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言の葉

2008.11.28 開設
2022.07.01 移設
sonnet wrote.

スポーツの秋

2023年10月16日 | スポーツ観戦
あの夏の猛暑が嘘のような肌寒さである。
9月は記事投稿しないまま、そしてもう10月半ばになってしまった。
 
その間、各スポーツが大いに盛り上がった。
野球では、阪神がアレを達成してリーグ優勝。パリーグはオリックス。
メジャーリーグでは、大谷選手がホームラン王に!
肘の故障が気になったが、手術を終えて良好とのこと。
男子バスケのW杯で、日本代表はアジア1位でパリオリンピックの出場を決めた。
W杯バレー男子も、16年ぶりにオリンピック出場権を獲得した。
ラグビーW杯は、決勝トーナメントに進出できなかったが健闘した。
 
昨日はパリオリンピック出場権を決める男女マラソンがあった。
秋晴れの好天ならよかったのに、冷たい雨が降っていた。

井上、スーパーバンタム級初戦

2023年07月25日 | スポーツ観戦
昨年12月13日、WBO世界バンタム級王者バトラーと対戦してKO勝ちを収めた井上尚弥選手は、WBO、WBA、WBC、IBFの4団体統一王者になり、試合後のインタビューで、スーパーバンタム級に階級を上げることを宣言していた。
そして今年1月に、保持していた世界バンタム級王座を返上し、正式にスーパーバンタム級転向を発表。
3月に、5月7日に現WBC・WBO世界スーパーバンタム級統一王者のスティーブン・フルトン(米)とのタイトルマッチを行うことを発表したが、井上選手が練習中に拳を痛めて延期されていた。
 
今日7月25日、井上vsフルトン戦を含めて全9試合が開催される。
アンダーカードの試合経過によって開始時間が前後するが、前回は午後9時頃だったと思う。今回もまた動画配信サービス(泣)。
dTV改めLeminoでの独占配信である
 
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7月26日追記
 
8ラウンド1分14秒にTKOで勝利し、世界ベルト2本を獲得した。
やっぱり井上選手凄い!

とにかく暑い!

2023年07月19日 | スポーツ観戦
連日猛暑が続いている。
年々夏の気温は上昇し、逆に自身の体力は年々下降し、暑さが身に堪えるようになった。
不要の外出を避け、自宅で過ごすようにしているが、さりとてミシンで何か作ろうという気にもなれない。
 
Amazonプライムで「憧れを超えた侍たち」を見た(実は2回め)。
WBCの本大会だけでなく、2021年12月の栗山監督就任記者会見から、代表選手30人の選考会議、アメリカ視察、宮崎合宿、強化試合なども盛り込んだ130分のドキュメンタリーである。
全試合を繰り返し見て、スポーツニュースもことごとく見て、名シーンは見尽くした感があったが、移動バスの中やベンチ、ロッカーでの様子など、チーム専属カメラならではの貴重な映像が数多くあり、感動を新たにした。
 
 
準決勝メキシコ戦、佐々木朗希投手は3ランを打たれ0−3となり、4回でマウンドを下りた。
ベンチの奥でグラブを床に叩きつけ、独りしゃがみこんでいた。その目は真っ赤だった。
カメラは非情にもそんなシーンも捉えている。
7回ウラ、吉田が3ランを打って3−3の同点に。
ベンチで抱き合う佐々木と吉田のシーンだけ拝借
 
WBC以降、地上波での野球中継が少し増えた気がする。
どこか1チームに肩入れして応援すると観戦の楽しみが増すのだろうが、別球団の選手の活躍にも拍手、応援したくなる。
昔見ていた頃は、野村監督率いるヤクルトが面白かったが、東京音頭に乗って傘を振るまでではなかった。
今は何と言ってもメジャーリーグ大谷選手の活躍にワクワクしている。
昨日18日、35号ホームランを打ち、今日は3塁打を打っている。
国内では佐々木朗希選手が最も気になる。
今夕、オールスター第1戦が行われる。
昨日両チームの先発投手が発表され、全セは村上頌樹投手(阪神)、全パは佐々木朗希投手(ロッテ)とのこと。楽しみである。

余韻冷めやらず

2023年03月26日 | スポーツ観戦
WBC優勝から4日たっても、未だ余韻に浸っている。
各番組がこの話題を取り上げ、同じシーンを流しているが、何度でも見られる。
何度見てもグッとくる。
解説者によって視点が異なると、改めて見直して「なるほど」と思ったりする。
 
少し冷静に戻ってブログの観戦記を読み直すと、劇的展開と興奮が全然伝え切れていない。
映像にかなうべくもないが、プロはどういった表現をするのだろう?
 
