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済州島東部、海に張り出した城山日出峰の登山道で見かけた変わった花をつけた木です。
“なんという木なのかいろいろ調べてみましたが皆目見当がつきません。日本にもあるのでしょうか。どなたかご存知の方はお知らせください。”との記事に対し、ある方からハリグワ:針桑(クワ科ハリグワ属)ではないかとのご教示を頂きました。
中国原産で、日本ではカイコの餌用に栽培されたものが野生化しているといいます。
落葉小高木で、葉腋に枝の変形した鋭い棘があります。
雌雄別株で、花期は6月、日本では雄株は見かけるが雌株はほとんど見かけないそうです。
よく似た近縁種に同科同属のカカツガユ:和活が油(ヤマミカン)があり、沿海地の林縁に生えるというのが気になりますが、葉の形などから本種はハリグワと見ました。