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鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

第22回姫名の里まつり(富士市比奈)

2012年09月30日 | 議会活動

平成24年9月29日(土)

 姫名の里まつりは、毎年、中秋の名月に一番近い土曜日の夕刻から、富士市比奈にある竹採公園を会場に開催されます。主催者は地元まちづくり推進会議ですが、町内会長会や生涯学習推進会、婦人会など地域の総力で臨みます。

 

(会場となった竹採公園)

 

(姫名の里まつりの案内看板)

 

 この祭典は、今から20数年前、竹採公園が歴史公園として整備されたことを契機に、地元の有志により立ち上げました。単なる人寄せのためのお祭りでなく、出演内容のほとんどが竹取物語にこだわろうということで、当初の5年くらいは毎年内容が大きく変わり、骨子が固まった後も少しずつ見直しをかけて、現在に至っています。

 私も立ち上げの当初から15年くらい関わり、まつりの命名も私の案が採用されました。

 「姫名」とは現在の地名である「比奈」の古い呼び名で、「かぐや姫」を連想させます。現に、近隣には字名で赫夜(かぐや)という名前が残っています。

 

富士市に伝わるかぐや姫伝説

http://www.city.fuji.shizuoka.jp/hp/menu000014600/hpg000014560.htm

 

竹採公園

http://www.city.fuji.shizuoka.jp/hp/page000011800/hpg000011787.htm

 

 まつりの始まりは、竹取物語を模したパレードから。地域住民の皆様が、村の子どもや村人、翁や媼に扮し、今年の7月に行われた富士まつりのかぐや姫コンテストで選ばれた、ミスかぐや姫クィーンなどが登場します。

 

(かぐや姫パレードの先頭は、地元よさこいチームから)

 

(村の子どもたち)

 

(翁、媼登場)

(かぐや姫は蓮台で登場)

 開会式は主催者挨拶、市長をはじめ市議、まちづくり団体関係者、学校関係など来賓の挨拶や紹介等で、およそ30分。

(開会式で挨拶する鈴木市長)

 私も地元県議として挨拶をさせていただきました。先頃実施された、富士山世界文化遺産登録におけるユネスコの諮問機関イコモスの現地調査に触れ、現在開催中の静岡県議会9月定例会の本会議場で、知事が登録に向け「自信がある」と述べたことを紹介し、来年のこの祭典が世界遺産の麓で初めて開かれることへの期待と、そのためには、ここにお集まりの皆さんが登録に向けさらに関心を高め、盛り上げていただきたいことをお願いしました。

 

 会場には平成12年以来、交流のある旧大井川町関係者も訪れ一年に一度の再会を喜んでいました。同地区とは「吉永」という当地域と同じ名称があることや、約600年前から大井川の氾濫などで当地区に移り住んだ等の歴史的なつながりがあります。

 

 今年は、書家と和太鼓のコラボレーションで、和を強く前面に出したイベントも始めて行われました。

 

(書家と和太鼓のコラボレーション)

 会場の外では、地元の町内会や市民団体などの出店がにぎわいを演出し、東日本大震災への救援募金のために、焼き「サンマ」を提供するなど、「おぼろ月」ながら中秋の名月を楽しむ一夜でした。

(東日本大震災への募金活動のため、無料の焼きサンマを振る舞う)

(出店も大にぎわい)

(大龍の舞も披露された)

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秋の森づくり県民大作戦 in 野田山(旧富士川町・富士市)

2012年09月24日 | 議会活動

平成24年9月23日(日)

 昨日までの気温は30度超の真夏日が続きました。今日は一転して20度未満で10月後半の気温まで下がりました。この変化は雨でも降らなければ起きません。そう、今日は雨模様で半袖では過ごせない、屋外行事などあり得ない、ゆったりとした休日を過ごせる予定でした。

 しかし、朝9時から富士市の西部、富士川を見下ろす野田山で「秋の森づくり県民大作戦」を予定しており、案内の資料には「小雨決行」の表記が。

 

