御理牧トレッキングコースの1500m以上の地点に黄色い小花を沢山つけた木がありました。
花の形、枝の節についている鋭い棘などからヒロハヘビノボラズ:広葉蛇上らず(メギ科メギ属)と見立てました。
山地に生える落葉低木で、高さは3mほど、よく枝分かれして全体として平たい球形の樹形となります。枝には稜や浅いたて溝があり、各節に長さ8~20mmの棘が3~4個つきます。
互生する葉は主に短枝に集まってつき、縁には棘状の細かい鋸歯があり、基部は細くなって葉柄状になります。
5~6月短枝の先に総状花序を出し黄色の花が垂れ下がってつきます。
近くに花軸や花柄が赤褐色になるアカジクヘビノボラズ:赤軸蛇上らずと思われる木もあって同じように花をつけていました、