新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
目標は毎日1記事です。

サワフタギ:沢蓋木(済州島で出会った花々①)

2009-06-06 10:39:31 | 植物観察1日1題

済州島へ行ってきました。
済州島の古名は耽羅国または耽那国、そこで最初に発見されたことからその地名がついたタンナサワフタギ:耽那沢蓋木が一面に生えているかと期待して行ったのですが、出会ったそれらしい木は、葉の形と、ガイドが実は青いというので、(07年11月11日記事)タンナサワフタギではなく、仲間のサワフタギ:沢蓋木(ハイノキ科ハイノキ属)と見ました。
日本、朝鮮、中国に分布し、山野の谷川などに生える落葉低木で高さ2~3m、よく分枝し、葉が多くついて茂るので、沢を覆いかくすとうことからこの名があります。
初夏、若葉とともに新枝の先に長さ3~6cmの花序を出し白い小花を多数つけます。
別名ニシゴリは錦織木で、この材の灰汁は紫を染めるのに用いたことによります。