(野田山の案内看板)

 

 小雨から雨足も強まるだろうと思いつつ、半袖で現地に向かいました。狭い山道を登っていく間、砂防ダムからは相当の水が流れ落ち、道路には雨水で流されたと思われる小石や雑草が散在しています。

 ススキの穂と彼岸花が咲き乱れ、秋の様相が十分楽しめます。

 

(お彼岸の象徴は彼岸花。ススキの穂が秋の訪れを感じさせる)

 

 野田山の頂上に近い峠が集合地点で、その駐車場には多くの自家用車が止まり、カラフルな雨具、合羽を着た参加者が大勢集まっていました。皆さんは雨具の下に温かそうな長袖を着ています。

 やはり考え方は甘かった。長袖を持ってくればよかったと後悔しきり。

 

(主催者が集まり開始前の打ち合わせ)

 

(参加者はカラフルな雨具で参加)

 

 ここでの行事は「森づくり」というより、「森に親しむ」といった方法がいいかもしれません。森の現状を多くの市民に理解していただくことから始めることは、森づくりの前提です。そして森の機能を、森の大切さを理解し、森づくりに挑戦していただくことも可能です。

 親子で、子どもの参加者も多く、栗拾いやネイチャーゲームなどを通じて、森の恵を存分に楽しんでいただきました。

 

(栗林で栗拾い)

 

(緑のいがをまとった栗をゲット)

 

(見事な栗)

 

(リーダーから椿の種で笛をつくる方法を教えてもらう)

 

(各班に分かれて早速、笛づくり)

 

(オーストラリアから来た家族も参加)

 

 この企画は、「ふるさとを楽しくする会富士川」と「NPO法人富士川っ子の会」で、富士地域を始め、県内でも屈指の環境教育などを得意とする市民活動団体です。私も数年前からお世話になっており、活動ぶりにはいつも感動させられます。

 

秋の森づくり県民大作戦

http://www.pref.shizuoka.jp/kankyou/ka-080/mori/data/daisakusen.html

 

ふるさとを楽しくする会富士川

http://www.pref.shizuoka.jp/kankyou/ka-080/mori/topics/shientai_touroku_syosai.html

 

NPO法人富士川っ子の会

http://fujikawattuko.cocolog-nifty.com/blog/

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戦没者への感謝と健康寿命日本一

2012年09月23日 | 議会活動

 平成24年9月22日(土)

 日はお彼岸の中日。暑さ寒さも彼岸までとはいうものの、残暑が厳しく屋外イベントは大変です。きっと、彼岸が終わる頃には涼しい、秋のそよ風を感じることを心から願っています。

 

 毎年恒例の富士市須津地区戦没者慰霊祭と富士市健康まつりに参加してきました。戦争で亡くなられた犠牲者の多くは若年者が多く、人に与えられた自然の寿命を全うすることなく、家族や国を守るためにその命を捧げたことに、改めて感謝しなければなりません。

 そして、その多くの犠牲は平和な現在の礎になっています。今年、静岡県は健康寿命日本一になりました。長く健やかに生きるために、どう健康を維持していくか、慰霊祭と健康まつりは平和な現在を生きる私たちに、いろいろなことを考えさせていただく一日でした。

 

 須津地区慰霊祭は、愛鷹渓谷の入口、須津川沿いにある軍人墓地で開催されました。主催は地域の町内会長・区長さん達で、区域内にあるいくつかの寺院の僧侶をお招きし読経、来賓(市遺族会代表、地域遺族会代表、行政関係者、議員等)と遺族が焼香し、67回目、224柱の英霊を弔い、感謝の意を表しました。

(僧侶による読経で、慰霊祭が始まる)

(参加者は高齢化が目立つ)

 遺族の多くは高齢化し、戦争の悲劇と平和の大切さを伝える機会が少しずつ減っていく懸念は、参加者が全員感じるところです。風化しないようにこの慰霊祭を続けていく大切さを、主催者や遺族は訴えかけていました。

