
ソーイングの話題になると、彼女が「ちょっと待ってて」と奥に入り、戻って来た。
「昔、あなたにもらったもの。今も愛用してるよ。」
と小さな巾着袋を見せてくれた。
彼女とは同い年の息子がいるママ友でもあり、小学校入学時に給食のナプキン入れを作ってあげたらしい。
すっかり忘れていたが、現物を見ると確かに自分が作ったものだった。
名前を記入するシールも縫い付けている。
息子さんが使った後、ギターをやっている彼女はカポタスト、ピック、爪やすりを入れていた。
なんと30年以上も捨てずに使ってくれていたとは!
しかし相応にくたびれている。
感謝の思いでアップデートしてあげたくなった。
以前お薬手帳ケースを作った(2019年7月1日記事投稿)残り布を使い切って、巾着袋2点を作った。
お薬手帳ケースは、2019年11月の町人会懇親会で販売するために20点以上作っている。
高齢者が多いので着物地や地味めの柄を選び、半数以上が男性なので、それも考慮した。
だが、自分用と同じ柄のピンクのハートのは出品せずに取っておいた。
それを今回添えて、お揃いの3点セットで差し上げることにした。
