新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
目標は毎日1記事です。

ハマウド:浜独活(済州島で出会った花々:終) 

2009-06-15 07:03:16 | 植物観察1日1題

荒々しい溶岩塊が連なる済州島の海岸にハマウド:浜独活(セリ科シシウド属)が咲いていました。暖かい地方の海岸にはえる多年草で、高さは1m以上にもなる大形で、オニウド(鬼独活)とも呼ばれます。
茎は太く、暗紫色の縦筋が目立ちます。葉は1~2回3出複葉で、葉柄の基部は袋状に膨らみます。
小葉は卵状楕円形で厚くて光沢があり、縁は切れ込みます。4~6月、枝先の複散形花序に白い小さい花を多数つけます。
済州島の浜辺の植生は山以上に日本の海辺とよく似ていました。