鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

県議会9月定例会に向けて

2023年09月01日 | 議会活動
令和5年9月1日(金)

 今日から9月。残暑が厳しい日々が続き、熱中症にも注意しながら毎日を過ごしていますが、少しでも過ごしやすい日が訪れることを切に願っています。

 先日、県議会9月定例会に向けた補正予算等の説明が当局側からありました。補正予算編成要領は、6月2日からの大雨被害等への対応に要する経費や当初予算編成後の事情変化により必要となった経費などが盛り込まれるようです。

 大雨被害等への対応では、被災した公共土木施設等の復旧・改良。被災箇所の災害査定に必要な測量・設計。災害救助法に基づく応急救助経費の負担。被災者の生活再建支援。短期間に複数回被災した世帯への特別見舞金などが盛り込まれます。
 当初予算編成後の事情変化については、中小企業の省エネ設備導入支援。県内スタートアップの創出・育成。基幹農業用水利施設の省エネ化。地域がん診療連携拠点病院の運営費助成。健康福祉交流プラザの指定管理。私立幼稚園の登園時補助員の配置支援などがあります。
 このほか、産業廃棄物の不法投棄に関する適正処理に向けた調査費も計上されており、行政代執行などの負担が増えるのか心配です。

 ここには記述されていませんが、物価高騰などの影響を受けている県内企業等へのさらなる支援を求める声も届いており、その支援についても議論されることが予想されます。

 さて、補正予算以外にも大きな課題があり、議会としての対応に苦慮しています。6月定例会最終日には、否決となりましたが「知事不信任決議案」が提出され、県政混乱の幕開けとなりました。その後の知事案件はくすぶり続け、議会との対決が続きます。
 さらに、県職員の不祥事も発覚し、それが繰り返されていること。県議会議員の無免許運転に端を発した辞職勧告等の動きなど、県政が正常に機能していない状況からの早期の復帰に努めていかねばなりません。9月定例会でも、これらの課題について正面から向き合い、正常な県政運営に戻るようしっかり議論していきたいと思います。
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