなさま、ぜひこちらをご覧くださいませ。
一応、「梅びしお」の作り方を転載しておきます。
この作り方で作ると、約1年間ぐらいは常温でも保存が可能だそうです。
[材料]
白梅:干大1キロ 砂糖:裏ごしした梅肉の30~50%
みりん:大匙1~2
[作り方]
梅干は6~8時間水につけ塩抜きをします。
※冬期はぬるま湯(30℃くらい)に少しの間浸けると塩抜きがスムーズです。
水気をよく切り、種を取って裏ごしします。
鍋に梅肉を入れ、砂糖を2回に分けて加え、
弱火で混ぜながらゆっくり練り上げます。(20分間位)
梅がジャム状になったら、みりんを加え照りをつけます。
※梅びしおは、梅肉の量に対し40%の砂糖、13%の塩分が基本。
鍋は土鍋かホーローを使用してください。


「おねいさんの手抜き梅びしお風、練り梅調味料」
そして、こちらはおねいさんが勝手にアレンジした
もっと簡単に作れる梅びしお風の練り梅調味料です。
これは火を入れて練り上げてないので保存の点では劣りますが、
一瞬に簡単にできるのがいいところ。
[作り方]
梅干の種をはずし、蜂蜜、醤油少々と共にミキサーで回します。
以上です。(簡単!)

ミキサーのないかたは、包丁で叩くか、すり鉢であたってくださいね。
※保存瓶に入れて、ラップで落し蓋をしてから蓋をします。
必ず冷蔵庫で保存し、なるべく早めに使い切ります。
以前にも「梅肉のたたき」と「豚の梅紫蘇ロールフライ」を当ブログでご紹介し、
このレシピは、海外の日本料理好きのかたのサイトでも紹介されました。
この梅肉のたたきをもっと簡単にしたのが上記の作り方です。
また、島のシイラ(魚)に挟んだフライも以前にご紹介しました。
梅びしおは、塗ったり挟んだり巻いたりと応用が自在です。
また様々な和え物やドレッシングへの応用も簡単でおいしいです。
これらの応用アイディアは、上記「みなべ町梅料理研究会」のページに
とてもよくまとめられてありますので、ぜひご参考にしてくださいね!

そして、おねいさんは、このサイトに書かれてない食べ方を
次の記事でひとつだけご紹介しておくことにいたします。
◎
次の記事へ続く‥

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