月村了衛著『機龍警察 自爆条項上・下』ハヤカワ文庫2012.8.10 第一刷
おススメ度:★★★★★
「機龍警察」第一作目で登場した2足歩行ロボットの搭乗員3名のうちのライザ・ラードナーを取り出し、彼女の過去を遡行すると共に、今日本を襲う未曽有のテロ事案を相互に描いていく上下巻の作品。
ライザの普段のただづまいを見て、これは尋常の過去などではなくとてつもない過酷な過去を背負った女性であると想像される。ライザは元IRFのテロリストであった。
彼女の身に何が起き、そしてどのようにテロリストになったのかは我々の想像を遥かに超える。
テロリストとなった経緯及びプロフェッショナルと成る過程、そしてその後のテロ活動及び軍事組織内の処刑人としての彼女。更にある事情で組織からの離反に至るまでを描くだけで優に別作品が出来上がるくらい物語性に富んでいる。
英国での過去、日本で進行する現在と未来のプロットを絶妙に織りなす本作品は単なるロボットSF小説を超絶している。もはや一流の冒険小説、戦争小説とも言える作品である。
この作者の底知れぬ実力が垣間見られる傑作がここに誕生したと言えるだろう。
次回作「機龍警察 暗黒市場」もまた本作に勝るとも劣らない作品であるようなので大いに楽しみだ。
おススメ度:★★★★★
「機龍警察」第一作目で登場した2足歩行ロボットの搭乗員3名のうちのライザ・ラードナーを取り出し、彼女の過去を遡行すると共に、今日本を襲う未曽有のテロ事案を相互に描いていく上下巻の作品。
ライザの普段のただづまいを見て、これは尋常の過去などではなくとてつもない過酷な過去を背負った女性であると想像される。ライザは元IRFのテロリストであった。
彼女の身に何が起き、そしてどのようにテロリストになったのかは我々の想像を遥かに超える。
テロリストとなった経緯及びプロフェッショナルと成る過程、そしてその後のテロ活動及び軍事組織内の処刑人としての彼女。更にある事情で組織からの離反に至るまでを描くだけで優に別作品が出来上がるくらい物語性に富んでいる。
英国での過去、日本で進行する現在と未来のプロットを絶妙に織りなす本作品は単なるロボットSF小説を超絶している。もはや一流の冒険小説、戦争小説とも言える作品である。
この作者の底知れぬ実力が垣間見られる傑作がここに誕生したと言えるだろう。
次回作「機龍警察 暗黒市場」もまた本作に勝るとも劣らない作品であるようなので大いに楽しみだ。
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