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言の葉

2008.11.28 開設
2022.07.01 移設
sonnet wrote.

散歩点描 13 陽は中空にあり

2020年08月26日 | さんぽ
散歩はいつも日中を避けて朝か夕方にしていたが、今日は午前10時~午後4時に開いている野草園に行こうと正午近くに出かけた。
何度もそばを通りながら、時間外で入園していなかった。
灼けつく太陽は頭上にあり、帽子をかぶって冷却ジェルパックを薄いスカーフで包んで首に巻いても、5分も歩くとクラクラしてきた。
入り口のそばにキキョウが咲いていたが、ピークを過ぎて色褪せていた。
係員に尋ねると、葛は園外のフェンス沿いにあるということで引き返して探した。
ツルが上に伸びて、花は高い位置の葉影にいくつかあったが、これもまた萎れかけている。
それでも撮っておこうと、無理な姿勢で仰ぎ見ながらシャッターを押していたらめまいがしてきた。
園に戻ってもじっくり見て回る元気がない。
野草園は森の中だが、木陰でも暑さにさほど変わりはなかった。
おまけにスマホが猛烈に熱くなってきた。
これがTVで言っていた「スマホ熱中症」だと思い、うなじの冷却ジェルで挟んでみたが、それもすでに生温くなっている。
熱伝導率が高い銅製の10円玉が放熱してくれると言っていたが、処置するより使用をやめよう。
すでにストック済みのオミナエシと、他のいくつかを撮って早々に引き上げた。
帰路の余力を残しておかなくては…。
「命にかかわる危険な暑さ」は決して大げさではない。
     
      
今日のベンチにはトンボがいた。オニヤンマか?

散歩点描 12 シャッターチャンスはいつ? 

2020年08月23日 | さんぽ

今朝は曇りでいくらかしのぎやすかったので、今のうちにと朝の散歩に行った。
全方位一巡した感じなので、植物園方面にした。

ひっつき虫の「オナモミ」が付着するのを期待し、草っぱらを横切ってみたが成果ゼロだった。
またもやベンチに忘れ物?
一瞬栗を模したチョコクッキーに見えたが、栃の実だった。
ギターの練習をする若者二人。未来の「ゆず」かも。
ドッグランも再開されていた。
     
コーチのもとサッカーをする子どもたち。
すぐ隣では保護者に見守られてラグビー。
W杯以来同等の人気スポーツになっているのかもしれない。
バスケットをする少女も。
人物を撮るのはいつも気が引け、どれも遠くから遠慮がちに、不鮮明を良しとしている。

植物園の正門近くまで行ったので、結局9時半の開園を待って入園した。
実は「秋の七草」の画像を揃えようと考えている。
過去に撮ったものが何種かあるが、七種とも今年のものにしたい。
しかしながら花の時期はあっという間で、実際キキョウ(桔梗)は7月に見つけてすでに撮っている。
今日も数本見たが、すでに萎れかけていた。
園内のハギ(萩)園に行くと、まだ花がまばらでフォトジェニックではなかった。機を見て出直そう。
近くににオミナエシ(女郎花)があり、これは今日が撮り時でラッキーだった。
オバナ(尾花=ススキ)はまだ若く、そこら中にあるので安心している。
問題はクズ(葛)、ナデシコ(撫子)、フジバカマ(藤袴)である。
所在地がわからなければ撮影するタイミングの図りようがない。
加えて撫子はすぐにわかるが、葛と藤袴は自信がない。
検索画像をしっかり覚えて探索しよう。
さて、コンプリートできるか?
ハスの花は、7月に行った時は蕾が多く、今日はもう盛りを過ぎていた。
7月4日にアップした画像の背景の木立が気になり、今日はしゃがんで思いきりアオリ気味に撮ってみた。
が、鈍色の空をバックになんだか天上の花みたいになった。

今日の歩数は8,311歩。なかなか1万歩には届かない。

散歩点描 11 危険な暑さ

2020年08月18日 | さんぽ

お盆は過ぎたが連日酷暑で、昨日は浜松市で一昨年熊谷市で記録した歴代最高気温タイの41.1°Cだった。
日課の散歩もままならない。
早朝でも熱中症対策の重装備で行かなくてはならない。

 
6月に水田だった田圃は、飽水になり順調に伸びている。

近所の「野草園」は園内に清流があり、「ほたる園」も兼ねている。
しかしここ数年、幼虫の生育不良という理由でホタル観賞会が実施されていない。
息子が子どもの頃、近所の友達母子4~5組で出掛けたことがあった。
なんとか復活して欲しい。
民家の駐車場に三匹の猫がいた。
そっくりの毛色で、親子か兄弟か。
しゃがんで手を差し出すと、一匹がゆっくり近づいてきてくれた。
折しも先日は息子の飼い猫チョコの誕生日(5歳)で、画像が送られてきた。
コラージュはいいけど、サングラスはいらない。
かわいい表情が見たい!

散歩点描 10 実りに向けて

2020年07月20日 | さんぽ

朝の散歩に行ってきた。
見慣れた景色に少々飽きてはいるが、短い期間でも畑の作物は刻々と変化している。

 
ぶどうの房に袋がかけられていた。

 
栗の花はとっくに散って、いがぐりが鈴なり。


ブルーベリー   キウイ      ゴーヤ

画像がグリーンばかりなので、畑の隅に咲いていた百日草を俯瞰で。

散歩点描 9 猫に会う

2020年07月11日 | さんぽ

散歩がてら、手作りエコバッグを届けに友人宅に行った。
折りしも実家からたくさんのジャガイモとたまねぎが送られてきたのでそのお裾分けも持参する。

庭に2匹の猫がいた。
いつもはサッと逃げるのに、今回はカメラに収まるまでじっとしてくれた。
少し心を許してくれるようになったか…。
この2匹は野良の母娘である。

友達のKさんは以前から自宅に猫を一匹飼っている。
数年前チャトラの母猫と黒の仔猫が近所に出没するようになり、餌をやるようになり、家で飼うことにして捕まえようとすると逃げられ、仕方なくせめて不妊手術をしてあげようと苦労して二匹を捕獲、自腹(市から助成金も出る)でやってあげた。
その後は彼女の家の庭をベースにするようになったが、家に入れようとしても頑なに拒否し、現在は半分飼い猫、半分野良の状態である。
庭の隅には発泡スチロール製の寝床やトイレを設置している。

そんないきさつを聞いていた二匹の耳先はV字型にカットされている。
不妊治療をしている証明として、保健所に連れて行かれることはない。
「耳の先をカット?」とちょっと驚いたが、不妊手術の全身麻酔のときに同時に行っているので、痛みはなく出血もほとんどなくベストの処置だそうである。
耳の形がさくらの花びらに似ているので、こうした処置を経た猫たちは「さくらねこ」と呼ばれているらしい。

ネコの柄のエコバッグを喜んでもらえ、庭先での立ち話で辞去し、もう一人の友人宅へ。
そちらは不在で、玄関先にピンクのエコバッグと野菜を置いてきた。
帰宅した頃、「エコバッグがとても気に入った」というお礼の電話があった。
いずこも同じ、彼女も散歩に行っていたという。

途中の教会にも、十字架の窓の下に猫がいた。