穴村久の書評ブログ

漫才哲学師(非国家資格)による小説と哲学書の書評ならびに試小説。新連載「失われし時を求めて」

モンゴル語翻訳の難しさ

2024-03-07 07:38:04 | 無題

宮城野部屋(白鵬部屋?)の暴力騒ぎ:

報道されるところによると、問題はいじめ、嫌がらせというのが正確な表現らしい。より正確に言うなら、自分の優位な立場を利用して相手に恐怖心、不快感を与える行為であって、その効果は暴力と変わりがないと。

モンゴル語ではああいうのは「暴力」と言わないのではないか。そうすれば暴力行為にはどういうものが入るか教育の際に具体的に教えるべきだ。

かって、大相撲から追放された朝昇竜にも家庭用品や玩具を使った同様の嫌がらせがあった。ああいうのはモンゴル語で「暴力」と言わないのではないか。

だから彼らは殴ったり、突き飛ばしたりするのが暴力と理解しているフシがあるだから家庭用品や日常用品を使って(頭を使って)相手に恐怖心、不快感を与える、オゾマシイ手段を工夫する。

問題は翻って翻訳の場合にも注意する点ではなかろうか、外国語を翻訳するさいには。

 

コメント
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