令和元年12月31日(火)
今日で令和元年も最終日。あっという間の1年間が過ぎようとしています。1年前の年号は平成で、5月から令和に変わり、大きな時代の節目を通過しました。
令和という元号は、政府の説明によれば、「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ。」という意味だそうです。「物」から「心」の時代へといわれてから久しくなりますが、ようやくそれが元号に現れたようにも感じられます。何よりも平和な時代がこれからも続くよう、心から願うものです。
私にとっても、今年は三期目を迎える県議会議員選挙が3月から4月にかけてあり、ちょうど1年前のこの時期から、本格的な選挙モードに移行しはじめ、慌ただしい数ヶ月間を過ごしました。結果として多くの支持者に助けられ、目標が達成できたことで今の自分があることを改めて感謝し、かみしめているところです。
そのほかの選挙では、県議選の直後に市議会議員選挙が、そして7月には参議院議員選挙が執行され、選挙の多い年でした。さらにこの暮れには、私の選挙区の一部が重なる衆議院議員選挙区で、有力な現役の議員が突然逝去され、年が明けて春先に補欠選挙が実施されることが決まっています。慌ただしい1年の始まりが待っています。
9月から11月にかけて開催されたラグビーワールドカップ2019は、全くの知識がない私でさえ、その魅力に熱中させられたことは驚きでした。県内にあるエコパスタジアムでは、9月28日に日本対アイルランド戦が行われ、初めての観戦で日本が勝利した歓喜もさることながら、ラグビーが持つスポーツ精神は、スポーツ以外にも活かされるべきものであり、大きな感動を覚えました。今年の流行語大賞に選ばれた「ワンチーム」は、決して忘れることはありません。エコパスタジアムでは、その後3試合が行われ、4回で約17万5千人の観客が集まったということですから驚きです。
ラグビーワールドカップ2019の開催前後では、台風15号と19号による甚大な被害が発生したことには心を痛めています。県内でも台風19号の襲来で伊豆半島を中心に大きな被害を受け、県議会でも復旧のための補正予算審議が行われました。被災された皆様には一日も早く、元の生活に戻れますよう心から念じています。対応に当たった県職員の体制も、これまでになく連携を強化し、また民間企業の方々も多くのご尽力をいただいたことの報告を受けています。この 教訓を活かし、防災力の強化につなげていきたいと思います。
年間を通じて、多くの方に私のブログを見ていただいたことに感謝し、また、来年もよろしくお願いします。