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鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

秋祭りの開催通知が届く

2018年08月31日 | 議会活動

平成30年8月31日(金)

 

 8月も今日で終わり。酷暑の続いた夏もいよいよ終わりと思いきや、今日も酷暑のような陽気で、明日から暦が変わってもこのままの暑さがまだまだ続くのではと思ってしまいます。あすは9月1日で地域の防災訓練の日です。土曜日ということもあって、在宅の方も多いようで、どのくらいの参加者があるのか、関心があるところです。今年は全国で豪雨災害が頻繁に発生していましたから、防災に対する住民の皆さんの関心が高ければ参加も増えるのではと期待しています。

 訓練を指揮する自主防災会の委員の皆さんも、実のある訓練内容について検討しご苦労されているのではないかと察します。私も、一住民として参加したいと思います。

 

 さて、9月と聞けば気分は秋に切り替わるところですが、先ほども触れたようにどうなるかわかりません。秋には、運動会や秋祭り、さらに進むと文化祭などが開催され、各地でのイベントが目白押しとなります。

 

 今年としては初の、ある地域で開催予定の秋祭りのお知らせが送られてきました。同封されていたプログラムのイラストなどはすっかり秋らしさが漂っています。この地域は富士市の北方山間部にあり、これまで参加させていただいた記憶では、開催される9月末頃には空気も冷たく感じ、自宅のある麓から会場までの山道を上がっていくと、沿道には秋を感じさせるススキが所々に見えていました。

 今年の夏の酷暑が自然界にどのような影響を与えるのか推測はできませんが、長期天気予報もそろそろ秋以降の情報について伝えるのではないかと気になるところです。

 

 秋祭りといえば、実りの秋に五穀豊穣を感謝する祭典が多いと想像していますが、私たち農耕民族にとっては大変重要な意味を持っています。今年は天候が不順でしたから野菜も高騰し、家計を圧迫していました。秋祭りを開催する頃には、収穫された農産品に満ちあふれ、まさに五穀豊穣に感謝する秋祭りらしい祭典が迎えられるよう、心から念じています。

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9月定例会に向けて準備進行中

2018年08月30日 | 議会活動

平成30年8月30日(木)

 

 県議会9月定例会の一般質問の準備がほぼ終盤を迎えました。登壇日は9月27日午前で、本会議場で約1時間の論戦を交わす予定です。

 今任期最後の登壇となることから、4年間の総括の意味を込めて質問項目を絞り込み、内容を煮詰めています。

 

 質問内容は、新産業分野に関わる人材育成について、人口減少社会に対する取り組み、今後の県立スポーツ施設のあり方、農業分野における安全対策、防災の取り組み、障害者福祉支援などを予定しています。実際には具体的な内容の質問項目を予定しており、まだ公にできないので、大雑把な内容を表記しました。

 

 質問の準備では、これまでに集めた資料や現場に出向いて収集した情報、私だけでは集めきれない県の関連情報を所管部署から取り寄せるなどして、質問の背景を描きます。この段階では、与えられた質問時間を無視して、めいっぱいの考え方を記述していきます。最終的な口述書は、制限時間内に収まるようボリュームを調整していくことになり、文章を削るのは容易ではありません。

 

 これをたたき台にして質問内容を所管するであろう部署に説明をし、質問の主旨を伝えます。担当部署は、質問の主旨を書面と本人からじっくりと説明を受け、答弁に備えていきます。ぶっつけ本番の方が緊張感があって良いという意見もありますが、限られた時間の中でかみ合わない議論をしても、良い結果は得られません。質問の主旨説明に事前に時間をかけて取り組むことで、主旨に沿った最低限の答弁は得られることになります。

 答弁内容は当日にならなければ分かりませんので、本番でそれを聞いてから再質問なり、再々質問で議論が深まっていきます。

 

