
16日投稿「散歩用バッグ」の所持品にあるエコバッグは、古い傘の生地を再利用した手作りである。
同様のものがあと2つある。
先日玄関を片付けていたら、古い傘が何本も出てきた。
生地の使えそうなものがあったので、またそれで作ることにした。
2014年4月12日の「傘布の再利用」(カテゴリ『ハンドメイド』に収録)で制作工程を記述している。
だが読み返してみて、文章だけでは理解しづらく、ピンとこないかもしれないと思った。
そこで今回作っていく段階で要所要所を撮影し、画像と文章で手順をわかりやすく説明できないか試みてみることにした。
(サムネイル画像はクリックすれば大きくなる)
準備
傘から生地を取り外す。
今回はたたんだ状態で27cmの折りたたみ傘を利用。
洗ってアイロン(必ず当て布を)。
袋用4枚…最もきれいなものを。古いと骨のサビが付着していたりする。
持ち手用2枚…タテ中央6~8cm幅がきれいなもの。
ケース用2枚…ネーム(結束バンドのこと。今回その名称を知った)の付いたものを含む。
袋部分を縫う
三角形を互い違いに接ぎ合わせ、両端の斜辺も縫い合わせて輪にする。
画像のようなイメージ。
4枚の生地の裏側(縁縫いで確認)斜辺に、縫い代7~10mmでチャコペンシル(アイロンで折っても可)。
※カーブになっているので端と端を結ぶ直線に。
※左右対象の二等辺三角形になるよう。
※4枚が同じ三角形になるよう。
布を中表にして斜辺を縫い合わせる。
※4つの鋭角を少しはみ出させ、上下のラインを平行にする。
※接ぎ合わせのV字ラインが左右対象になるよう。
※3カ所縫った段階で、先にその部分を押さえ縫いする。(輪にした後ではやりにくい)
※その際縫い代は袋の底になる方向に倒す(障子貼りと同じく埃がたまらないよう)
※押さえ縫いの後に縫い代のカーブの膨らみをカットして7mm前後に揃える。(内袋がないので内部もきれいに始末)
4カ所目を縫い、同様に押さえ縫い・縫い代の幅を揃えて輪にする。
鋭角の出っ張りをカット。
底を縫う
底の形をどうするか。
・マチなしのフラットタイプなら、中表にして縫い代1cmで縫う。
・マチを付けるなら(ex.8cmとして)
両脇を折り込む方法や、底を折り上げる法などがあるが、カチッとした仕上がりが好きなので従来の方法にした。
※内側で底縫い目と脇ラインを合わせて待ち針を打ち、垂直に8cmになる箇所を縫う(左右とも)。
余分な三角はそのままでも、1cm残してカットしてもよい。
傘の生地はほつれないので断ち落としのままでOK。
高さ30cmで3つ折りし(まだ縫わない)、中央にネームタグを付けた。
次は持ち手である。
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