鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

中小企業家同友会の集まりに参加して

2024年09月11日 | 議会活動
令和6年9月11日(水)

 この日曜日、静岡県中小企業家同友会冨士支部が主催する「同友会まつり」にお招きをいただき、参加してきました。
 例年、富士市の中心部にある中央公園で開催されてきましたが、今回初めて「ふじのくに田子の浦みなと公園」を会場に開催されました。会場設営にあたり、私が県港湾事務所など関係機関との調整役を仰せつかり、その縁もあっての参加です。




(開会式の様子)

 中小企業家同友会とは、「中小企業の自主的な努力と団結の力で、中小企業を守り、日本経済の自主的で平和な発展をめざそう」と、経営者自らが立ち上がり1957年に日本で最初の同友会(日本中小企業家同友会)が東京で誕生しました。その動きは全国に広がり、静岡県中小企業家同友会は1974年に71名の経営者が呼びかけあい設立されました。

 いつもは、お祭りの中での参加であり、会員の皆様との交流、親睦を深め、その時々の中小企業経営の現状や課題などを伺う機会でした。そのことは今回も変わりませんが、開会式において会員の皆様が唱和した、いわゆる会員綱領を改めて聞いてみると、その取り組み姿勢が明らかになりました。

①よい会社をつくろう
 同友会は、ひろく会員の経験と知識を交流して企業の自主的近代化と強じんな経営体質をつくることをめざします。
②よい経営者になろう
 同友会は、中小企業家が自主的な努力によって、相互に資質を高め、知識を吸収し、これからの経営者に要求される総合的な能力を身につけることをめざします。
③よい経営環境をつくろう
 同友会は、他の中小企業団体とも提携して、中小企業をとりまく、社会・経済・政治的な環境を改善し、中小企業の経営を守り安定させ、日本経済の自主的・平和的な繁栄をめざします。

 今、中小企業を取り巻く経営環境は大変厳しいものがあります。人材不足、物価高騰、大企業との賃金格差など、そして何よりも、日本の経済を支え、国民の多くが中小企業で働き、雇用を支えています。
 中小企業を支える行政支援も大切ですが、中小企業自らが、仲間づくりを通じて自主的に積極的に経営を進める姿勢には、敬意を表します。議員として、これからもしっかりと中小企業を支えていこうと思います。
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1 コメント

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マルテンサイト千年グローバル (サムライ鉄の道リスペクト)
2024-09-12 04:55:12
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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