読む本が無くなるというのを寂しいもので、何かないかと段ボールの中を探していた。最近では何か読む本を求めて書店に行くことはない。捨てずにいる本を本棚や段ボールの中を探す。
そこで見つけたのが新潮文庫ドストエフスキー「未成年」である。この本は最初読んだときによく分からなかった。それで、再読の対象にした。当時は新潮文庫だけけだったが、のちに光文社古典文庫で大々的に?発売された。初読で読みにくかったので、別の出版社から売り出されたので、そんなに需要があるのかと、オヤと思った。本日段ボールのなかで見つけて読む気になったのである。まず巻末の解説であるが、佐藤優氏のであるが、読んでもよくわからない。若干の危惧はあるが、まあ時間がかかればそれだけ読みごたえがあると理屈をつけて机の上に開いた。