酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

サラリーマン川柳

2011-02-18 06:44:51 | Weblog
こちら

恒例ですね。

正社員、という句が三つもありました。
いずれも苦いです…。

99番は、笑った後に微妙な悲しさが…

コピペはしません。
リンク先からお楽しみください。
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就職超氷河期時代は嘘?

2011-02-17 13:38:02 | Weblog
少し前ですが、こんな記事を読みました。


大学生の就職内定率が最悪の状況というニュースを受けて、今後は非正規雇用でしか働けないという悲観論が広まりつつある。だが、そこにはマスコミのミスリードがあると人事コンサルタントの海老原嗣生氏は指摘する。

* * *
大学生の中には「今は就職氷河期で正規雇用が減って、若者は契約や派遣などの非正規でしか働けなくなっているのではないか」と訴える人がいる。これなどはマスコミのミスリードの最たるもので、騙されてはいけない。大学新卒の就職市場は昔も今もほとんど変わっていない。

実は氷河期どころか、この20年で大学新卒の正社員就職数は2割以上増えている。その一方で何が起きているのかというと、大学の激増と大学進学率の上昇である。20年前の進学率は約2割ほどだったが、今は5割を超えた。

大学生数は1985年に185万人だったが、2009年には285万人と100万人も増えたのだ。

つまり、新卒採用のパイは微増しているが、それを奪い合う学生が激増したため内定率が下がり、就職氷河期のように見えるだけ。女子の進学率の上昇や就職志望が増えたことも拍車をかけている。

しかし、現実には上位校の卒業生の内定率は90%以上で昔と変わっていない。一方で、EランクやFランク(偏差値35以下)に属する大学卒の内定率は4割以下の学校も多く、全体を押し下げている。2007年のような好景気でも、卒業生に占める就職者の割合は70%ほどで頭打ちしたのである。

酷な言い方かもしれないが、ほとんど無試験で入れる大学を出て、大企業でホワイトカラーの職に就くのは難しいということ。逆に中堅以上の大学であれば、昔に比べてもそれほど変わっていない。

※SAPIO2011年1月26日号



この記事の内容が正しいかどうか私にはわかりませんが、事実だとしたら何百万円もの学費をかけて卒業しても就職にはあまり意味がなかった、ということになります。

Fランクであろうと大卒の肩書きがあれば高卒より就職の時の条件は良いでしょう。
しかし、多額の学費を支払ってまで行く価値があったかどうかは疑問です。
もちろん大学生活は就職予備校だけではないはずですから、そこで過ごし学んだ時間は人生の宝だと思いますが。

50%まで大学進学率が上がるということは、どうなんでしょうか。
ちょっと異常という気もします。

本来は学ぶために行くべき大学が、就職対策のために大卒の肩書きを取る場所に変質して進学率が上る。
そうなると高卒では今までより就職に不利になるから、本来は大学を目指す必要のない層も進学したがって、その層を狙った低レベルの大学が乱立する。
企業は低レベル大学を歓迎せず、学生は大卒の肩書きというプライドから中小企業をいやがって行き場がなくなる。
経済的理由で大学に行けない人は不利になり、経済的に無理して進学した人も奨学金の支払いが負担になる。
すごい悪循環。

これって法律で規制するとかの表面的な対策ではなく、社会全体の価値感が変わらないと悪循環のままになるんでしょうね。

なんだか、今の若い人って大変だなぁ。
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タバコの売り上げ

2011-02-16 07:06:32 | Weblog
日本たばこ協会によると1月のたばこの販売数量は前年同月比18.9%減、金額では同11.2%増と順調に回復しているそうです。

数量で2割弱の減ということは、節煙している人もいるでしょうから禁煙した人はそれより少なくて1割か1割5分程度なんでしょうね。
私の周囲でも値上げ後に禁煙した人は1割いるかいないかという感じです。

何度も書きますが、喫煙は洗脳です。
こんなに馬鹿馬鹿しいものはありません。

これから先も定期的に値上げされて、普通の家庭よりも火災の心配は増えて、健康に悪くて、吸う場所も年々減って、奴隷並みですよ。
そこまでしても吸い続けていること自体が洗脳だと思いませんか?。

禁煙外来という心強い味方もあります。
ぜひ禁煙に挑戦してください。
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マラソンシューズ寸評

