穴村久の書評ブログ

漫才哲学師(非国家資格)による小説と哲学書の書評ならびに試小説。新連載「失われし時を求めて」

アイリッシュはシュガーテースト

2010-09-12 11:23:22 | ミステリー書評

西部劇を見ていていつも思うんだが、やつらの食っているものはなんだろうね。食い終わると砂漠の砂をぶっかけて食べかすをこすり落としシャツの袖でぬぐってから頭陀袋にポイとしまう。砂漠に水なんてないからね。

混ぜご飯見たいだし、屑肉の鉄板焼き見たいにみえることもある。ようするに「メシ」なんだろう。名前なんかありはしない。カウボーイというのは日本でいえば東北の水飲み百姓だからね。

ところでブラックマスク誌出身の三人を味で示すとどうなるかな、

アイリッシュは間違いなく砂糖味だ。チャンドラーはペッパー味、ハメットは塩味かな、マスタード風味かな。