鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

駐日インド共和国大使の県議会表敬訪問

2024年04月13日 | 議会活動
令和6年4月13日(土) 

 このたび、駐日インド共和国大使の静岡県議会表敬訪問があり、県議議会の代表として出席し意見交換をさせていただきました。






(表敬訪問の様子)

 本年度より、静岡県および静岡県議会は、インドとの交流を活発化させることをきめ、県議会では超党派による「日印友好議員連盟」を発足させました。今回の表敬訪問には、県議会側から正副議長と友好議員連盟の正副会長が参加し、インド側からは、シビ・ジョージ大使ほか2名の大使館員が出席しています。

 本県は、人口減少や少子高齢化による人材不足の影響を受ける県内企業支援と地域活性化を図るため、外国人材や外資系企業の活力を取り込む施策を展開しています。
 中でも、インドは、国連人口基金の推計では、昨年、人口が中国を抜いて世界最多となり、また、民間の調査では、ITや科学・数学などのSTEM分野を専攻した大学等卒業者数が世界1位と言われるなど、近年、世界から大きな注目を集めています。
 本県では、これまでに、インド人材の活力を県内に取り込むために実施しているインド人材と県内企業とのオンライン就職面接会事業や、インド企業等の活力を県内に取り込むために実施した、インド等で大人気のスポーツ・クリケットの大会などを実施しています。
 平成29年には、インドのIT企業ゾーホージャパン株式会社が川根本町にサテライトオフィスを開設し、その実績は今後の交流促進の好事例となっています。

 シビ大使は、日本とインドの歴史的な共通点として仏教の繋がりをあげ、世界に誇る富士山はインドのヒマラヤと共通しているなどのほか、浜松に本社を置く自動車会社のインド進出によるインド社会・経済への貢献など、静岡県には特に注目していることなどを説明しました。

 双方の紹介やあいさつ後の懇談では、私から先ほども触れた2月に私の地元富士市で開催した「ふじさん静岡クリケット大会」のエピソードに触れ、快晴のもと富士山がよく見える会場での大会の盛り上がりや、大使も期待される今後の静岡県とインドとの交流においては、様々な分野での可能性について期待がかかると説明されていたことに関し、私からまずは相互理解を深めるためにもこのような人と人との交流を深めていくことが大切で、そのきっかけとなったクリケット大会の継続などで実現していきたいと伝え、将来、大使にも大会に足を運んでいただきたいことを要望しました。
 これに対し、大使からは、インド国民に人気の高いクリケット大会開催には大きな関心を示していただきました。

 5月には、駐日インド大使館において「静岡県の日」を設けていただけるそうで、今回出席した県議会議員にも参加要請をいただきました。今後の双方の交流発展に期待がかかります。
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