

7月11日(金)・12日(土)の両日、六本木朝日神社で日之影町産のほおずき市が開催され、12日に手伝いに行ってきた。
日之影のほおずきは大きくて訪れるお客さんの誰もが驚かれるが、特に今年は出来がいいという生産者の言葉通り見事だった。



今回は開催10周年で地元の大人(おおひと)神楽の奉納も行われた。
朝日神社で舞った後、会場の六本木中学校までの一車線を舞いながら向かった。
東京でもとりわけ繁華な六本木の通りを舞い入れするのはそうそうないこと、貴重なものを見させていただいた。

画像は「うずめの命」。舞っているのは数十年ぶりに会った従兄弟である。

これまで作品の海苔巻きを3個いただき、2つは食べ、1つは冷凍庫に残している。
長い1本が同じ絵というのもあるが、いただいたのは厚さ3センチほどの両面が「武士」と「レゲエのお兄さん」になっていた。
撮影後もったいないと思いながら食べたら、これが美味しかった。
紅い部分はほんのり梅味、黄色い部分はカレー味だった。





以前、TV番組の「世界ふしぎ発見」でノルウェーを特集した時、ムンクの「叫び」似顔絵入賞者で出演していた。
その授賞式にノルウェーに行ったお土産として、夫が「叫び」のピンバッジをいただいていたが、それもとてもお洒落だった。
ブログUPで撮影したいので夫に貸して欲しいと頼むと、「事務所の引き出しにあると思う。」と云ったが持って帰らない。
二度催促してやめた。どうも紛失したようだ。
「なくしてはいない。見つからないだけだよ。」と云う。
「 Smiling Sushi Roll 」 (株)リトルモア発行 ¥1,400+税

先日、前から欲しかったタブレットを買った。
仕事をしていない専業主婦で、加えて最近は元来の出不精に度が増した日々、そんな者には必要ない贅沢な玩具だと思っていたが、やっぱり欲しくて買ってしまった。
スマホとのペアにしたくてi Pad miniにした。デザイン的な好みだけでなく、Wi-Fiルータ機能やら同期・バックアップ・共有などが便利なので(アハハ…完全理解しないまま書いている)。
スマホ同様、この初期設定も自分でやった。
まだ機能の十分の一も使いこなせていないが、今更ながらこの薄い小さなタブレットに搭載された能力に感心する。
我が家で初めてパソコンを使ったのは20年ほど前だったろうか。
テレビデオほどに分厚かったディスプレーは人にあげ、キーボードは不燃ゴミに出し、HDDだけが処分し損ねて未だ押し入れの場所ふさぎになっている。
今は自治体も粗大ゴミで引き取ってくれず、メーカーに問い合わせてくれと言う。
サイズを測ってみたら37×47×15cm、ヘルスメーターに載せてみたら11.2kgあった。

姑は若い頃からおしゃれが大好きで、米寿を過ぎた今もその気持ちは衰えていない。
一昨年剥離骨折で入院したが、退院に付き添った時衣類の荷物の多さに驚いた。
入院中は起床後私服に着替えたらしく(病状や部位にもよるのだろうが)、セーターやブラウスを詰め込んだ大きな手提げ袋が3個もあった。
「あれを持ってきて、あれも着たいから持ってきてと頼まれて、こんなに増えたのよ。」
近在でケアをしてくれた叔母がそう言った。
「3~4パターンを着回しすればいいのにねぇ。退院日が決まって少しずつ持って帰ろうとしたら、『どれを着たくなるかわからないから全部置いておいて』と言われて…。」
「女優さんの海外ロケみたいですね。」私も思わず言ってしまった。
姑は「いくつになっても身だしなみは大事よ。こんな時こそちゃんとしてなきゃ。」と言った。
もっともである。すでに無頓着になりつつある自分を省みて、見習わなくてはと思った。
が、その骨折以来脚力が弱くなって外出する機会もめっきり減り「洋服もそんなにいらないわね」と叔母たちに少しずつ譲っている。
昨秋帰省した時、私が室内で羽織っていたカ-ディガンを見て「それいいわねぇ。色もデザインも。私そんなのが欲しいけどなかなかないのよね。」と言われた。
そばにいた夫が「気に入ってるならあげたら?」と言った。
アニエスbのもので元は悪くないが、バザーで500円で買った古着である。色褪せくたびれていて、気に入って買った自分も室内専用にしている。
「誰が着ていたかわからない古着で、お母さんには失礼じゃない?」
「本人が気に入ってるからいいんじゃない。」
「それじゃあ帰京したらクリーニングして送りましょうか。」
「本当?うれしい。ありがとう。」
こんなもので喜んで貰って恐縮してしまう。
そして「じゃあ、あなたが前から欲しがっていたあのコート、持って帰っていいわよ。」と言われた。
これまで私も「これはあなたに似合うと思うからあげるわ。」と洋服ダンスを物色しながら何点かいただいている。
それらは正直なところ好みとは微妙にずれるが、着れなくはなく、また数年後に着るかもしれないと思い、ご好意なのでいただいていた。
そんな時、ずっと前から1着だけ目を惹いていたコートがあった。
いつだったか思い切って「これをお下がりであげてもいい時になったら、是非私にお願いします。」と言っておいた。
そして帰省のたびに姑が忘れないようにうっかり叔母たちに譲らないようにそのコートを褒めていた。
それを姑は忘れないでいたのだ。そしてもう持って帰っていいというのだ。
「そのカーディガンと交換しましょう。」
交換というには落差がありすぎるが、遠慮している時ではない
「ありがとうございます!いただいて帰ります!」
ダウンが主流の今、このようなクラシカルなウールのコートがかえって新鮮でエレガントに見える。
古いシネマでジャンヌ・モローやアン・バンクロフトあたりが、こんな感じのコートを着ていたような…。
でも考えてみれば、ファッションチェックして憧れていた年上の女優とはいえ、スクリーンの中の役どころはとっくに追い越しているんだなぁ…