手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

久しぶりにお誘いの電話をしたら、友人がなんと突然の入院

2008-06-12 18:06:28 | Weblog
先日、テレビ番組で鎌倉近辺で紫陽花が見ごろを迎えていること、それに、美味しいお蕎麦やさんも紹介されていたので、友達を誘って近日中に是非行ってみたくなった。定年退職している多くの友達の中から、鎌倉散策に興味を持っていそうな友達を選んで電話してみたら、返事があまり乗り気でないようだった。
そこで、最近ご無沙汰しているが、30年以上も前に、一緒に研究の仕事に取り組んだことがあり、その後もしばしば、お会いしている私より少し年配で、私と同じ技術士でもあるIさんをお誘いすることにした。早速お宅に電話したら、本人は外出中だったので、奥様に伺ったら、本人は脚の具合が悪い、という。これを聞いて、Iさんをお誘いするのは無理、と思った。でも翌々日に、Iさんの容態をご本人からじかに伺うべく、再度お電話したら、奥様が、Iさんは急に入院して手術をすることになった、という。私はビックリ、お見舞いに伺いたい旨もお話したら、奥様は、本人は痩せているし、誰とも会いたくないようだ、とのこと。もともとIさんは身体が大柄でガッチリした方で、非常にタフな方である。なので、退院時期の見通しも分からない、という奥様の話を伺って心配になった。
Iさんは、私が公務員として、現在は国立新美術館になっている場所にあった研究所に勤務していた昭和40年頃の当時、M電気から数年間に亘って派遣されてきて、私が取り組んでいた微弱電波を増幅する装置の実用化を担当してくださった方だ。それに、この装置を、鹿児島県の内之浦にあるロケット発射場に持ち込んで、そこの直径18メートルのパラボラ・アンテナに取り付け、私と一緒に徹夜で、恒星からの電波受信に協力していただいた方で、Iさんとの想い出はいっぱいある。そのIさんは、M電気を退職後、R研究所を立ち上げて、精力的に研究開発のお仕事をされてきていて、私など足元にも及ばぬ野心家である。
今は、一刻も早くIさんの退院、回復を祈るばかりである。
こんなわけで、紫陽花見物などの鎌倉散策は、またも単独行になりそうだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昔の流行歌、聴いていると当時にタイムスリップさせてくれる

2008-06-12 16:20:50 | 家族
今日は、食事の後、家を出発するまでの少しの間、横になって、それと、電車に乗ってるい時に、携帯音楽プレーヤーで、昔の流行歌を聴いた。あおい輝彦さんの「あなただけを」とか、浅田美代子さんの「赤い風船」、それに男女カップルのチェリッシュが歌う「てんとう虫のサンバ」などだ。これらは、その歌がヒットしていた頃に私を引き戻してくれて実に懐かしく、当時を思い起こさせてくれる。聞いているときは、何もかも忘れてしまう。
現在でも結婚式のときに多く聞かれる「てんとう虫のサンバ」。チェリッシュが唄っている、この歌を聴いているとリズミカルで実に楽しい。なんだか童話の絵本を眺めているような錯覚に陥ってしまう。それに、チェリッシュの女性歌手のえっちゃんの歯切れのいい歌声にも魅了される。
「赤い風船」は昔、船越英二さんや森光子さん、堺正章さんたちが"時間ですよ"のTV番組で共演していた当時、浅田美代子さんも出演していて、番組の中で歌っていたのを想い出す。少女時代のみずみずしい歌声が実に可愛らしい。
あおい輝彦さんの「あなただけを」の歌が盛んにテレビから流れていた当時は、私の一家4人が川崎市の虹ヶ丘団地に住んでいた頃だった。当時はまだ、幼稚園に入園する前だった娘と、それに私も、テンポのいいこの歌が大好きで、二人で声を合わせて、よく口ずさんだものだった。もちろんドーナツ盤レコードも買ってきて、歌のメロディの調子に合わせて、私は娘と手をとりあって、ルンバを踊ったことも数え切れないくらいある。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大事件と大地震とは共通?-秋葉原の事件、今の日本では起こるべくして起こったのかも

2008-06-12 10:11:45 | 社会
ほんとうは、もう、悲惨なこの事件については書きたくないところだが、連日のマスコミ報道を見るにつけ、どうしても頭の中を離れない。昨日は、亡くなった被害者の21歳の東京芸大の女性の通夜が行われたようだが、出席した恩師が「私の人生あげたいですよ!」と涙ながらに語っていたが、この気持、私には十二分に分かる。胸が張り裂ける思いだ。
かくも凄惨な犯行をやってのけた犯人は絶対に許せないが、一方で、犯人の両親が報道陣に謝罪していた写真も目にしたが、母親が土下座して詫びているのが写っていて、あまりにも哀れだ。両親や親族の方々の気持を察する時、さぞいたたまれない気持であろう。両親は、我が子を殺人者にするために育てあげてきたわけでは決してないはずである。生まれたばかりの赤ちゃんは、どの子も例外なく可愛くて、善良そのものであり、大きくなって必ず犯人になる、という宿命を持っているはずはないのだ。
この事件では、犯人は事件を起こす前に、携帯電話に、犯行を予告する文章や、フリーターの自分が置かれた勤務先での不満などの書き込みが、行われていたことが、後になってわかった。
両親から、可愛い可愛い、と育てられてきた子供が、何故犯罪を犯すにいたったのかに関して、この際、日本の社会は、十分検証しておくことが重要だ、と思う。「心」を最重要視しなければいけない、とわかっていながら、未だに人間教育・道徳教育に本腰を入れない文部科学省、ネジレ国会で衆議院と参議院との議論が噛み合わず議事が進まない現状、社会保険庁のずさんな保険管理問題、競争社会の中で多くの企業が採用している(いつでも解雇可能な)フリーターの激増、その一方で、相変わらず横行しているお役人の天下り、居酒屋タクシーに見られるお役人たちの税金の遣い込み・・などなど、現在の日本社会には、国民がうんざりする不平・不満で満ち満ちている。
犯人が携帯電話に書いた文章からは、こういったような不平・不満がびっしり溜まっている日本社会の"歪み"がもたらしたのではないか、とも読み取れる。地中深くたまった歪みが、ある限度を超えると、地震が必ず起こるのは、物理学の教える自然現象である。まさに今回の大事件は、不平・不満という歪みが限度を超えた結果として起こった日本社会を揺さ振る大地震なのではないか、と思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする