何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

知恵も心も感じられない

2008-07-21 11:20:35 | よくわからないこと
Kスタ・楽天戦 飲食物持ち込み規制強化に不満の声 7月20日6時12分配信 河北新報

 プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地、仙台市のクリネックススタジアム宮城(Kスタ宮城)で行われる東北楽天の試合で、飲食物の持ち込み規制が強まり、観客から不満の声が出ている。外で買った食べ物だけでなく、手作りの弁当やおにぎりも締め出す徹底ぶり。球団は「売店の売り上げを確保するために仕方ない」と理解を求めるが、一部のファンは「もうけ主義が強すぎる。手作り弁当ぐらい大目に見てもいいのでは」とぼやいている。

 「中の店で買うと高いので弁当を持ってきたが、駄目と言われてがっかり。手作り弁当を食べながら家族で観戦する楽しみに水を差され、興ざめする」と嘆いた。

 阪神と巨人、横浜、広島、ロッテ、オリックスは食べ物の持ち込みを制限していない。ヤクルトと日本ハム、西武は規制はあるが、事実上黙認している。中日、ソフトバンクは比較的厳しく統制しているが、入り口で預かることはしない。

 堀江隆治球場長(39)は「売店の売り上げは貴重な収益で、健全経営のためにやむを得ない」と説明する。

 全球団の試合観戦経験があり、8日のKスタ宮城での東北楽天対オリックス戦を見た大阪市の自営業長谷川靖弘さん(33)は「楽天は規制が最も厳しく、評判が悪い」と指摘。「缶や瓶の飲み物は選手に危害が加わる可能性があって規制は仕方ないが、過度な統制は商業主義の印象を強め、球団にとって逆効果になる」と語っている。


 観客は観戦するだけで高額なチケットを買うにとどまらず、飲食物も球場内で買わなければならないとは、ファンの気持ちに思いが至らないのか。わかったとしても、やむをえないと押しつけることに対し、ファンがどう思うかまでは想像できないのがKスタ側のようだ。

 売上を伸ばしたい一心に、価格に転嫁するとははたして・・・。
・フツウは値下げで客足を呼び込むのではないか。
・味やお弁当の内容を工夫する。
・持ち帰りたくなく容器にする(例:駅弁のように、洗うと貯金箱になる)。
・お土産として欲しくなるようにする。
・日替わりやタイム指定で、選手やOBがある一定の時間、店頭に立つ。

 企業努力はしているのだろうか。

 球場で販売する飲食物には、その店の利益に加えて、相当の球場運営費が含まれていることが(わかりきっていることにもかかわらず)改めて露呈し、クローズアップされてしまった。

 楽天という球団を持とうとしたのは、儲けの手段か、広告宣伝媒体だったのか。世の中値上げ、物価高が続く中、球場のルールだとばかりに一方的に規制する商法。炎天下、水分を補給するのは選手ばかりではない。それをわざわざ「高い水(分)」を買えという。

 楽しみを奪っておいて、はたして野球を楽しむことができるか。心から応援する気になれるのか。こういう側面にも、ノムさんにぼやいてほしい気がする。

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 勝者の方程式 | TOP | いかに安定した実績を残すか »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | よくわからないこと