
マット・デイモンは大好きな俳優である。
最初に見た『グッド・ウィル・ハンティング(1997)』での数学の天才役や、『レインメーカー(1997)』の弁護士(志望)役などから知的な若者といったイメージだった。
実際、映画を始めたので中退したが、ハーバード大学に入っている。
『グッド・ウィル・ハンティング』では、親友ベン・アフレック(『アルマゲドン(1998)』での娘の恋人)とともにアカデミー脚本賞を獲っている。
『プライベート・ライアン(1998)』も生真面目な一等兵役だった。
なので、アクション満載のボーンシリーズは意外な感じがした。
しかし、CIAの暗殺者というハードボイルドに、記憶を失っているという設定が加わることによって、孤独や不安や懊悩で哀愁を漂わせ、まさに適役だった!
『ボーン・アイデンティティー(2002)』『ボーン・スプレマシー(2004)』『ボーン・アルティメイタム(2007)』『ジェイソン・ボーン(2016)』すべて見ている。
『ボーン・レガシー(2012)』はスピンオフ作品らしく、彼も出ていないので見ていない。
(後日追記:気になったので観た。面白かった。)

CIA長官役のトミー・リー・ジョーンズと。
画像を思いきり暗めに加工したが、彼の横顔は誤魔化せない
ボーンシリーズでどれが好きかと言われたら、物語が繋がっているのでなんとも言えないが。『ボーン・スプレマシー』のラストシーンがなかなかよかった。
CIA内で唯一の味方といえる女性捜査官のジョアン・アレンに電話し、切り際にボーンが言ったひと言。
「少し休んだ方がいい。疲れた顔をしている。」
思わず高層ビルの部屋の窓から、向かいのビルを見る彼女。Wow.
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