新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
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ニワトコ:庭常・接骨木(春待つ花芽)

2006-03-03 06:55:41 | 植物観察1日1題
例年にない厳しい寒さが続きましたが、此処かしこに確かに春の気配が感じられます。
早春の風にニワトコ:庭常・接骨木(スイカズラ科ニワトコ属)の冬芽が膨らんでいます。
ニワトコは、本州、四国、九州、南朝鮮から中国の暖帯に分布し山野に通常見られる落葉低木で、若い芽は山菜として人気があります。
写真の若芽は花芽と葉芽が一緒に入った昆芽といわれるもので。ニワトコは春早く、さくらと同じころ芽出しと同時に淡黄白色の花を房状(散房花序)につけますが、その花芽がもうしっかりと顔を出しかけているのです。
不謹慎かもしれませんが、この芽を見ていると早くも山菜採りへの期待が膨らんできました。