済州島へ行ってきました。
済州島の古名は耽羅国または耽那国、そこで最初に発見されたことからその地名がついたタンナサワフタギ:耽那沢蓋木が一面に生えているかと期待して行ったのですが、出会ったそれらしい木は、葉の形と、ガイドが実は青いというので、(07年11月11日記事)タンナサワフタギではなく、仲間のサワフタギ:沢蓋木(ハイノキ科ハイノキ属)と見ました。
日本、朝鮮、中国に分布し、山野の谷川などに生える落葉低木で高さ2~3m、よく分枝し、葉が多くついて茂るので、沢を覆いかくすとうことからこの名があります。
初夏、若葉とともに新枝の先に長さ3~6cmの花序を出し白い小花を多数つけます。
別名ニシゴリは錦織木で、この材の灰汁は紫を染めるのに用いたことによります。