2011-02-15 06:54:04 | マラソン練習
今まで履いたシューズの印象を書いておきます。

アシックス ゲルフェザー
5時間弱から3時間40分付近まで長く愛用したシリーズで、当時は練習からフルマラソンまでゲルフェザーのみでまかなっていました。
軽いけどソフトで良い相棒だったのですが、ある時からフィット感(特にかかと)が悪くなって、フィット感優先の履き方をするとヒモの締めすぎで足の甲が痛くなるようになってしまい履かなくなりました。
それが気にならなければ本当に良いシューズだと思います。

アシックス GTシリーズ
私はGT2110から履き始めたのですが、最初から練習用として買っています。
滅多にスピード練習はしないので重さも気にならず、練習用としては良い相棒です。
フルマラソンも何回か走りましたが、3時間半強ペースなら十分に使えます。
それ以上速い人は重さが気になるかな。
アウトソールが丈夫で長持ちすることもあって練習用には最適ですし、型落ちが安く手に入るチャンスが多いのも魅力です。
初心者の練習・レース用から上級者のLSD用まで、幅広いランナーにオススメできます。

アシックス スカイセンサーブリーズ
クッション感と独特のフィット感が大好きでしたが、アシックスラインの付け根が足裏に当たってダメージが残るのが難でした。
このシューズで出した自己ベストは今でも更新できていません。
(まあシューズだけの問題ではないけど。)
中足部をぎゅっと絞ったデザインによりフィット感と引き替えに安定性が落ちたようで、短命なシリーズに終わりました。

アシックス スカイセンサーJAPAN
現行モデルと前モデルの両方持っています。
前モデルはモデルチェンジせずに長く生産されていたロングセラーでした。
レベル的にはブリーズと同レベルのハズですが、どうも私には薄い気がして数回履いてタンスの肥やし状態です。もったいない。
前足部に補強が入っていないので、前足部のホールド感がかなりソフトです。
私はそのソフト感が物足りないのも合わなかった大きな理由のようです。

アシックス DSトレーナー14
くるぶしがシューズのヘリに当たるのが気になって、練習でしか使っていません。
ホールド感もよく、くるぶしさえ気にならなければフルのレース用に使ってみたい気もしますが、正直GTとの違いが私には分かりません。
GTよりスピードが出せそうな感じ(グリップやホールド感)がしますが、スピード出すならもっと軽いシューズを持っているし、私には中途半端な気がしています。
まあ、くるぶしが当たるという不安と長年履いているGTへの信頼感を天秤にかけたら、DSトレーナーの持っている良さを捨ててもGTの方が無難となってしまいます。
最初の印象(くるぶし)で信頼関係を築けなかった例です。
シューズ自体はいいシューズだと思っています。

ミズノ ライトスカッドウエーブ2
3時間半近くで走れるようになってからレース用に買ったシューズでしたが、フル用にはちょっと薄い気がします。
ハーフまでのレースやスピード練習用にはオススメできますが、もうシリーズごと生産中止になっちゃいましたね。
200km程度でアウトソールが削れてきたので耐久性は低めのような気がします。

アシックス ターサーRSアリビオ2
10kmとハーフのレースで一回づつしか使っていませんが、スピードを出すには良いシューズです。
しかし、私レベルのランナーにとっては薄さが気になって、ちょっとフルマラソンには使う気になれません。
3時間20分以上のランナーじゃないとフルで使うのは無謀な気がします。
値段も高く耐久性も低いようなので、レース専用と考えた方が良いです。
キロ4分台で走れない人は履かない方が良いです。

アシックス ライトレーサーGD
数回レースでも使いましたが、フルには薄いし、フィット感やクッション感も微妙だからハーフ以下のレースでもあまり出番がなくて、スピード練習の時に引っ張り出す程度で寿命を迎える前に捨てました。
廉価版ターサーといった性格のせいかアッパーの素材のせいか、フィット感もまあ普通、私にとっては中途半端なシューズでした。
やはりターサークラスを履く人の練習用というのが正解なんでしょうね。
もちろん足に合えばレース用でも十分に使えます。

ミズノ ウエーブイダテン4
何回か書いたので割愛しますが、フルのレース用として気に入ってます。
性格としては耐久性重視の練習用なのかもしれませんが、私レベルのフルのレース用としては今のところ一番です。

