鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

大晦日を迎えて

2020年12月31日 | 議会活動
令和2年12月31日(木)

 今年もいよいよ、あと1日となりました。新型コロナウイルス感染症の影響に翻弄された1年でしたが、この状況は未だ続きそうで、さらに気を引き締めて感染拡大防止に取り組んでいかねばなりません。

 昨日は、暮れの恒例になった「富士山女子駅伝」(2020全日本大学女子選抜駅伝競争)が開催され、お天気を気にしていましたが、スタート時には雨が上がり、途中から青天となる恵まれた大会だったようです。
 私は、感染症対策の一環で自宅での観戦と応援になりましたが、生中継された沿道の様子は、例年に比べて少ないものの、この暮れの一大行事に関心を持たれた多くの市民が応援する姿が見られ、選手達も今年最後の疾走を見せてくれました。結果は予想通り、名城大学の連覇となりましたが、2位の大東文化大学の評価もかなり高く今後に期待が高まったようです。来年以降も、この富士山女子駅伝に目が離されません。
 厳しい1年を締めくくるにあたり、明るい話題を提供してくれた選手達にエールを送りたいと思います。

 今朝の朝刊の見出しを見ていると、今年が新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい年であったことから、この苦難を乗り越えて、来年こそは明るい年にという期待も込めた記事が目につきました。
 例えば、静岡新聞では、“変わる日常新型コロナ”に関して、「本県移住 高まる関心」という記事が。読売新聞では、コロナ後の雇用促進のために「離職者の業種転換支援」が。地元のローカル紙は「苦難を超えて輝く」といった内容です。

 新型コロナウイルス感染症は未知の感染症であり、治療薬や予防薬がようやく出始めたものの不安は依然と払拭されていません。しかし、医療関係者によるとかなり感染症の分析も進んでいることや、副作用のリスクは拭い去れないものの、世界中で予防薬の生産と投与が始まり、間もなく日本でも医療従事者や高齢者、既往症のある方などから順番に投与が始まるニュースも出ています。
 それらが動き出すまでの間、当面は自らが感染しないよう普段の生活の中で注意を払い、来年には感染症を克服して元気な地域が取り戻せるよう、切に願うものです。

 結びに、過日沼津市でお会いした京都清水寺の森清範貫主が、来年に期待して揮毫した写真がありましたのでこれを載せて今年最後のブログとさせていただきます。


 来年が皆様にとって素晴らしい一年でありますように心からお祈りします。
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富士山女子駅伝号砲

2020年12月30日 | 議会活動
令和2年12月30日(水)

 暮れの恒例になった「富士山女子駅伝」(2020全日本大学女子選抜駅伝競争)が間もなく号砲となります。今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、主催側から沿道での応援を避けるように呼びかけられ、私たちも来賓として各セレモニーや応援に不参加ということになり、テレビの生中継で駅伝を応援することになりました。

 開催日の今日はあいにくの雨。気温はさほど冷たくは感じませんが、選手達にとってはどのような影響があるのか想像がつきません。1週間ほど前から週間天気予報を気にしていましたが、駅伝区間の天気は雨模様で変化しませんでした。

 駅伝に参加するチームは1週間ほど前にはコース周辺で練習する姿が見られ、本番に向けた調整が進められていました。自宅もコースに近く、彼女たちが調整を図っている姿に、思わず声をかけそうになりました。

 私もこの大会が始まってからずっとセレモニーや応援に駆けつけていて、当初の数年間は連勝する立命館大学の圧倒さに驚かされましたが、ここ数年は名城大学の連勝が続き、また、他大学も一人一人の選手に目を向けると、区間で素晴らしい成績を成し遂げるなど、大会を盛り上げてくれます。

 10月、仙台市を会場に開催された「杜の都駅伝」は、私たち「富士山女子駅伝」開催地のファンとしては、プレ競技会的なイメージがあり、その結果が後の「富士山女子駅伝」にも影響します。特に、走者の姿がテレビ中継を通じて見ていると身近に感じられ、市内を走行している「あの顔」を見つけると、より一層の声援が強くなります。

 沿道で応援する人たちも同じ思いを選手達に寄せているのではないかと思いますが、それも、目前を走る姿が。息づかいが直接感じられる「現場」に居合わせるからではないでしょうか。また、選手達も、沿道からの声援は大きな後押しとなっているはずで、今年のように異例な駅伝になったことは、走る側も応援する側も戸惑いを感じているかもしれません。

 今年はじっと我慢して、テレビの前で声援を送ろうと思います。来年には、例年以上の盛り上がりになるよう、皆で応援していけるよう期待します。
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越冬ツバメに季節を錯覚

2020年12月29日 | 議会活動
令和2年12月29日(火)

 この年末年始は厳しい寒波に見舞われるという天気予報がでています。確かにその予報が実感できるほど、昼間の気温が上がりません。自宅から見上げることができる富士山は夏山のようで地肌が見え、例年であれば既に雪化粧の姿が見られますが、ようやく27日の夜に降った雪が見られました。上空には寒気が入り込んでいることがうかがえます。

 自宅の裏を流れる小川からは、この時期、大気温と水温の差による湯気が上がる風景が見られます。小川の水は富士山の湧水が流れ出たもので、水温は年間を通じて14度くらいで変化はありません。大気温が零度近くまで下がる朝方は、湯気が上がる条件が整い、小川の水が温水のように感じられます。実際に川の中に手を浸けてみると、とても温かく感じられます。ここに住んでいる特権でしょうか、年間を通じて川の変化を感じ取ることができ、夏の暑い日に、同じ川に手を浸すと1分以上入れておくのは難しく、あまりにも冷たくて手を引っ込めてしまいます。

 私の身の回りには四季を感じさせる自然環境が多くあり、故郷を誇りに思う一つでもあります。そのような生活の中で、昨日は家の周りを飛ぶ「ツバメ」を見かけました。この時期にと目を疑いましたが、見間違えではありません。

 1羽で飛び回り、おそらく秋に故郷の南国へ戻ることができなかった「越冬ツバメ」だと推測されます。毎年ではありませんが、これまでも同じ状況を見かけたことがありました。

 「ツバメ観察全国ネットワーク」のホームページによると、昆虫を餌にしているツバメは、冬になると昆虫が多い南の地方に渡っていきます。日本のツバメの多くは東南アジアで越冬していると考えられていますが、冬でも温暖な九州地方の、特に宮崎県と鹿児島県では越冬ツバメが普通に見られるようです。
 冬は寒くなる本州でも、大きな川や湖沼のそばでは冬でも飛翔性昆虫が発生するため、少数のツバメが越冬している場合があります。しかし、かわいそうですが、気温が下がっても南に移動できずに死んでしまうこともあるそうです。

 静岡県は温暖な地であり、居心地が良くて越冬しているのかと考えていましたが、餌の有無までは考えが及びませんでした。見かけたあのツバメには、次の春、仲間達が戻ってくるまで命を繋いで欲しいと願うばかりです。
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仕事納め

2020年12月28日 | 議会活動
令和2年12月28日(月)

 今年も仕事納めの日がやってきました。1年を振り返れば新型コロナウイルス感染症で始まり、その収束にめどが立たないまま、この日を迎えました。

 コロナの第3波は想像を超えて厳しい状況に進み、新たな変異種が国内にも感染していることがわかり、今後、外国人の入国に大きな制限がかかるというニュースが飛び交っています。この影響は計り知れなく、どのような受け止め方をすればよいのか、まずは正しい情報を入手して冷静な対応を取ることが重要と思われます。
 また、感染拡大防止策は従来と変わらず、三密を避け、マスクの着用、消毒の徹底などが基本とされています。一人一人の自覚と行動が今後の行方に大きな影響を及ぼすことを再認識すべきです。

 さて、仕事納めまで登庁したのは市議時代から振り返っても今年が初めてとなります。県議会12月定例会は21日の月曜日に閉会となりましたから、多くの議員はこの日を境に登庁する機会はほぼ無くなりました。

 私にとっては、今年度会派の政務調査会長としての仕事が、これから佳境を迎えます。令和3年度当初予算編成に向け県当局は最終的な詰めの段階に入り、私たち会派も12月初旬に提出した知事要望に合わせて、その実現のための予算確保のため、当局との折衝に入ります。今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、国の次年度予算内示が遅れ、政府案の閣議決定がこの21日だったこともあり、県もそれに応じた編成が始まるので、いつでもその進捗に合わせて行動できるよう、庁舎内で待機していることになりました。待機といっても、県財政当局との折衝に備え、どのような要望活動を進めていくのか、その準備を怠るわけにはいきません。その戦略を練ることが重要です。

 また、県議会2月定例会では、私が会派の代表質問に立つことになっており、その質問の準備も早急に行わねばなりません。

 これらの作業のために、仕事納めの今日も登庁するのですが、正直なところ、正月休みを返上して作業しなければ間に合わないとの不安もよぎり、複雑な思いで年末を迎えました。
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暮れの大掃除

2020年12月27日 | 議会活動
令和2年12月27日(日)

 今年の暮れは28日(月)に最後の登庁予定で、29日、30日に開催される恒例行事となっていた「富士山女子駅伝」の開会式と競技、表彰式、閉会式には新型コロナウイルス感染症対策の一環で、来賓などの出席は控えることになりました。また、大晦日の行事、正月三が日の行事も全て中止となり、結果として29日から正月3日までは家で過ごすことになりそうです。

 毎年この時期、年末年始の恒例行事の合間を縫って暮れの大掃除をやっていましたが、今年は余裕を持って取り組めそうです。

 今年は春先から休日の行事が中止となり、これまでにないそれこそ「新しい生活様式」で過ごし、それが定着し始めていますので、家の中の片付けや掃除などが例年以上に行き届いているはずですが、暮れになると習慣で大掃除をしなければならないと思い込んでしまうのかもしれません。

 春先からの巣籠もり生活で家の中の掃除をやってきたつもりですが、今考えると暮れの大掃除の内容とは少し違うような気もしてきました。これは、あくまでも我が家の例ですが、大掃除をする場所や仕方は普段の掃除とは確かに異なります。

 まず、家族全員で手分けして掃除をするという態勢です。毎年、持ち場は決まっていて、掃除に何が必要か、点検により交換すべきものもそれぞれの担当が用意します。大掃除の前にはDIYショップなどに出かけ、掃除に必要なものや交換部品など、家族総出でそれぞれが必要なものをそろえます。

 掃除はおおよそ2日間かけます。狭い自宅ですが、身の入れ方が違うのです。こうなってくると一つのイベントのようにも考えられます。そしてそれぞれの責任を果たして、1年のアカを拭い、新たな年を迎えることになります。従って、この一大イベントを普段の生活の中で行われる掃除と一緒にはできません。

 ただ少し心配なことがあり、それは、今年に限って暮れの行事がないことから、例年にない掃除内容になりそうで、それが新たなメニューとなって来年以降の暮れの掃除に組み込まれないかです。

 この新型コロナウイルス感染症も来年には持ち越したくないという気持ちを込めて、丁寧に暮れの掃除を行います。
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