何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

ホワイトバンドが貧困にあえぐ人への寄付ではない

2005-09-23 21:53:21 | よくわからないこと
寄付でなく、ホワイトバンド貧困救済効果は“まっ白”

 「都内で身につけた人たちの大半が、ホワイトバンドを善意の寄付行為と誤解していた。」んだという。えぇ?、俺もか・・・。

 ・・・と思って、改めて 

ほっとけない世界の貧しさキャンペーン

 を見てみる。確かに ホワイトバンドは「貧困をなくす政策をみんなで選択する」意思表示の証です。これまでの募金活動とはちょっと違います。 と書いてある。変だなぁ、どこかで購入した費用の一部が貧困であえぐ人に回るようなことを書いてあったように記憶していたのだが、違ったのか。それとも、こっちが早合点しただけのことなのか。

 確かに、そういう地球上の貧しい国の人々が救われる活動は否定しないさ。でも、 キャンペーンの目的は、「貧困をなくす政策をみんなが選択する」ことです。そしてそのための「意思表示」がホワイトバンドです。 んン?、その機運を盛り上げるためのものだったわけ?

 今になって、実際には売り上げが直接、貧しい国へ寄付される仕組みではない。それどころか、販売店や流通業者がある程度“もうかる”ようになっている。 だなんて言われると、それに踊らされていた自分がアホみたいだ。いや、アホだった。

 そりゃ、機運を盛り上げるのもいいさ。それによって、ホワイトバンドの購入者が増えて、結局は収益の一分が貧困層に回って・・・、そう信じて疑わなかった。
 詐欺まがい と言ったら、言い過ぎだろうか。なんか、割り切れない思いだ 
Comments (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 赤字を巨人のせいにしちゃまずい | TOP | 佐高信が褒める「いま、この... »
最新の画像もっと見る

3 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (NORI)
2005-09-24 00:06:33
非常にガッカリしてます。詐欺?そう言っても過言ではないような気がします。
返信する
活動資金が欲しいのなら (お疲れ)
2005-09-24 21:10:36
 世界の貧困を救おう ということをダシに、機運を高めておいて、そのNGOの活動資金稼ぎにホワイトバンドを仕組むくらいなら、そんな手の込んだことしないで、自分たちの計画やビジョンを示して、募金をつのればいいのにねぇ・・・、まったく。



 中田ヒデや藤原紀香、北島コウスケなども、そのことを知っていて“広告塔”を受諾したんでしょうかね。そのあたりもギモンになってきました。
返信する
TBありがとうございました (いとう)
2005-09-26 08:04:50
TBありがとうございました。

「日々是マーケティング」の管理人です。

お礼が遅くなりました。



「ホワイトバンド」については、様々な検証が始まったようですね。

志としては、間違った方向ではないと思うのですが・・・アプローチとして問題だったような気がします。

まぁ、仕掛けた会社が会社ですから、仕方ないとは思いますが。

もう一つ検証する必要があることは、海外ではどのような運営をされているのか?ということでしょうね。

アメリカと日本では、相当販売価格差があるようですから。単純な為替差だけによるものなのか?それとも、日本の場合だけなのか?
返信する

post a comment

Recent Entries | よくわからないこと