え 煙突ならぶ旭化成(えんとつならぶ あさひかせい)
延岡市は、かつては内藤家七万石として栄えた城下町である。
城跡は市の中心地の小高い丘にあり、現在城山公園として市民の憩いの場になっている。
ここでは毎年10月上旬、二の丸広場・通称「千人殺し」の石垣を背景に「のべおか天下一薪能」が開催される。
近代になると旭化成の創業地として東九州一の工業都市に発展し、以来宮崎県北部の中心都市の役割を担ってきた。
かるたの発行された昭和30年代は、まさに「煙突並ぶ」と形容されるような工業都市の印象だったが、現在は豊かな自然と共存し、五ヶ瀬川・大瀬川・祝子川などの河川が日向灘に注ぎ、「水の郷百選」にも選ばれ、「水郷のべおか」と言われている。 ベンベルグ工場跡の煙突
また延岡市は「アスリートタウン」としても有名。
旭化成がマラソンを始めとした各スポーツ選手の育成に尽力し、これまでオリンピック出場のトップアスリートを多数輩出してきた。
その影響で年間を通してさまざまなスポーツイベントが開催されている。
中でも最も盛り上がりを見せる「延岡西日本マラソン」は、「福岡国際マラソン」「別府大分マラソン」とともに九州三大マラソン大会のひとつとして知られており、今年は2月15日(日)に実施される。
延岡駅前のモニュメント
延岡市ホームページ
http://www.city.nobeoka.miyazaki.jp/index.html
延岡観光協会ホームページ
http://www.nobekan.jp/