大阪・万博については、それに投じる予算が当初の見積もりより約2倍にもなることが分かって、その上、工事の進捗状況が大幅に遅れているのが現状だ。そこで、かねてから万博の中止や規模の縮小を求める意見が多くの識者から出されているのが現状だ。投じる費用の中でも、350億円もかけて建設する木造大屋根「リンク」は、予算を大幅に増やしてまで建設する必要があるのか大いに疑問だ。去る12月2日に会場予定地を視察した西村経済産業大臣は、「万博の象徴となるようなリングの建設を勧めてほしい」と話したそうだが、国民の血税を使うことの意識が全く感じられない!関西万博というプロジェクトを当初予算より遥かに上回っても、しゃにむに、我々の税金をつぎ込む、という岸田政権の姿勢は我々国民には受け入れられず、だからこそ、同政権の支持率が20パーセント台に落ち込んでいるのも当然の結果なのだ。一般の民間人の感覚からすれば、プロジェクトの費用が当初の予算を上回るようなら、プロジェクトの中身を縮小するか、またはプロジョクトそのものを廃止するかのどちらかだ。
さて、そんな中、最近アラブ首長国連邦を訪問した岸田首相は、エジプトのシシ大統領と会談し、ガザ情勢で悪化している財政支援として338億円を拠出すると表明したが、この額って、例の木造大屋根「リンク」の建設が無ければ、もっと増額できたはずで、税金の有効利用にもつながったはずだ。
さて、そんな中、最近アラブ首長国連邦を訪問した岸田首相は、エジプトのシシ大統領と会談し、ガザ情勢で悪化している財政支援として338億円を拠出すると表明したが、この額って、例の木造大屋根「リンク」の建設が無ければ、もっと増額できたはずで、税金の有効利用にもつながったはずだ。