何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

佐々木を引退に追いやった日本プロ野球のレベルアップ

2005-08-08 21:39:05 | 思いつくまま
高すぎた“授業料” 横浜、投資に失敗 (共同通信) - goo ニュース

 ついに大魔神も“その時”を迎えた。凄い成績を挙げた人だから、引退も潔くかつスッキリとした形でありたかったと思う。しかし、まるで給料泥棒のような罵声の中、ユニホームを脱ぐようで、佐々木自身こそ残念だろう。

 大リーグではいまひとつでも、日本球界ならそこそこに神通力が通用するかと思いきや、まさかのホームラン3連発を浴びたり、ちょっと日本のプロ野球をナメていたのかもしれない。今の日本は、やはりできればオレもアメリカで・・・という思いがあるせいか、引きづられて案外、レベルアップしたのかもしれない。一流選手の国外流出で、レベルが下がると思いきや、案外MLBへの道ができてきたことで、いい意味での逆効果が出て、真剣にプレーする選手が増えたんじゃないだろうか。

 人気選手あってのプロ野球みたいなことを言っていた評論家の意見は、見事に外れたようで面白い。人気選手という広告塔で商売するプロ野球は終わり。佐々木という個人を頼りにした運営は見事にハズレ。

 いずれも過去の栄光や名前にこだわり、真の実力があるかないかが問われていることを実証した出来事であったように思う。「過去の栄光は永久に不滅」という論理が、滅亡したというか、もともと成り立つはずのものではないだけのことだろう
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