 会場周辺は、富士市で唯一の渓谷である愛鷹山の麓にあり、その素晴らしい景色や敷地の西側を流れる須津川の川音は、戦没者が生前に見たり聞いていたもとの同じものであろうかと想像することができます。時代を超えて、ふるさとをしっかり守っていこうという気持ちが自然にわき上がってきました。

(慰霊塔の向こう側には、新しく完成した新東名高速が走る)

 しかし、会場の北方には新東名高速道路が完成し、走行する車両の音も伝わって、この1年間でふるさとも少しずつ変化しています。

 

 健康まつりは、富士市健康センター「フィランセ」を会場に、市医師会等の主催により開催されました。会場の内外では、健康・福祉・医療に関する行政や市民団体による展示、体験のほか、健康チェック、赤ちゃん競争、出店など毎年恒例のイベントで、多くの市民が参加し賑わっていました。会場の様子は写真で紹介していきます。

(私が理事長を務める介護福祉NPOのブースでは手作りの品を販売)

(介護福祉NPOのメンバーと)

(里親会の代表と。この制度なくして児童福祉成り立たない)

(赤ちゃん競争の会場となった和室。会場一番のほのぼのさが味わえた)

(消費者運動に係わる団体の展示ブース入口。恒例は展示がヒントのクイズ)

(人気上昇中のしらす。せんべいの試食では大変おいしくいただいた。早く商品化を期待)

(消費団体関係者と一緒に)

(ストレスチェックを実体験。舌下に試薬を塗った紙をはさんで結果が出るまで数分)

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9月議会がスタート 浜岡原発再稼働の是非県民投票条例審議上程

2012年09月19日 | 議会活動

平成24年9月19日(水)

 静岡県議会9月定例会が今日から始まりました。傍聴席には多くのマスコミと市民団体が訪れ、いつもとは違う雰囲気での開会で少し緊張しています。

 

(県議会入口に掲示された議会日程)

 

 その主な理由は、市民団体が16万人もの県民の署名を集めた「中部電力浜岡原子力発電所の再稼働の是非を問う県民投票条例」制定の請求に対し、県はこれを受理し、県知事の意見を附けて議会に付議されました。

 9月議会では、まず常任委員会の総務委員会で集中審議し、10月11日の本会議最終日に採決する予定です。

 知事の意見については、本文最後に記述します。

 

 9月議会全体の知事による提案説明について概略をお伝えします。

 

<地震・津波対策>

 国は去る8月29日に最新の科学的知見に基づく、南海トラフで発生しうる最大クラスの地震による津波高、浸水域及び人的・物的被害の想定を公表した。県内最大津波高は下田市の33mで、20mを超える市町が2市町、10m以上は16市町、10m以下は3市町となっている。

 被害状況は、冬の深夜の場合、死者約11万人、建物全壊約32万棟となっている。

 しかし、本県は防災先進県として取り組んできた防災対策をさらに徹底することで大幅な減災が可能である。

 津波の人的被害軽減は「地震だ!津波だ!すぐ避難!」が最も有効かつ重要な対策で、避難対策を着実に実行していく。そのために、市町と連携し、「情報伝達の強化」「避難路の整備やルートの確認」「避難タワーや命山の整備」に積極的に取り組んでいく。

 防潮堤等のハード対策は、巨大地震にも破壊されない粘り強い構造の施設を目指す。ただ、数千年に一度(冒頭部分のケース)と100年から150年のケースとに分け、防災対策を講じていく。

 市町の地域防災計画の早期見直しに必要な情報、第4次地震被害想定等は前倒しで公表していく。

 企業や民間からの寄付を幅広く受け入れ、防災に生かす仕組みを整備する。

 

<総合防災訓練>

 富士山静岡空港を会場に、地震、津波、浜岡原発等を対象とした訓練を実施。在日米軍の陸軍、海兵隊も参加し、幅広い支援体制に取り組んだ。

 

<災害廃棄物の広域処理>

 3月には岩手県山田町、大槌町の木くず77,000トンの受け入れ要請であったものが、改めて精査したところ現在は23,500トンに減少している。静岡市と裾野市が本格受け入れを決定し、その経費に関する補正予算を盛り込んだ。

 

<内陸フロンティア>

 有事には防災拠点としての機能が確保され、平時は地域資源を活用した経営が行われる「東日本大震災の復興モデル」となる地域づくりへの取り組み。これらを実現するためには規制緩和や税制・財政上の支援措置を内容とした総合特区の申請を国に対し9月末にも行う。

 具体的には、土地利用に関する国との一括事前協議制度の創設、農地転用許可の規制緩和等の特例措置等。

 東京一極集中を脱し、地域自立のモデルを目指す。

 

<エネルギーの地産地消の推進>

 従来の一極集中依存型から分散自立型のエネルギー体系への転換を図り、エネルギーの地産地消を目指す。

 住宅用に加え、新たに事業者用の太陽光発電設備等の助成制度を創設した。事業者用制度は好評で、平成32年度に設定した導入目標は8年前倒しで達成できる見込み。事業者用は今議会補正で4億9千万円を増額した。さらに、新エネルギー活用の新技術、新製品開発支援も実施する。

 「西駿河湾地域海洋再生可能エネルギー勉強会」を立ち上げ、研究を進める。

 

<本県経済>

 海外経済の減速や円高で足踏み状態が続いているが、昨年と比べ有効求人倍率は向上し雇用情勢は厳しさがやや和らいでいる。

 景気の見通しが慎重であることから、引き続き、的確な経済・雇用対策を展開する。

 

(本日午後、富士市「ふじさんメッセ」で開催された就職応援フェアの様子)

 

<茶業の振興>

 静岡茶ブランドの再生・強化を図る。掛川市で開催する「第66回全国お茶まつり」では、最新の研究成果の発表等を通じ、茶の機能性、効用を広く情報発信する。お茶の新製品の展示・販売や新しいお茶の飲み方等を紹介や首都圏の消費者を招いての茶産地ツアーを企画する。

 

<富士山世界文化遺産登録>

 8月29日から9月5日まで、ユネスコの諮問機関イコモスの現地調査が実施された。主に、富士山の保存管理状況について現地調査した。今後はこの結果を踏まえ、来年5月に評価結果の勧告、6月にカンボジアのプノンペンで開催される世界遺産委員会で登録の可否が審議される。

 

<富士山静岡空港>

 8月の搭乗率は、開港以来最高の80.5%を記録。沖縄線は90%近い。チャーター便も世界各地に向け増加。今後は、ビジネス利用、教育旅行をはじめ、韓国仁川、中国上海などの国際ハブ空港を活用したトランジェット利用促進、航空貨物のトライアル輸送に重点的に取り組む。

 

<地域外交>

 県として良好な関係が続く中国浙江省ならびに韓国忠清南道であるが、両国とも領土問題で日本との間に懸念材料が発生し、交流が停滞している。安心安全確保の上、交流計画を調整中。昨年、友好協定を締結したモンゴルのドルノゴビ県とは1周年記念行事を実施。ハワイ州ではクリーンエネルギーの導入を促進するための覚書を交わした。

 

<全国育樹祭>

 皇族殿下ご臨席の下、11月10日に伊豆市あまぎの森でお手入れ行事、翌11日に袋井市のエコパアリーナで式典行事を開催予定。大会を契機に、県産材の一層の利用拡大と、森林・林業の再生に向けた取り組みを加速。

 

<地域医療再生>

 平成22年より「ふじのくに地域医療支援センター」を設置し、15年から20年後を見据え、世代別に戦略的な取り組みを進めている。

 具体的には医師を目指す高校生を増やすための育成セミナー、医学生を対象とした県内病院への就労支援等がある。

 さらに、若手医師の県内病院への定着を進めるための、県内の複数病院と連携し、全国最大規模となる53プログラムを誇る「専門医研修ネットワークプログラム」がある。

 

