手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

久しぶりに母との昼食を一緒に外食

2010-11-22 21:54:13 | 想い出
昨日の秋晴れが嘘のように、今日は、小雨がシトシト。午前11時頃、90歳の母が2階にいる私のところに来て、医者に行きたいから車で連れていってほしい、とのこと。
最近、脚部の皮膚が炎症を再発して、痒くて仕方ない、という。で、2年ほど前にかかって治療してもらったことのある、その医者に行きたい、という。
母を車に乗せて、15分くらい走らせたところにある、その皮膚科の専門医院に行った。午後0時過ぎに治療が終わり、軟膏の薬をもらって我が家に向かおう、としたら、母が途中のレストランで昼食を一緒に食べよう、という。それで、最寄にあったレストランの「夢庵」という店に入った。この店は、私も母も、今は亡き父と一緒に来て以来、今日がはじめてである。アメリカで発生した同時多発テロの数日後に、87歳でこの世を去った父は、元気だった頃、私と母を伴って、この「夢庵」に来店したことがある。その当時、コーヒーが飲み放題っていうサービスがあった。それで、父は、ニコニコしながら、お店のコーヒースタンドのところに何度も足を運んでは、何杯もお代わりをしていたものだが、その光景を母も私も今さらながら、思い出したものだった。今や、急に、すごく優しかった父のことが思い出される。真夜中に、家族の誰にも気づかれないまま、亡くなった父が、今さらながら不憫でならない。その朝、父の両まぶたのあたりに、うっすらと涙のようなものがたまっていたことを今もはっきりと、思い出すことができる。
ところで、最近は、私が母と一緒に外食をすることは、めったに無い。というのも、私の二番目の弟または、三番目の弟のどちらかが、母を食堂やらレストランに招待してくれているからである。


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