手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

またも起こった小学校の危険天窓からの転落事故-文部科学省の責任重大!!

2008-06-19 10:25:09 | 社会
昨日(6月18日)午前9時25分ごろ、東京都杉並区の区立杉並第10小学校の屋上で授業中、同小6年生の児童(12)が天窓に乗ったところ、割れて約12メートル下の1階に転落して死亡した、という。実に痛ましい!。報道によれば、過去にもこの種の事故は何件もあったそうで、私はこの繰り返された事故のニュースには、大いに憤りを覚え、腹が立つ。
同日夕、同小学校で開かれた緊急保護者会では、保護者が「学校何してた?! このままでは不安で学校に通わせられない」と怒るのも当然だ!
ところで、これまでにもこの種の児童・生徒の転落事故は、直近の10年間で少なくとも6件も起こっていたそうだ。それにも拘わらず、昨日また事故が起きたのは、同種の事故の再発防止に向けた取組がなされていなかったのが原因である、と思わざるを得ない。と、いうのも、公立の小中学校の場合、施設で事故が発生しても学校の管理責任は市区町村教委にあるため、国に報告する義務はなく、文部科学省もこれらの情報を把握していなかったそうだし、都教育委員会でも「事故が多発しているとの認識はなかった」(指導部)といった甘い見方をしている。文部科学省施設企画課も「天窓は子供が上にのることを想定していないが、子供が利用する場所にある場合は周りに柵を設けるべきだった」と言っているようだ。
事故の再発防止のためには、従来のような、
-公立の小中学校の場合、施設で事故が発生しても学校の管理責任は市区町村教委にあるため、国に報告する義務はなく、文部科学省もこれらの情報を把握していない-
と、いったシステムを改めて、再発防止に向け文部科学省が事故情報把握や防止対策の一元管理システムを採ることが是非必要である。今回またも繰り返されたこの種の事故は、従来システムをそのままに存続させてきた義務教育の監督官庁である文部科学省の責任である、と言っても過言ではあるまい。
私は、今回起こった事故のニュースを知って、絶対にこのような事故が起こらないよう、早速、孫たちや彼らの親たちにも念を押して知らせたい気持ちになった。


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