本棚から故山際淳司氏の著書「スローカーブをもう一球」を取り出してみる。
プロ野球、甲子園野球、ボクシング、オリンピック等を扱ったスポーツ・ノンフィクションの短編集である。
雑誌Numberの創刊号に掲載された氏のデビュー作「江夏の21球」も収録されている。
1979年の日本シリーズ第7戦(広島カープ vs. 近鉄バファローズ)、9回裏に江夏豊投手(カープ)が投げた全21球に焦点を当てた作品で、若い頃息を詰めて読んだ記憶がある。
 
もう一度読んでみたくなった。
かなうべくもないが。

WBC2023 決勝 vs.アメリカ

2023年03月22日 | スポーツ観戦
日本 vs.アメリカの決勝戦。何としても王座奪還を!
試合前のセレモニーはこれまでと違う演出で、選手入場では大谷とトラウト(エンゼルスのチームメイト)が両国の先頭で国旗を担いでいた。
 
先発ピッチャーは今永。
2回表、ターナーのソロホームランでアメリカ先取点。
しかしそのウラ、昨日の逆転サヨナラで覚醒した村上が初球ホームラン! 
その後1アウト満塁にしてアメリカの先発ピッチャー早くも交代に。
ヌートバーの内野ゴロの間に3塁の岡本が戻り2−1の逆転とする。
3回から戸郷がマウンドに上がり、ホームランを打ったターナーを三振に仕留めるなどの好投、3、4回を無失点に抑えた。
4回ウラ、先頭打者の岡本がホームラン! 3−1にリード。
「最高です!」 
 
5回表終了後、ブルペンに向かうダルビッシュの姿が。
こういうシーンにシビれるんだなぁ・・・
野球というチームプレーの中にありながら、孤高の戦士の背中・・・
 
5回高橋、6回伊藤、7回大勢につないだ投手陣はいずれも無失点で切り抜ける。
高橋宏斗選手は20歳。米法律の飲酒は21歳からで、試合後のシャンパンファイトに加われなかったとのこと)
8回表ダルビッシュ登場。
そして大谷は、内野ゴロで1塁に全力疾走した直後にブルペンへ。
2度ほどベンチとブルペンを往復している。二刀流ならでは。
交差する2ショット。
こういうシーンにシビれるんだなぁ・・・
1アウト後、ダルビッシュがソロホームランを打たれ、3−2の1点差になった。
 
9回表、1点差を守るべく大谷がマウンドへ。
It's  Sho  Time !
そして  The show must go on.  である。
侍ジャパン公認サポートキャプテン中居さんのコメントは、
「泥だらけ(ユニフォーム)のリリーフピッチャー。泥だらけのストッパー。」
 
先頭打者をフォアボールで歩かせる。
しかし次の打者で併殺する。
何というお膳立てだろう。こんなドラマチックな演出になろうとは!
「あと1人」はエンゼルスのチームメイト、アメリカ代表のキャプテンとして国旗を担いで入場したトラウトとの対決である。
僅か1点リードの3−2。
2アウトでフルカウントに。
6球目、空振り三振!!
大谷はグラブを放り投げ、キャップを投げ捨て、勝利の雄叫びを上げた。
 
そして、花巻東高野球部時代の「人生設計シート」に書き込んだ27歳の欄「WBC MVP」を28歳で達成した。
侍ジャパン優勝!  世界一に!
14年ぶりの王座奪還である。
日本中が歓喜と興奮に沸き立ち、余韻冷めやらず。