鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

県議会9月定例会開会

2023年09月22日 | 議会活動
令和5年9月22日(金)

 21日、静岡県議会9月定例会が開会されました。会期は10月13日までの23日間となります。本会議では冒頭、議員の異動、議案の提出、令和4年度決算の提出等について、住民監査請求の要旨などについて報告があり、知事からは知事提出議案及び令和4年度決算審議についての説明がありました。
 このうち、補正予算などの議案内容については、これまでのブログで触れていますので、それ以外について報告します。






(本会議の様子)

 今定例会のハイライトは、「知事の不適切発言に対する給与を減額する条例案」の審議です。本会議や常任委員会等で丁々発止の議論が展開される見込みで、詳細は後日改めて触れたいと思います。

 6月2日から3日にかけての大雨による災害対応は9月補正予算等で詳細に触れています。「市町と連携した住宅の応急修理や支援金支給」、「短期間に複数回被災された場合の見舞金」等について以前のブログを参照してください。強い台風や線状降水帯の発生など、新たなステージに入ったという認識のもと、来年度予算編成に向けて新たな対策の検討が進む見込みです。

 熱海市逢初川土石流災害では、行政対応に関する再検証が行われており、公文書だけでは事実関係が把握できないとして、当時の担当職員の聞き取りなども行うため、少し時間がかかりそうです。

 リニア中央新幹線関係の水資源及び自然環境保全では、発生土置き場の適地の検証や個々の生物への影響まで明らかにすることは難しく、生態系全体への影響を最小限に抑えるよう議論していくなどに焦点を当てて議論が進められそうです。

 9月3日に開催された総合防災訓練では、防災知識を習得した高校生が、小学生に対して、家庭の防災対策をゲーム形式で教える等の取組が報告されました。

 新型コロナウイルス感染症対策では、7月以降も感染拡大が続き、医療の逼迫が懸念されたため、県独自の「感染拡大注意報」、「感染拡大警報」を発令し、県民の理解と協力、医療機関での適切な対応により、医療の逼迫は一部の地域にとどまりました。

 その他、「スタートアップ企業への支援」、「CNFプロジェクトの推進」、「富士山静岡空港の国内・国際線のダイヤ拡充」、「東アジア文化都市事業への取組」、「富士山登山者への対応」、「浜名湖花博20周年記念事業」、「県産農林水産物のブランド化と販路拡大」、「地域外交の推進」などについて説明がありました。

 定例会開催中の関連する議案等の審議状況を見ながら、報告させていただきます。
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