<健康寿命日本一>

 健康寿命とは、介護を受けたり病気で寝たきりにならず自立して生活できる期間をいう。本県は女性が75.32歳で全国第1位、男性が71.68歳で全国第2位、総合では73.53歳で全国1位となった。

 この要因は地場の食材が豊富であり、茶の飲用も多いなどが考えられる。これらを元に茶の効能などを全国発信していく。

 運動、食生活の改善、積極的な社会参加などをメニューに取り組んだ健康長寿プログラム「ふじ33プログラム」を開発し、健康長寿日本一を維持できるよう取り組む。

 

<9月補正予算>

 台風4号などによる被災した公共土木施設等の復旧や、防潮堤整備の基金、津波対策の調査・測量、中小企業の事業継承支援、食の都づくりの推進、静岡茶ブランドの再生・強化、保育所整備、社会福祉施設の耐震化助成などに149億7,400万円を計上した。

 

<中部電力浜岡原子力発電所の再稼働の是非を問う県民投票条例>

 上記について川勝知事が付議した意見の内容を記します。(概略)

 

 3.11東日本大震災に伴う東電福島第一原発事故後、原発の稼働や廃止等の議論が、政府はもとより全国民的に活発に行われている。

 

 電力は国民生活や経済活動に欠くことのできないもので、原発の稼働にあたっては、エネルギー政策、電力の安定供給、経済性、温暖化対策等を総合的に考慮する必要ある。

 

 重要なことは、各電力会社の原発依存度に著しい違いがあり、50%以上から10%強まである。浜岡原発は政府の要請で全面停止中であるが、中部電力の原発依存率は全国最低であり、同社の電力供給は余力がある。

 

 知事はこれまで、「浜岡原発は安全性確保が大前提であり、安全性が確保されない限り、再稼働はあり得ない。また、オフサイトセンターの立地に深刻な問題があり、停止はしていても、使用積み核燃料の処理の見通しがつかない現状では、その処理方法が確立されるまでは安全性は十分でない」と再三表明してきた。これに対し、中部電力はこれらの問題点を真摯に受け止め、善処していると確信している。

 

 このような状況下で今回の県民投票条例制定のための署名が行われた。その数は、請求に必要な法定数を大きく上回っている。これは、県民投票を通じて再稼働の是非について意見を表明し、その結果を県政に直接反映したいという多くの県民の思いの表れとして、重く受け止めている。

 

 地方自治法第74条に規定された直接請求は、間接民主制を補完し、住民自治を図るための重要な手段であり、浜岡原発の再稼働に関して、県民一人ひとりが自らの意思を表明する機会を逸してしまうことは妥当ではない。

 

 条例の実施には市町の協力が不可欠で、それを期待して賛意を表する。

 

 なお、本条例案には多くの問題点がある。主なものだけでも10項目、細かなものまで含めると29条中、修正の必要ないものは6条に過ぎず、不備があることは遺憾である。作成に関わった者の責任は小さくない。

 

 とはいえ、署名された県民の気持ちには応えないことは本意ではない。議会に対しては、これらの問題点を適切に修正して、実施可能な条例案になるよう磨いていただき、県民投票が適正かつ円滑に実施できる方向で議論願いたい。

 

 以上の件に関し、私の所属する自民改革会議では、大変重要な案件として、議員一人ひとりが真摯に受け止めています。

 会派内においては、総務委員会、本会議での採決まで、数回に渡り十分な時間をかけ、幅広い見地から将来に向け責任ある議論を重ねていきます。

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秋季恒例 地域の結束 敬老会と区民体育祭

2012年09月15日 | 議会活動

平成24年9月15日(土)

 9月は各地で敬老会と区民大会が開催されます。昨年は、東日本大震災の後ということもあり、様々な地域行事が自粛されましたが、敬老会と区民体育祭は、ほぼどこでも開催されました。

