Blog ・( 自然エネルギー と コスト )
自然エネルギーに対して、二酸化炭素による地球温暖化問題や環境問題などで、感心が高まってきています。
ここに来て、石油価格が高騰した事も手伝い、色んな発電方法が採算に合う環境になってきたと言われています。
自然エネルギーと言えば、風力発電と太陽光発電が代表と言っていいでしょう。
現在は、人里はなれた所に風車発電が設置されています、しかし、電気は送電ロスが大きいので、出来れば、電気を消費する近くでの風力発電が理想と言えます、しかし、実際に風力発電の設置となると、そう簡単とは行きません。
色んな問題と条件が風力発電には付きまといます。 一つは、環境と美観が特に問題として言われます、次に、風が一年中吹いていなくては、採算面から設置が困難に成ります。
こう云った条件を満たす場所が、島国日本には少ないと言えます、全体の30%ぐらいしか平地が無い国土と、そこに多くの住民が生活しています。
そんな中で、有力視されている場所が海上です、この様な試みは既に、EU諸国で行われています。
風力発電と言えばEU諸国、特にドイツやデンマークが知られています、人口の少ないデンマークなどは、二割をまかなっていると聞く。
アメリカも広い国土を利用して、電力供給に風力発電を有効に使っています、よくコマーシャル映像に使われていますが。
あの、広いアメリカでさえ、海上を利用した風力発電が計画されています、それも、別荘地の景観が良い所に。
当然ながら、住民の反対が今のところ多い為に、実行はされていない、そんな取材報道が、今年になってからありました。
要するに、CO2問題をアメリカと云えど避けては通れない、その事をアメリカ住民も認識していると言えます、そんな、取材報道でした。
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日本の場合、自分は太陽光発電が向いていると、前々から思っていたし、前に、ブログに書いていますが、政府に手紙を書いている。
政府は太陽光発電装置・製造メイカーと電力会社各社、と共に、大型プロジェクトを国の指導でやるべきだと、また、失業問題も合わせて雇用対策としても行なうべきだと書いて送った。
最初に出した手紙は、太陽光発電装置が実用化した頃、その時は、失業問題は無かったと思う。
二回目は、バブル崩壊して、2~3年後だったと思います。ここに問題が、一つあります、それは、各家庭に太陽光発電装置を設置した場合、電力会社の経営が成り立つのか・・と、云う事です・・?
その点がクリア出来れば、大規模で効率よい太陽光発電装置を作る工場を造って、国と民間が共同作業で取り組み、石油、石炭などの埋蔵資源の消費量を減らす事が出来ます。
また、同時に、京都議定書が各国に義務付けたCO2削減問題、地球温暖化を防ぐ試みが全世界で行なわれています。
自然エネルギーを利用する事で、地球環境を守る事が出来る、そのことは日本政府の政策とも一致するものです。
これからは、石油価格の値下がりを期待しても無理と言える、その事からも、長い眼で見れば、太陽光発電は国の戦略と成りうるでしょう。
現在、この太陽光発電用パネルに力を入れている外国企業があります、世界の石油採掘や元売企業である、ロイヤル・ダッチ・シェル石油(英・蘭)などの石油企業です。
彼ら、巨大石油企業は、巨額を投資をして、太陽光発電パネルを生産しようとしています。
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2005年 6月12日 -景趣-
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