 基本的な準備ができた後は、これで終わりということはなく、さらに関連する情報を集め、最新の情勢を反映して再質問以降に備えます。真剣勝負のつもりで取り組んでいるためか、何回やっても緊張感はぬぐえません。

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交通事故対策の難しさ

2018年08月29日 | 議会活動

平成30年8月29日(水)

 

 交通事故撲滅は喫緊の課題であると同時に、その対策を実現することは決して容易なことではありません。例えば、頻繁に交通事故が発生し続けている交差点を安全な状況に改善することは、誰もが望むことではありますが、根本的な対策を講じるために、地域を巻き込んで議論し、協力を求めていくことがいかに大変か実感する機会がありました。

(道路管理者や警察、地元まちづくり役員が現場に集合し、視察の後、意見交換をした)


(広い道路に出る手前の標識などの視認性がよくないなどの意見が出た)


(建物の陰になって、交差する道路の状況がよく見えない)

 

 その交差点は県道どうしが交わる交差点で、一方が狭いために交通信号の設置ができません。その代わり、「止まれ」をはじめ、交差点を認識するための安全標識などが設置されていますが、一旦停止を怠り交差点内で発生する事故は、所轄の警察署の中でもワースト上位に入っています。

 

 交通事故は当事者以外にも影響を与え、道路の利用者であり周辺に住む住民にも、その状況を身近に感じているだけに幾度となく関係機関に改善を求めてきました。このような改善要望は、事故の当事者からよりは、地域住民から求められる方が多いものです。

 

 交通量が多い県道であり、信号機の設置は容易と思われていますが、狭い道路を抱えている現状では、青信号で交差点を曲がった車両が、赤信号で停止している車両により身動きができなくなり渋滞を引き起こしてしまいます。事故ではありませんが、信号機を設置するための適切な環境を満たしていないと、新たな問題を生じてしまいます。

 

 そこで、信号機を設置するために適した環境を満たすことが必要で、交差点周辺の道路はすれ違いや右折などに影響ない適度な幅と長さが求められ、信号機の設置のための交差点改良が必要です。

 しかし、道路幅を確保するためには、近隣の用地買収をしなければならず、地権者の協力は大変重要なことです。ましてや、建物があればその補償なども考慮すると、経費や移転のための代替え用地の確保など、時間とお金がかかります。一番大変なのは、地権者の理解と協力ですが、ここが一番苦慮するところです。

 

 今回の案件も、このような状態を何十年も繰り返しており、最近になって一部の地権者が軟化してきたことから、幾度目かの挑戦を始めたところです。

 行政も地元要望を受けて、地元まちづくり役員などの協力が得られることを条件に、数年前に警察や道路管理者から信号設置のための交差点改良の具体的な案を出していただき、地元まちづくり役員等による、関係する地権者への説明や協力を求めてきましたが、まだ成し得ていません。

 

 現場は改善されておらず、このような状況下でワースト上位の交通事故が発生し続けていることから、信号設置を求めていくにしても時間がかかることを念頭に、現場に地元まちづくり役員と道路管理者、警察が同時に立ち会い、現状で何ができるかの見分を行い、意見交換を行いました。

 

 その結果、まずはできることに挑戦してみようということで、視認性に配慮した事故防止啓発の標識などを設置することや、交差点改良の部分対応などを道路管理者等に改めて要望するなどが決まりました。

 

 現実に事故が多いことを認識しながら、早期解決に向けて、道路管理者や警察、地元を巻き込んだ根気のいる活動が、まだまだ続きます。

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ちびまる子ちゃんの思い出

2018年08月28日 | 議会活動

平成30年8月28日(火)

 

 「ちびまる子ちゃん」の作者である漫画家のさくらもここ氏が亡くなったというニュースが駆け巡っています。私たちとあまり変わらない年代を生き、それを題材としたほのぼのとした漫画は、男女年齢にかかわらず、国民に広く愛されたものであったに違いありません。53歳という若さはその世界でも成熟してさらにロングランとしての期待がかかっていた最中だったと思います。心からご冥福をお祈りします。