アシックス GEL1150が次の練習用として控えているので、楽しみです。
春頃から履く予定ですが、もし気に入れば安いので今後懐が助かります。

私は年に3000km程度なので、練習用二足をメインに履いて、あとはレース用などを時々履きます。
ですから、練習用は一年に一回買い換えればだいたい一足あたり1000km前後となって、まあ悪くはない距離でしょう。
まだまだ履けるのですが、たぶんクッション性はかなり落ちているでしょうから、この辺で買い換えるのが良いような気がします。
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マラソンシューズの重さ(補足説明)

2011-02-14 13:37:09 | Weblog
昨日のデータの解説をちょっと書きます。

GTシリーズの重さがずいぶんと違いますが、このシューズは当初26.5cmから25.5cmまで、サイズを変えて履いています。
またモデルチェンジすれば重さも変わります。
同サイズで同じモデルで重さが違うのは個体差です。

同じメーカー(アシックス)でもモデルによって25.5cmから26.5cmまで1cmの違いがありますが、これはラスト(足形)が違う影響です。
アシックスの場合、GTシリーズはノーマルラスト、スカイセンサーなどはレーシングラストで、レーシングラストの方が細身です。
ですので、同じ足でもGTは25.5cm、スカイセンサーは26.5cmがジャストサイズだったりします。
もちろん足形によって大きく違ってくるのであくまでも私の場合は、なんですけど。

シューズ選びの際は「俺は26cmだ」などといった決めつけをせずに、前後のサイズも試し履きしないと、本当のジャストサイズは見つかりません。
ついつい大は小をかねるということで大きめを選びがちですが、大きいとシューズの中でブレてマメができたりロスになったりします。
(かといって小さすぎるのも問題ですが)

ショップで履いてみて、もうワンサイズ小さくても良いかなという時に、そのサイズが在庫切れだった場合、つい妥協してワンサイズ大きめ(かもしれない)ものを買ったりしますよね。
入荷してから再度来店するのは面倒だし、他店に行くのも時間かかるし、今日じゃないとセール期間が終わっちゃうし、なんて理由で妥協したりします。
まあ妥協するのも手ですけど結構な値段のものですし、なによりも脚を痛める可能性もあるわけですから、できれば納得するまで履き比べた方がいいです。

私はシューズを買い換える時期の半年前ぐらい前に買うようにしています。
焦って買うとサイズで妥協したりする危険があるので、セールの時期などに先行して買っておきます。
あまり寝かせると劣化してしまうのですが、そんなに何年も寝かさなければ大丈夫です。

シューズの買い時ですが、新製品が出てから半年後ぐらいにニューカラーが出て、その直後のセールで値下げ販売されることが多いようです。
ただ、人気のモデルで需要の多いサイズだとあっという間に売り切れますから、セールは初日に行ったほうがいいです。

ネット通販という手もありますが、愛用しているものと全く同じものならそれでもいいのですが、同一シリーズでもマイナーチェンジされた後などは試し履きしないと怖くて買えません。
でも、店で履いてみても失敗することも多いから同じかな…。

都市部でスポーツ店が多い場所だと、ネット通販より店頭のセール品のほうがはるかに安かったりします。
地方や郊外の人は不利ですね。
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マラソンシューズの重さいろいろ(実測値)

2011-02-13 06:50:17 | マラソンあれこれ
備忘録をかねて書いておきます。
重さは家庭用のアナログの秤でのものですから、あまり正確ではないと思いますが、同じ秤で量っていますから目安にはなるでしょう。

新品の時だけ量ったもの、廃棄前に量ったものなどが混在しています。
また、初期の頃は左右の平均値しか記録していませんでした。

型遅れを買うことが多いので、購入年は参考まで。
各シューズの詳細は型番で検索して下さい。


アシックス ゲルフェザー IGS-LF(TJG603) 2004年購入
レーシングワイド 購入時256g 26.5cm

アシックス GT2110NY(TJG866) 2006年購入 
引退時 右308g、左308g

アディダス アディゼロCS2 2006年購入
26cm 購入時215g 引退時は210g
(ほとんど履かずに捨てたのに5gも減っているが、減ったのか誤差か不明)

アシックス GT2110NY(TJG866) 2007年購入
25.5cm 購入時330g、引退時右328g、左327g

アシックス GT2120NY(TJG878) 2007年購入
25.5cm 購入時296g、引退時右292g、左293g

アシックス GT2110NY(TJG866) 2007年購入
25.5cm 購入時328g

アシックス GT2130NY(TJG804) 2007年購入
25.5cm  購入時305g、引退時 右298g 左298g

アシックス GT2130スリム(TJG805) 2007年購入
25.5cm 購入時 右308g、左302g、引退時 右302g 左296g

アシックス GT2130スリム(TJG805) 2007年購入 
25.5cm 購入時 右312g、左314g

アシックス スカイセンサーブリーズ(TJR317) 2008年購入
26cm 購入時 右200g、左200g
(幅が小さすぎて一回履いただけで廃棄)

アシックス スカイセンサーブリーズワイド(TJR318) 2008年購入
26cm 購入時 右211g、左211g
(ワイドモデルを買い直した)

アシックス スカイセンサーJAPAN  (TJR008) 2008年購入
ワイド26.5cm 購入時 右208g、左210g

アシックス ゲルフェザーGS  (TJR434) 2008年購入
ワイド26.5cm 購入時 右242g、左243g

アシックス DSトレーナー14  (TJR436) 2009年購入
ノーマルラスト26.5cm 購入時 右275g、左280g

アシックス GT2130  (TJG804) 2009年購入
25.5cm 購入時 右 308g、左 317g

ニューバランス RT965 2009年購入
4E 26cm 購入時 右238g、左244g

ミズノ ライトスカッドウエーブ2  8KS-82503 2009年購入
26.5cm 購入時 右226g、左228g

アシックス ターサーRSアリビオ2(TJR236) 2009年購入
レギュラーラスト 26.5cm 購入時 右188g、左192g

アシックス スカイセンサージャパン(TJR013)2009年購入
レギュラーラスト26.5cm 購入時 右204g、左200g

ミズノ ウエーブイダテン4 8KS-945093 2010年購入
26.5cm 購入時 右226g、左229g

アシックス スカイセンサーneo(TJR322)2011年購入
26.5cm 購入時 右206g、左202g

アシックス GEL1150(TJG846) 2011年購入
26.0cm 購入時 右298g、左290g
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春の息吹

2011-02-12 13:35:31 | Weblog
昨日からの雪も積もることなく終わったので、近所の公園を走ってきました。
雪は芝生の上にうっすらある程度で、路面には全く残っていませんでした。

梅のつぼみがほころびかけていました。
あー、こんなに寒いのに春は近づいているんですね。

季節の変化を実感できるのもマラソンの魅力の一つです。
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貯金の目安

2011-02-11 07:18:42 | Weblog
理想論ですが…。

私は年収の1.5倍の貯金を目標にすることを勧めています。
厳密に言えば、「年収」ではなく「一年間普通に生活できる金額」の1.5倍です。
同じ条件、たとえば30歳独身男性一人暮らしでも、年収200万円台で余裕のない生活の人もいれば年収700万円でゆとりのある人もいます。
ですから年収ベースで何倍ではなく、その人が普通に暮らすのに必要なお金の1.5年分の貯蓄があると安心ということです。

普通に暮らすということは、住宅費や食費、光熱費はもちろん、携帯やネット、趣味に使うお金、年に一回かかる費用(保険など)も含んだ金額です。
ただし数年に一度かかる費用(車検代や住宅の更新料)は月割りだと計算が面倒になるので、別枠で貯めておいて下さい。

なぜ1.5年分かというと、会社が潰れて自分の健康も壊したといったかなり最悪に近い場合でも、その程度の蓄えがあればほとんどの場合なんとかなるからです。

今の生活費の1.5年分ということは、節約すれば2年は生きていけます。
入院などの出費を引いても1年は生きていけますし、生命保険から支払われる分や失業保険などもあるでしょう。
要するに、多少のことがあっても1年は生きていける余裕を持とう、と言いたいのです。

もちろん理想論です。
家のローンでそれどころではない人もいるし、若くて収入が少なくて預金どころじゃない人もいるでしょう。
それは仕方がないことです。
人生には波がありますから、貯蓄できる時期が来たら頑張ればいいと思います。
ただ、私自身が若いときにあまり貯蓄に関心がなかったのを後悔しているので、うるさいオッサンと思われるでしょうが一つの目安として1.5年分と言っています。

実家暮らしで両親が経済的に余裕があるのなら、そんなに気にしなくても良いのかもしれません。
でも、親を頼れない場合、頼りたくない場合、親元にいるけど経済的には自立していたいのならば、この金額を目標にしてみてはいかがでしょうか。
まあ、あくまでも私が考える理想というだけですけど。
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マラソン10年目の思い出(最後)

2011-02-10 06:39:04 | マラソンあれこれ
10年間走り続けていて感じるのは、心が強くなったなぁ、ということです。

最近は、練習でいつもよりも少しだけ頑張った時は必ずと言っていいほど風邪をひいたり足が痛んだり、身体的ダメージが残ります。
昔なら身体が悲鳴を上げていた時点で練習をやめちゃっていたと思うのですが、最近は心の方が強くなったようで身体が悲鳴を上げてもまだ頑張れちゃいます。
だから、ちょっと頑張りすぎるとダメージが結構残ります。
…感性が鈍くなっただけかもしれません。
でも、それだけ身体的ダメージを堪える力がついたとも言えます。

仕事などでストレスがある時でも、マラソンで鍛えた心身は心強い味方です。
レースでは、かなりの速度で3時間半走り続ける訳ですから、そのことを考えれば、多少の日常の苦労は乗り切れます。

走っていれば肥満はしませんし腹筋なども多少は鍛えているので、自分の身体に自信が持てます。
痩せてそこそこ筋肉がある身体を持っているだけで自分に自信がつきます。
いや、お見せできるほど見事なもんじゃないです。
たいしたことはないのですが、それでもなんの努力もしないでメタボになっている中年とはあきらかに違う体型です。
たったそれだけで、自分に自信が持てるというのは意外なことですが事実です。

なんとなく自分に自信が持てない人は、なにかスポーツをして鍛えてみてはいかがですか。
妙な自信がつくものです。
お金、学歴、家柄、見た目、脳みそ、性格、それらすべてが人より劣っていても、鍛えた体を持っているということは確実に自信がつき心が強くなります。
その自信は、運動不足の人を見下して優越感を感じるという下品なことではなく、人と比べなくても自分そのものに自信がつくということです。
その自信は余裕になり、余裕があれば気分も安定してイラつくことが少なくなります。
たいがいのストレスは走って汗をかけば一時的にではあれさっぱりできます。
酒飲んで酔ってストレスをごまかすよりも健康的で爽快でお金もかからず二日酔いもしません。


大会ですが、ここ数年は毎年同じような大会にしか出ていませんし記録も変わり映えしません(むしろ劣化している)。
正直、マンネリ化と言って良いでしょう。
それでも、走って汗をかいた後の爽快感と充実感は何回走っても気持ちの良いものです。
たぶんこの10年で練習とレースを合わせると1500回は走っていると思います。
きっと何万回走っても、爽快感がなくなることはないでしょう。
(走りの質などでその都度爽快感は違います。だからこそ、よけいに面白いのです。)

客観的に見て、年齢やキャリアなどからこの数年がピークで後は現状維持か落ち込むのが現実のような気がしています。
(もちろん努力は続けますが。)
何歳までマラソンを続けるのか分かりませんが、末永く続けるのではなく一つ一つを大切にして、いつ死んでも良いぐらいの気持ちで取り組んでいます。


一番大きいのは、マラソンをはじめたからこそタバコもお酒もやめられたことです。
マラソンと巡り会っていなければ、今でもタバコぷかぷかの日々だったでしょう。
ひょっとしたらタバコの値上げで嫌々禁煙していたかもしれませんが、きっと心の中はタバコを奪われた喪失感で一杯だったと思います。
マラソンをきっかけにして酒とタバコと縁が切れ、また肥満予防にも最適、マラソンにはお金で変えない価値があります。

休日の朝に早起きして練習に向かうなどということは、私の人生にはありえないことでした。
ひょっとしたら、青春時代にスポーツとは無縁だったからこそ今がこんなに楽しいのかもしれません。
10年は単なる通過点、これからも状況が許す限りマラソンを楽しみたいと思います。

たぶん叶わない夢でしょうけど、3時間25分を切って20分近くになれたら別府大分毎日マラソンに出てみたい。
まあ、これは無理でしょう。

もう一つの夢は、もう少し年を取ったらトラック競技に出ることです。
こちらは今でも出場資格はあるのでしょうけど、なにしろ足が遅いので躊躇しています。
同じ遅さでも、年を取っていたらなんとなく許される気がしているので、年齢を重ねるのを待っています。
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マラソン10年目の思い出(その3)

2011-02-09 07:26:20 | マラソンあれこれ
10年ひと昔と言います。
一つの趣味にこれだけ時間とお金と情熱をそそいだのは、マラソンがはじめてです。
金額はたいしたことはないかもしれないけど、時間と労力はかなりのものです。

最初の頃の練習量は、週に2回ほど5km前後を走って休日に1時間弱で10kmを走る程度、これで満足でした。
今は週に3~4回の10kmジョグと休日の20km走が平均的で、たまに30kmとか42kmと長い距離を踏むこともあります。
平日にもっと長く走るとか速度を上げるとか、もっと強度を上げないといけないんでしょうけど、自分に甘いから伸び悩んでいるのでしょう。
「今後の課題」と何年も前から感じていますが、なかなか…。

タイムの推移ですが、10年間でそれなりに成長はしました。
10kmが54分→43分、ハーフは2時間15分→1時間33分、フルは5時間41分→3時間半弱。
まだ伸びしろが若干は残っているはずです。
私レベルのランナーは60歳までは記録が伸びるらしいので、まだまだ諦めずに頑張らなきゃ。

10年前と今ではランナーの数が大幅に増えました。
昔は貸し切り状態だった平日の公園も、今は誰かしら走っています。
ウエアなどの種類も増え、すごくオシャレになりました。
昨今のマラソンブームで意識の低いランナーが増えて苦々しく思う面が多いのですが、ウエアやシューズの選択肢が増えたことと市民マラソンの認知度が高まったのはいいことです。

私はアマチュア無線も趣味にしていたのですが、無線界の衰退はすさまじく、沢山のメーカーが撤退したり倒産したりしていて製品の種類が激減しているし、趣味人口の高齢化も甚だしいようです。

今のようなマラソンバブルは異常ですが、かといってあまり趣味人口が減ってしまうと趣味として楽しみづらくなります。
でも例えれば都心の過密都市と地方の限界集落のようなもので、趣味界の適正人口はなかなか難しいところです。

マラソンはやめることも始めることも自由ですから、だれも強制できません。
人口ならば政策などで多少はコントロールできるかもしれませんが、趣味となると時間が解決してくれるのを待つしかないのかもしれません。
まあ、そのうち適正人口に落ち着く日が来るでしょう。

マラソン大会も増えました。
各都市で大規模マラソンが計画されるなど東京マラソンの影響は良くも悪くも大きいです。
同時に、多くの大会が人集めのために低レベル化しています。
かつては市民ランナーの中でも選ばれし者しか出場権がなかった別府大分毎日マラソンですら、今では3時間半と大幅に緩和されました。
私は全ての大会がゆるゆるの市民マラソン化するのは大反対なのですが、この流れは今後も続くでしょう。


いつの間にか、私にとってマラソンは趣味ではなく生活の一部、あるいは人生そのものといえるまでのウエイトになっています。
でも依存しているわけではなく、ドクターストップがかかったらやめる覚悟はできています。
正直、ドクターストップで引退した方が気が楽かなという気もしています。
昨年、体調面からマラソンの引退を考えたことがあるのですが、幸か不幸か精密検査で運動しても問題なしと言われました。
ドクターストップがかかっていないのに引退するのは自分からの逃げだ、ということで引退はしなかったのですが、正直マラソンが重荷でもありますので、引退できたら楽だったのにとも思っています。

マラソンからは本当に多くのことを学びました。
仲間のありがたさ、努力の大切さ、辛抱する気持ち、挫折感、そして良い走りができたときの満足感、健康であることへの感謝など、書き切れません。
マラソンに限らず、スポーツで汗を流すことは若者の特権ではなく全世代が味わうべき人生の楽しみなのかもしれません。
それがゲートボールでもラジオ体操でも、その人のできる範囲内で身体を動かすことは人間の基本的な喜びの一つではないでしょうか。
(続く)
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