何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

職場における服装の規制緩和

2005-08-26 12:56:27 | 思いつくまま
 台風一過で猛暑再来といった今日の天気。

 来客などの機会も少ないにもかかわらず、クールビスではない我が職場では、ウチワをパタパタ、冷房がんがん、といったところ。来客があっても、しかるべき説明をして先方とコンセンサンスが得られればいいだけのことで、仕事の中身でなく、外見に対して過度にこだわるのは世間相場とはだいぶ隔たりを感じるところだ。

 そういえば、小泉首相もノーネクタイでインタビューに応えていたり、ネクタイ着用でTVに映っていたりするなぁ、と思っていたら、国会本会議はネクタイ着用義務だったんですね、知りませんでした。

 クールビズ、国会本会議OKなら評価=「元祖ノーネクタイ」の元市議-青森

---(ここから転載)
「クールビズは長続きすると思わない。国会の本会議まで服装が自由となれば話は違うのだが」。こう語るのは、かつて「ノーネクタイ議員」として話題となった元青森県三沢市議の伊藤裕希さん(57)。議員を1期で辞め、今はミニコミ紙を発行する伊藤さんは、政府が主導する夏場の軽装運動「クールビズ」を少し冷ややかに眺めている。 
(時事通信) - 8月26日8時1分更新
---(転載ここまで)

 我が社は、会議の最初と最後だけ着用で、あとは上着は脱ぎっぱなしだから、たいして意味のないことをしているようにも見えるけど。

 秋冬は「ウォーム ビズ」 寒い日に帽子とベスト (産経新聞) - goo ニュース

 クールビズはネクタイや上着のことだから男性中心の問題だったが、ウォームビズのほうが女性にも関係しそうだ。そうは言っても、これまでも冬場にはセーター等も着ていた。衣服を脱ぐのと着るのとで、明確に何をするのがウォームビズなんだかよくわからないが、仕事における服装の規制緩和 として、歓迎したい。

 その精神こそを、これから取り組む会社は導入してほしいと思う。我が社の常識が世間の非常識にならないことも期待するんだけど
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

怪しい処方を黙認したら、薬剤師も同罪

2005-08-26 09:56:42 | 薬害は人災だ
良質ながん情報を患者に 厚労省、情報ネット構築へ (共同通信) - goo ニュース

 今に始まったことじゃないのですが。

 同じ患者さんでも、A医師にかかったか、B医師にかかったか、C医師にかかったか、によって、処方が激変する。カゼひいて病院に飛び込んでも、どの医者と巡りあうかは、まさに運のようだ。

 医療の仕組みから言えば、患者に対する診断名も難しい疾患でない限り同一であり、患者さんの話を聞けば、治療方針も、そう大きく違うことはないだろう・・・、ということになっている。しかし、現実は全く違う。

 咳止めが必要、という判断までは共通で、たまたまメジコンが処方されるか、アスベリンが処方されるか、そういう違いはあっていいだろうが、処方の組み立て、漢方や抗生物質の有無、薬の種類、まぁ見事に違う。

 カゼきらいならまだいいほうなのかもしれない。

 もっと身体や生活に影響の大きい疾患のほうが重要だ。患者にしてみれば、長くつき合わねばならない疾患ほど、どっちでもいい、なんてことがあって欲しくないだろう。シロートと言えども、専門書を読み漁れば、なんとなく疾患や治療の要点だって少しずつ見えてくるだろう。そんなとき、自分の処方が一般的とされる内容と大きく違っていたらどう思うか?

 処方方針が合っている中の、大きな影響がない中でのちょっとした薬の選択の違い、ならよいが、まったくガイドラインなどとかけ離れていたら、どうするだろう。それが、がんなどの生命にも関係する場合はなおさらではにだろうか。

 一般的な治療指針と違うことは、ただちに問題ではない。 体質や生活は十人十色だから、そこの合わせてのバリエーションは必ず存在するから。しかし、それが医療者が見ても、患者サイドから見ても理解できるものであればいい。

 その違いをきちんと説明されているか、納得のいくものか? が重要だろう。

 ・・・長い前置きになってしまったけど、そこで患者サイドでは、まず自分の疾患のことと、その一般的な方針を知っておかねば、説明を受けても判断もできない。情報に溢れる世の中だからこそ、メーカー等の意図の入らない、公平・中立な情報が望まれる。じゃぁ、国の情報が中立かと言えば、けっしてそうではない、恣意的、政策的なものが入り込む余地は十分あるのだが。

 処方を通じて、医者のタイプって見えるものだ。怪しい処方を黙認していたら、医者の指示を遵守させることが薬剤師の役割のように思っていてはいけない。対立するのではなく、冷静に向き合う必要がある。

Comments (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする