何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

感動の条件

2011-10-05 21:19:58 | Book Reviews
あなたの一生を1時間で変える本 感動の条件 誰かのために生きるということ 永松茂久・著、KKロングセラーズ、2011年6月1日

p.29 人は大切な人のためならがんばれる

p.103-4 効率というのは数字で表わせたり目に見えるもので計りやすく、確かにこれは大切なことです。しかし、そればかりを追い続けるがゆえに、目には見えないものを忘れてしまっているのではないでしょうか。効率化の裏に、決して忘れてはいけないものがあります。
 それは「心と手をかけたもの」です。僕はこれを大切にすることを、「非効率の追求」と呼んでいます。

p.106 非効率の追求には、こんな特徴があります。
その1・お金があまりかからないということ。
その2・口コミが起きやすいということ。
その3・非効率なことは馬鹿にされやすいから、競争相手が少ない。つまりやった者勝ちということ。

p.115-6 ビジネスにおいて、効率化は絶対的に必要なものとされています。しかし、効率をそのまま追い求めると本当の効率化にはつながらず、むしろ徹底的な非効率化を図った方がはるかに効率が良くなるケースがあるのです。
 もちろん、効率を無視していいという話ではありません。効率が悪い仕事をしていれば、上司や同僚や取引先などの時間を奪い、迷惑をかけるからです。
 しかし、効率化で得られるものは、「マイナスの回避」程度のものでしかありません。効率化の結果として、大きな感動を生みだすことを期待するのは無理があります。

p.164-5 様々な勉強や一歩を踏み出そうとする時に、必ず出てくる敵がいます。まずはその敵をやっつけなければいくら勉強しても、どんな本を読んでも上手くいきません。
 その敵とは誰の心の中にもある、「でも」「だって」「どうせ」「だめ」。頭文字Dの壁です。

p.170 仕事で考えれば、人より上手にやろうとするよりも、来てくれたお客さんがどうやったらもっともっと喜んでくれるのかを考えればいい。

p.212-3 「人を思い、自分たちのやりたいことをやって輝いている、かっこいい大人たちが増えていく」
 自分の好きな仕事に打ち込んで、楽しんでいる姿を見せること、そうすれば楽しい場所が増えていき、後に続く子どもたちが将来に希望を持てるようになるのではないでしょうか。


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