手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

秋葉原の無差別殺人事件、背筋も凍りつく!

2008-06-09 16:26:37 | 社会
昨日の日曜日、私は我が家で家内と共に、何気なくつけたテレビで、鎌倉を訪ね歩く旅番組をおもしろ、可笑しく観て楽しんでいた。ところが、番組途中に画面の端に、"秋葉原で傷害事件発生、5人が心肺停止"といったようなテロップが何度となく流されていた。事件が発生してまもない状況らしく、これ以上の詳しい状況はわからないながら、私は、ものすごい事件が発生したな、と、心が痛んだ。
同日、夜になり、この事件で、死者が7人、それに10人ぐらいの人々が負傷したことを知り、事件のすさまじさを思い知った。犯人は25歳の男で、レンタカーのトラックで、歩行者天国の道路にあえて突っ込んで、次々と人々を轢いたそうだ。その上、トラックから降りた犯人が倒れた負傷者に馬乗りになって、ナイフで突き刺していた、と云い、更に、負傷者を介抱する警察官にも切りつけた、という。逮捕された犯人は、「相手は誰でもよかった」と、無差別殺人を明言したそうだが、それにしても実にひどい事件で、背筋が凍る。
死亡した人の中には、19歳の男子学生とか、フルートが得意だという21歳の東京芸大に通う女子学生などもいて、実に可哀想。これから、やりたいことが無限にあるであろう彼らのことを思うとき、実にやり切れない。さぞ、無念であろう。そしてまた、これら死亡した人たちの家族や知人などのことを思うとき、その悲しみや怒りは、いかばかりかは、察するに余りある。想像を絶するものがある。
そう言えば、つい最近も、「相手は誰でもよかった」という無差別殺人が発生していて、非常に恐ろしい世の中になったものだ、と言わざるを得ない。どうして、こんな大それた犯行ができるのか、私には全く理解できない。あの犯人はほんとに人間なのか、って、疑いたい気持ちになる。
今後は、再びこのような犯罪が絶対起こらないようにすることが重要である。その為には、こういうような恐ろしい犯行を平気で正気で行わせるにいたったものは、何なのかを、徹底的に追求・検証することが大切だ。犯人の育った家庭環境のせいにするのだけでは全くの片手落ちだ。人間教育をつかさどる政府機関の文部科学省をはじめ各省庁などは、政府、諸官庁の役人などによる、汚職や乱れた行動を反省して、襟をただして、今後どんな政策/対策を打ち出すべきかを早急に取り組むべきである。
例外なく言えることは、この種の事件は、命の大切さの認識が欠如していることが根本原因になっている、と思う。
なお、大量無差別殺人事件があった昨日6月8日は、なんと、7年前に関西の池田小学校に男が侵入して小学生8人を刺殺した無差別殺人事件と、くしくも同じ日だったそうだ。偶然とはいえ、何かしら妙な因縁みたいな感じがしてならない。
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