ジェネリック全盛で、先発品にない剤形や規格(半量や倍量)まで製造販売されるにもかかわらず、なぜか製造されていないのが「ヒドロクロロチアジド錠12.5mg」。
先発品の25mg錠が1錠6.9円だから、薬価が安すぎるという理由がまず挙げられよう。しかし使われるのなら作るはず。その好例が低用量アスピリン錠。
ARB+ヒドロクロロチアジドの合剤が「新薬」として次々と販売されている。合剤は、2種類服用するより手間がかからないからコンプライアンスがいいと言うはその通りであろうが、ジェネリック対策であるのは明白。延命措置のように映る。
先発品が25mg錠しかないので、12.5mgを追加しようとするとそれを半錠に分割しなければならない。調製する側にとって手間がかかるし、ヒートに収められた錠剤でなく、分割されたものを服用するというのもやや気が引ける。なんだかんだいって合剤が使われてしまいかねない。それも合剤を支持する一助になっているように思われる。
合剤への移行は新薬シフトであり、ジェネリックの使用促進とは反対の方向に向かう。やがてARBがジェネリックに移行した際に12.5mg錠があったら、2種飲むことにはなるが、自己負担は抑えられる。医療費抑制になる。
今は販売準備の段階で、ARBのジェネリック移行のタイミングを待っているだけなのかもしれない。
先発品の25mg錠が1錠6.9円だから、薬価が安すぎるという理由がまず挙げられよう。しかし使われるのなら作るはず。その好例が低用量アスピリン錠。
ARB+ヒドロクロロチアジドの合剤が「新薬」として次々と販売されている。合剤は、2種類服用するより手間がかからないからコンプライアンスがいいと言うはその通りであろうが、ジェネリック対策であるのは明白。延命措置のように映る。
先発品が25mg錠しかないので、12.5mgを追加しようとするとそれを半錠に分割しなければならない。調製する側にとって手間がかかるし、ヒートに収められた錠剤でなく、分割されたものを服用するというのもやや気が引ける。なんだかんだいって合剤が使われてしまいかねない。それも合剤を支持する一助になっているように思われる。
合剤への移行は新薬シフトであり、ジェネリックの使用促進とは反対の方向に向かう。やがてARBがジェネリックに移行した際に12.5mg錠があったら、2種飲むことにはなるが、自己負担は抑えられる。医療費抑制になる。
今は販売準備の段階で、ARBのジェネリック移行のタイミングを待っているだけなのかもしれない。