令和5年9月16日（土）
来週から始まる静岡県議会9月定例会の議案が発表になり、当局から会派への説明がありました。概要は9月1日のブログでも報告していますが、定例会で議会に諮る議案として上程される内容です。
この中から、台風2号の大雨被害等への対応関係議案についてお伝えします。関連事業費は総額で68億4800万円の補正となります。
被災した公共土木施設等の復旧・改良など被災箇所の災害査定に必要な測量・設計関係は、対象箇所が沼津市の黄瀬川や周智郡森町の太田川等125箇所に及び、7億円が補正予算額となります。
被災者支援関連事業では、災害救助法に基づく応急救助経費の負担事業費として法の適用となった磐田市に対する応急援助経費の負担として、避難所設置、住宅応急修理などの支援費として770万円余。
被災者の生活再建支援は、被害者生活再建支援法の適用を受けない市町において住宅被害を受けた世帯に対する助成として、対象14世帯に対して最大300万円の支給目的で4，200万円。
災害弔慰金等支給事業費助成は、被害者の遺族に弔慰金を支給する市町に対する助成として、静岡市、浜松市、磐田市を対象として、生計者500万円、その他250万円が支給される事業で930万円余。
災害特別見舞金事業費は、短期間に複数回被災した世帯への特別見舞金を支給する制度で、対象14世帯、支給額は最大10万円で、13か月を経過する日までに複数回、全壊～準半壊、床上浸水などに遭われた方が対象となる制度で、60万円の補正額が上程されました。
このほか、中小企業の省エネ設備導入支援。県内スタートアップの創出・育成。基幹農業用水利施設の省エネ化。地域がん診療連携拠点病院の運営費助成。健康福祉交流プラザの指定管理。私立幼稚園の登園時補助員の配置支援などがあります。
改めて、次回以降、その他の議案内容について報告させていただきます。