 

 我が家では家族として、今から30年ほど前にテレビでアニメ化された頃のちびまる子ちゃんに対する特別な思いがあり、訃報を聞きなが思い出しました。

 

 まだ小さかった我が家の子どもたちは、テレビの放送の時間になるとその前にかじりついていました。どこのお宅でも同じだったかもしれませんが、それを見ている私たち親も、どこか親しみのある場面が多く、自分自身が子どもの頃と重なる場面が多くありました。

 今では希になってしまった、3世代が同居し、丸いちゃぶ台を囲んでの家族生活。昭和30年代から40年代頃はあのような生活が普通の姿でした。さくら氏が旧清水市出身で私たちにも近く、漫画の背景には富士山なども登場し、生活圏が同じであったことも大きく影響しています。

 

 ある時に、ちびまる子ちゃんの家族の一人に声優として登場している同級生がいるという話を聞きました。早速次回の放送を楽しみに、番組の最後に流れる配役を見ていると、まさに同級生の名前が出ているのを見つけ、驚きました。その声優は当初から今でも登場しており、ちびまる子ちゃんの放送を通じて、同級生の元気な活躍ぶりを実感しています。

 

 旧清水市は、今は静岡市と合併して静岡市清水区となっています。私が静岡駅から県庁に向かう途中には、ちびまる子ちゃんを描いた市の紹介などもあり、シティープロモーションには大きな貢献をされていました。聞くところによると、ちびまる子ちゃんをデザインしたマンホールが設置される直前だったとかで、アニメも継続するという報道もあり、これからもいろいろなところでちびまる子ちゃんが活躍しそうです。

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政治家として実績を残すということ

2018年08月27日 | 議会活動

平成30年8月27日(月)

 

 去る8月9日、郷土の偉大な政治家であった齊藤滋与史氏が亡くなり、本日、本葬儀が執り行われました。

 葬儀には、国や地方の政治・経済界の現役・OBの皆様を始め、彼を神輿に例えるならば政治や経済界における担ぎ役として支えてきた多くの皆様が参列されていました。

 

 そもそも、これだけの多くの方々が参列されていること自体が、政治家としても大きな功績を残された結果だと言えますが、改めてその経歴やどのような功績を残されたかを聞いたときに、国や地方での活躍ぶりを再認識させていただきました。

 

 政治関係の経歴は、吉原市長、初代富士市長、衆議院議員を6期務め建設大臣を歴任。静岡県知事を2期務められました。

 彼が建設大臣の時には、国道1号線の沼津バイパスが全線開通し、国道1号線という名に恥じない片側2車線の立派な道路ができて、県東部の交通インフラの象徴となりました。

 昭和61年に静岡県知事に就任してからは、県としての日中友好交流を進め、その後はロサンゼルス、シンガポール、デュッセルドルフの各地に県駐在員事務所を立ち上げ、現在の本県が進める地域外交の基礎を作ったとも言えます。

 富士山静岡空港の建設予定地が現在の榛原地区に決定したことや、東海道新幹線新富士駅の開業、新東名高速道路建設に向けた取り組み開始、中部横断道建設計画など、今の私たちが享受している県関連事業の原点の多くに関わってきたことは、まさに政治家としての実績と評価していいのではないでしょうか。

 

 昭和から平成にかけてといえば、バブル期からそれがはじけて暗黒の時代に入り、日本の世の中がひっくり返った過渡期でもあり、県政を預かる政治家として大変ご苦労されてきたのではないかと推察しますが、その話はどこからも聞こえてきませんでした。

 偉大な先輩が残した多くの功績ではありますが、時代を超えて今私が県政に関わっている立場から、様々な教訓を学ぶことが最も重要であり、特にご苦労されたお話を聞けなかったのは残念です。

 

 ご冥福を祈りながら、これからもしっかりと県政を見つめていきたいと思います。

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