 今年も恒例となったこの行事、多くの地域からお声掛けをいただき、終末はフル回転で各地にお邪魔しました。普段、なかなかお会いできなく、お話も聞くことができない方々と、日陰で、宴席で親しくお話が聞けることは本当に楽しく、地域の生の情報を、また長年培った豊かな経験をもとに助言など、ありがたい事だとつくづく感じます。

                 

<敬老会>

 敬老会は富士市内でも地域によって開催方式が異なります。例えば、大きな会場に区全体、あるいは複数区の対象者が集まり、一括方式で開催する方式や、地域にある公会堂を中心にコミュニティー単位で開催する方式などがあります。

(小学校の体育館で地域一括方式の敬老会)

(パイプ椅子に座る高齢者の皆さん)

(市の厚生施設を利用した地域一括方式の敬老会)

(こちらは畳。年をとると椅子がいいという声も)

 いずれも、主催者は富士市、社会福祉協議会と町内会連合会等で、準備は町内会長や婦人会(女性ネットワーク)など地域の皆さんが愛情のこもった裏方を務めていただいています。

(市社会福祉協議会の代表挨拶)

 またこの他に、老人介護施設などによる、入所者や通所者を対象とした敬老会も開催されますが、施設単位での開催となります。

 開催内容は二部制で、最初はセレモニー、後半は演芸の部などでお楽しみの時間が用意されています。

 セレモニーでは、主催者挨拶、来賓祝辞、記念品(米寿など)および敬老祝金贈呈、高齢者代表挨拶で一区切りとなります。

 

(敬老会の次第)

(市から記念品の贈呈)

(高齢者代表挨拶。しっかりとしたご挨拶をいただきました)

 時間に余裕のある会場では、私も皆様の席までお邪魔し、多くの皆様にお声掛けをさせていただいたり、ご意見を頂戴することもできます。

 高齢者の皆様と身近で接していると、なんと穏やかな顔をされていることだろうとか、健康のありがたさをしみじみとお伝えいただけること、政治に関心を持たれ、様々なご心配を訴えるなど、私にとっては両親のような皆様が、温かく見守っていることを改めて感じさせていただきました。

 

 今年、国が発表した「健康寿命」では、静岡県は女性が日本一、男性が二位、全体で一位となりました。この名誉を継承するために、先輩達の残してくれた「健康な生き方の術」をしっかり学ばせていただきたいと思います。

 健康寿命について触れた記事を紹介します。

     http://www.47news.jp/47topics/e/229924.php

 

 

<区民体育祭>

 子どもの頃の体育祭(運動会)は、秋の季語にも登場するくらい秋を感じさせるものでしたが、最近は夏のイメージが強くあります。

 秋といってもセミの声を聞きながら、「熱中症に気をつけましょう」が挨拶に登場するくらい、残暑厳しい中での開催が少なくありません。正直言って、天候は曇り、多少の雨はあってもいいかと思うのは私だけでしょうか。

 年間を通じての地域行事は様々ですが、体育祭は「勝負」もありますから、地域毎の結束が強まります。これには競技に出るだけでなく、応援も含めればなおさらのこと。年齢・性別を超えて結果はともかく、一緒に頑張った仲間意識は高まります。

 地域の出場選手を管理する役員さんがいつも気を使って、どの種目かに出場できるよう配慮してくれます。しかし、公務を言い訳に、一つの会場で長居できないことに後ろめたさを感じつつ、ほっとしている自分に年を感じます。人の競技姿を見ながら「俺だってこのくらいは」と思う事自体、過去の栄光にこだわり現実と一致していない証拠でしょう。

 

(開会式を前に地域毎に入場)

(地域毎ばかりでなく、各種団体も参加)

(選手宣誓。これがなければ競技が始まらない)

 どの地域行事も、多くの地域の皆様、とりわけ裏方で準備された各団体役員の皆様には心より感謝申し上げます。

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