何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

当り前のことをしただけ、星野SD

2005-09-10 22:00:15 | 思いつくまま
星野氏、阪神残留表明の裏に どうする巨人次期監督 (共同通信) - goo ニュース

 優勝争いが繰り広げられているにもかかわらず、巨人の監督人事のほうが重大事かのような、そんな昨今のマスコミ報道の乱れに、いてもたってもいられなかったような星野SD。優勝争いよりYGの次期監督がどうなるか、なんてことが大きく取り上げられていることは、プロ野球界の異常さを象徴しており、それを沈静化しようとした星野SD。これでひとまず、ガセ報道を閉じ込めた形だ。

 だいたい、少し前にはこんな報道もあった。

年俸10億円!巨人・滝鼻オーナーが星野氏に監督を正式要請

 今となっては言えぬ事情もあって、何が本当なのかわからないが、星野SDの「誘いはない」発言が本当なら、この産経新聞の報道は、まったくのデタラメということになる。

 一般紙の報道なら、朝日新聞の例を出すまでもなく、信用やマナーが厳しく問われるが、スポーツ新聞は賑わせてナンボのようなところがあるから、先走った報道、針小棒大な報道であっても、どうでもよろしい的扱いなのだろうか。

 スポーツ新聞といえども、ちょっと度が過ぎるように思うのだが。

 だいたいジャイアンツが強くなきゃ、野球は面白くない、なんて言う発言こそ、面白くない。郵政民営化の是非よりも、それによって自民党の古い体質が政界から一掃されることこそ国民が望んでいるかのように、ジャイアンツの星野SDまで欲しいという節操のない体質にこそ、野球ファンは悪臭を感じているのだ。

 どちらも共通して、権力丸出しで、過去にしがみつく人々がいなくなることこそ、社会から熱望されているかのように思える。
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