6月30日、上野の東京都美術館で開催されているマティス展に行ってきた。
昨秋行った国宝展と同じく、今回もネットで申し込んだQRチケットだった。
一般2,200円のところ、65歳以上は1,500円。この割引きは有り難い。
夏休みで混む前に行きたかった。
ついでに前回行って閉まっていた根岸の子規庵にも行きたかったが、土日・祝日しか公開されておらず、それでは混雑すると思われ諦めた。
出かける時に降っていた雨は、上野駅公園口を出ると上がっていたが、日差しが強く、ムシムシとしていた。
校外学習の子どもたちや、外国人観光客も多数いた。
会場は、地下B1から1F、2Fの3フロアに亘っていた。
1階フロアの作品は撮影してもよいとのことだった。
映像(動画)撮影しない、フラッシュ・三脚・自撮り棒を使わない等の条件付きで。
商用、営利目的とはせず、あくまで個人的に使用するのみ。
閲覧者の少ないブログへの掲載は、個人的使用の範疇で問題ないだろう。
油絵、素描、彫刻、切り紙絵など155点の作品を、分散入場でゆっくり鑑賞できた。
「何が一番好きか?」という問いに対して、一番好きな花、一番好きな食べ物、一番好きな映画など、あれもこれもと迷って答えられない。
しかし、好きな画家はと聞かれたら、恐らくアンリ・マティスと言ってもいいかもしれない。
(「恐らく」「かも」に、まだ断定し切れていない迷いもあるが・・・
)



赤の大きな室内

座るバラ色の裸婦
夢 / 《夢》のための習作
石膏のある静物 / 鏡の前の青いドレス / ニースの室内、シエスタ / 赤いキュロットのオダリスク

女性の顔(星柄のヴェール)L5 / トルコ風肘掛け椅子に座るリゼット / 眠る女性
マティスが表紙デザインした芸術・文学雑誌「ヴェルヴ」

先月半ば、テレビ番組「新美の巨人たち」は、会期に合わせてマティスだった。
晩年に設計からステンドグラス、壁画、法衣、祭壇上の燭台、磔刑像に至るまで全て手がけたた南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂に焦点を当てていたが、それらのデッサン、切り紙絵もあった。